明石家さんま、山田洋次監督作『TOKYOタクシー』に声の出演! 木村拓哉&倍賞千恵子と共演へ

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(C)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会
『TOKYOタクシー』
『TOKYOタクシー』

91本目の山田組に念願の初参加、メイキング映像では木村との掛け合いも

倍賞千恵子と木村拓哉が共演する山田洋次監督91本目の映画『TOKYOタクシー』に、明石家さんまが声の出演をすることが決定。あわせて、メイキング映像とメイキング写真が解禁された。

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山田洋次監督の91本目の作品となる本作は、フランス映画『パリタクシー』(22年)を原作に、昭和から平成、令和と、日本に生きる人々を長年描き続けてきた山田監督が、刻々と変化する大都市・東京を舞台に、人生の喜びをうたいあげるヒューマンドラマ。

ある日タクシー運転手が乗せたのは、人生の終活に向かうマダム。東京から葉山へと向かいながら、彼女の思い出の地をめぐるうち、その壮絶な人生が明らかになっていく。他人同士だった2人の人生が交差し、やがて想像もしなかった“奇跡”が訪れる――。

キャストには、山田監督作品には欠かせない倍賞千恵子、そして『武士の一分』(06年)以来19年ぶりの山田組参加となる木村拓哉。さらに蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、イ・ジュニョン、笹野高史など多彩な顔ぶれが集結した。

『TOKYOタクシー』

(C)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会

今回、お笑いタレント・明石家さんまが念願の山田組に初参加し、声の出演を務めることが決定。さんまが演じるのは、木村演じるタクシー運転手・浩二の仕事仲間・佐田。ある女性からの依頼を自分の代わりに引き受けてほしいと浩二に頼み込む。その女性こそ、倍賞演じるマダム・すみれであり、浩二とすみれが出会うきっかけを作る重要な役どころだ。電話の声だけで陽気かつコミカルな人物像を浮かび上がらせる、まさにさんまにしか演じられない役となっている。

出演オファーを受けた時の気持ちについて、さんまは「木村さん出演で、そして山田洋次監督の作品ということで何も考えず二つ返事でOKと言いました」と、憧れだった山田監督作品への参加を即決したことを告白。長年の友人でもある木村との共演については、「何度も共演していますが、今回は監督が山田洋次さんなのでちょっと緊張しました」と語った。

また、山田監督の演出については「徹底的にこだわる方と聞いていたんですが、まさか(監督に)私が徹底的にやられるとは思いませんでした(笑)」とユーモアを交えて振り返り、演技での苦労をにじませた。

『TOKYOタクシー』

さんまは声だけの出演にもかかわらず、アフレコではなく撮影現場で実際に木村と掛け合いをしながら収録。収録の合間には木村と和気あいあいと談笑するなど、芝居でも息の合った様子を見せていた。

あわせて、その様子を捉えたメイキング映像と写真も解禁。映像では、憧れの山田監督から演出を受け、緊張しながらも真剣な表情で演技に挑むさんまの姿や、別室で木村と掛け合いの芝居をする様子が収められている。山田監督からの「もう少し関西弁を抑えて欲しい」というまさかの要望に「なぜ俺を起用してくれたんや?(笑)」と笑いながらツッコミを入れる一幕も。しかしすぐに山田監督の意図を汲み取り、演技に反映していた。現場は終始笑いに包まれた和やかな雰囲気だったことが伝わってくる。

メイキング写真には、緊張していたさんまを労うかのように、木村と山田監督が笑顔で肩を並べる姿が収められている。映画界とお笑い界、それぞれの国民的スターが集結した豪華な記念写真となった。

■明石家さんま

——出演のお話しがきた時のお気持ちを聞かせてください。

木村くん出演で、そして山田洋次監督の作品ということで何も考えず二つ返事でOKと言いました。

——声のご出演になりましたが木村さんとのご共演はいかがでしたか?

何度も共演はしているんですが、今回は監督が山田洋次さんなのでちょっと緊張しました。僕、声の出演なんです。顔は映ってないんですけどね(笑)。

——監督の演出はいかがでしたか?

厳しかったです。徹底的にこだわる方と聞いていたんですが、まさか(監督に)私が徹底的にやられるとは思いませんでした(笑)。

——『TOKYOタクシー』を楽しみにされている方へメッセージをお願いします。

『TOKYOタクシー』面白いです! まだ(撮影は)2シーン目なんですけどね(笑)。(スタッフの皆さん)がんばってください!

『TOKYOタクシー』は2025年11月21日より全国公開。