真夜中乙女戦争
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爆発する東京の夜景に戦慄!『真夜中乙女戦争』予告編

著書累計部数55万部を超える作家Fの処女小説の映画化『真夜中乙女戦争』が、来年22年1月21日に公開される。このたび、本予告映像、主題歌、本ポスタービジュアルが公開された。

公開された本予告映像では、密かに恋心を抱く“先輩”に「明日、東京が爆破されます」と衝撃的な内容を語りかける “私”(永瀬廉)の声から始まる。

その後、場面は巻き戻り、冒頭、大学に入学し退屈な日々を送る“私”の様子と、「かくれんぼ同好会」 で“先輩”(池田エライザ)に出会う様子が描かれる。

しかし、謎の男“黒服”(柄本佑)が“私“に「なあ、お前はなんで生きてるんだ?」と問いかけると、これまでの雰囲気から一変。

”先輩“への片想い=「恋」と、“黒服“による「真夜中乙女戦争」と名付けられた東京破壊計画=「破壊」によって”私“が翻弄されていく様子が畳みかけるように映し出される。

最後には、爆発する東京の夜景という衝撃のシーンも描かれ、“私”と“先輩”を待ち受ける結末が気になる映像となっている。

主題歌は、ビリー・アイリッシュによる太くてエモーショナルな歌声と曲調の「Happier Than Ever」に決定。7月に発売されたニュー・アルバムの表題曲だ。

これには、キャストの永瀬、池田、柄本の3名も「まさかビリー・アイリッシュさんが主題歌を歌う映画に、自分たちが出演することになるとは思ってもいなかった」と驚きと興奮を語る。

池田が「歌詞が凄く良くて。好きな人に対して、あなたといない方が幸せなのって歌っている部分があって、それは映画の内容ともリンクしている」と発言すると、2人から「おー」と賛同の声が上がった。

ビリー本人からのコメント映像では、「主人公の”私”を演じる(永瀬)廉さんと皆さんがこの楽曲を楽しんでくれることを願っています」と、今回のオファーを喜ぶ様子をみせた。

また、冒頭に掲げたポスタービジュアルでは、燃え盛る東京の街並みと、傷を負いながらもまっすぐな眼差しをこちらに向ける “私”、ティザーと打って変わって虚ろげな表情で対照的に彩られた“先輩”と“黒服”の表情が印象的。

“私”の背後に映る、燃え盛る東京を前にした“先輩”の後ろ姿に終末感が漂う反面、「絶望は、光になる。」との希望を感じるキャッチコピーが、本作品のコントラスト感を印象づける。

永瀬廉、破壊衝動を内に秘めたダークな主人公に!

本作品で、主人公の無気力な大学生“私”を演じるのは、King & Prince の永瀬廉。

映画『弱虫ペダル』で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で、津波で母を失うも偉大な船乗りだった父と共に再生を遂げていく百音の幼馴染「りょうちん(及川亮)」役を好演して話題となった。

来年22年1月8日より放送のNHK土曜ドラマ『わげもん〜長崎通訳異聞〜』で主演を務める彼が、本作品では、鬱屈とした想いと破壊衝動を内に秘めたこれまでにないダークな役で新境地を見せる。

また、主人公が「かくれんぼ同好会」で出会った凛々しく聡明な“先輩”役には、池田エライザ。

『騙し絵の牙』 『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』のほか、NHKよるドラ『古見さんは、コミュ症です。』に出演するほか、「ELAIZA」名義でアーティストとしての音楽活動も見せている彼女が、本作品では、しなやかで美しくもミステリアスなヒロインを演じる。

また、一連の騒動を首謀する 謎の男“黒服”役には、柄本佑。

数多くのドラマや映画に出演し、日本アカデミー賞、毎日映画コンクールほか各種映画賞受賞歴を持ち、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』ではコミカルな浮気夫を演じた彼が、本作品では一転、圧倒的なカリスマ性を備えた重厚なヒール役に扮する。

脚本・監督・編集を務めるのは『チワワちゃん』『とんかつDJアゲ太郎』など話題作を手掛ける、二宮健。

『真夜中乙女戦争』は、来年22年1月21日に公開される。

真夜中乙女戦争

F「真夜中乙女戦争」(角川文庫刊)(C)F

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