松村北斗「聞いてほしい音、曲、声がある」 実写版『秒速5センチメートル』名場面と撮影の裏側

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(C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会

釜山国際映画祭で大反響、世界各国での配給も続々決

SixTONESの松村北斗が主演を務め、高畑充希がヒロイン役を演じる実写版『秒速5センチメートル』より、松村&高畑、奥山由之監督、新海誠のコメント入りスペシャルメイキングムービーを紹介する。

・松村北斗×高畑充希『秒速5センチ』実写版、釜山で大喝采! 涙と拍手の夜

本作は、『君の名は。』(16年)『天気の子』(19年)『すずめの戸締まり』(22年)など、記録的な大ヒット作を生み出してきた新海誠監督による劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(07年)の実写化。原作アニメの詩的な世界観は、センチメンタリズムが凝縮された“新海ワールド”の原点とも称され、公開から18年が経った今もなお、世界中で愛され続けている。

主人公・遠野貴樹役には初の単独主演映画となる松村北斗、ヒロイン・篠原明里役に高畑充希。また、上田悠斗、白山乃愛、青木柚、森七菜、宮﨑あおい、木竜麻生、吉岡秀隆といった豪華キャスト陣が出演し、作品世界を彩る。

メガホンをとるのは、「ポカリスエット」のコマーシャル映像や、米津玄師「感電」「KICK BACK」、星野源「創造」のミュージックビデオを監督し、映像監督・写真家として若くして国内外から高い評価を得ている奥山由之。

9月に開催された釜山国際映画祭では、オープンシネマ部門に出品され、上映後には約3800人の観客から大きな拍手と歓声が送られた。松村と奥山監督は固い握手と熱いハグをし、会場の観客に何度もお辞儀をして感謝の気持ちを伝えた。さらに世界からの注目と期待が高まる中、原作の人気が高い韓国・ベトナム・タイ・インドネシアでの海外配給が決定。今後も多くの国や地域での配給が予定されている。

今回紹介するのは、新海誠監督の原作アニメーション『秒速5センチメートル』と、奥山由之監督の実写映画『秒速5センチメートル』が交互に映し出されるところから始まるスペシャルメイキングムービーだ。その映像はまさに、原作アニメーションの世界観をそのままに、キャラクターたちがリアルに息づいているかのような実写映画になっている。

山崎まさよしの劇中歌「One more time, One more chance 〜劇場用実写映画『秒速5センチメートル』Remaster〜」に乗せて流れるメイキング映像では、岩舟駅で再会する幼少期の貴樹(上田)と明里(白山)の名シーンや、自然豊かな種子島での貴樹(青木)と花苗(森)の撮影の様子などがふんだんに公開される。

原作者の新海誠は「まさか、自分の原作で泣くなんて思わなかったんですよね。本当にこの人たちに形にしてもらえて、幸せな映画になったなと思いました」と、実写版への想いを述べている。

映像の後半には、米津玄師の主題歌「1991」に乗せて、社会人になった貴樹(松村)のオフィスや、明里(高畑)の電車でのシーン、さらに美鳥(宮﨑)と貴樹、美鳥と明里といった実写版オリジナルシーンのメイキングも解禁される。美しい自然をとらえた撮影の裏側や、豪華俳優陣の撮影の合間、役に向き合う姿や撮影成功の瞬間など、貴重な映像が収められている。

奥山監督は本作を「幼少期の純真さとか、青春の高潔さとか、大人になることの惑いとか、そういうものが一つになっている作品」と語り、ヒロインを演じた高畑充希も「ファンの方も『秒速』の存在を知らなかった方も、いろいろ自分に重ね合わせて感じられる作品になっている」とコメントしている。

映像の最後には、主演の松村から「大きな画面で見てよかったなと思うようなシーンや、ハッとするような風景、聞いてほしい音、曲、声がたくさん詰まっているような作品になっています。ぜひお時間を見つけて劇場で見ていただきたい作品です」とのメッセージが届けられている。

『秒速5センチメートル』は2025年10月10日より全国公開。