米津玄師が半生を重ねた新曲「1991」、松村北斗主演『秒速5センチメートル』の主題歌に
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18年経ても色あせない“新海ワールド”を奥山由之監督が再構築
SixTONESの松村北斗が主演を務め、高畑充希がヒロイン役を演じる実写版『秒速5センチメートル』の主題歌に、米津玄師の書き下ろし楽曲「1991(ナインティーンナインティワン)」が決定。あわせて、同曲を使用した最新予告映像が解禁された。
・高畑充希「私でいいの…?」 ヒロイン明里を繊細に演じる実写版『秒速5センチメートル』
本作は、『君の名は。』(16年)『天気の子』(19年)『すずめの戸締まり』(22年)など、記録的な大ヒット作を生み出してきた新海誠監督による劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(07年)の実写化。原作アニメの詩的な世界観は、センチメンタリズムが凝縮された“新海ワールド”の原点とも称され、公開から18年が経った今もなお、世界中で愛され続けている。
主人公・遠野貴樹役には初の単独主演映画となる松村北斗、ヒロイン・篠原明里役に高畑充希。また、貴樹の幼少期を本作がデビュー作となる上田悠斗、明里の幼少期を「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞した白山乃愛、自然豊かな種子島で過ごした高校時代の貴樹を青木柚が演じる。
さらに、貴樹に想いを寄せる高校の同級生・澄田花苗に森七菜、花苗の姉で遠野貴樹が通う高校の教員・輿水美鳥に宮﨑あおい、漠然とした不安と焦燥感を抱える社会人時代の貴樹の同僚・水野理紗役に木竜麻生、科学館の館長・小川龍一役に吉岡秀隆ほか、豪華キャストが脇を固める。
メガホンをとるのは、「ポカリスエット」のコマーシャル映像や、米津玄師「感電」「KICK BACK」星野源「創造」のミュージックビデオを監督し、映像監督・写真家として若くして国内外から高い評価を得ている奥山由之。昨年公開されたオムニバス長編映画『アット・ザ・ベンチ』では、3館でスタートした上映が80館にまで拡大し、北京国際映画祭「FORWARD FUTURE」部門において最優秀脚本賞と最優秀芸術貢献賞をダブル受賞するなど非常に評価が高く、大きな注目を集めているクリエイターだ。
これまで時代を代表する数々の名作映画・ドラマ・アニメーションに主題歌を提供し、その度に高い評価を獲得してきた米津玄師。米津は1991年に生まれ、10代の頃、新海誠の『秒速5センチメートル』と新海自身が書き下ろした同作品の小説に深い感銘を受けたという。今回、原作の世界観をリスペクトしながら、主人公に自らを重ね新たな名曲を生み出した。
本作で重要なパートを占めるのは、主人公・遠野貴樹の心に深く刻まれている、ヒロイン・篠原明里と出会った1991年の日々。小学生のころに出会い、心を通わせていく幼いふたりが過ごしたまばゆい日常、大人になってからも色あせない「あの頃」が、主題歌のタイトルに刻まれている。
奥山由之監督も1991年生まれ。奥山はこれまで米津玄師の楽曲「感電」「KICK BACK」のミュージックビデオを監督したほか、アーティスト写真の撮影を担当するなど、深い信頼関係を築いてきた。互いの才能を高く評価し合う2人が紡ぐ、映画本編と主題歌に注目してほしい。
あわせて、主題歌を使用した最新予告映像が到着した。本映像は、「大人になればきっと、この世界のことがわかるようになるはず」——主人公・遠野貴樹(松村)のモノローグではじまり、貴樹が歩んできた18年間を振り返るように続いていく。
1991年、人と人が出会うわずか0.0003%の確率で出会った、貴樹(上田)と明里(白山)。「来年も、一緒に桜見れるといいね」と、この先もずっと一緒に過ごしていけると信じていた幼い2人に訪れる、突然の別れ。
1997年、「誰にも近づきすぎないように」と、どこか心ここにあらず高校時代を過ごす貴樹(青木)に、どうしても届かない花苗(森)の想い。
そして2009年、「誰といつ別れても平気でいられるように」漠然とした不安と焦燥感を抱えながら、社会人としての日々を過ごす貴樹に送られる、理紗(木竜麻生)からのメール。
主題歌「1991」からは、貴樹の内に秘めてきた感情があふれ、“いつまでも君といたかった”と、切実な想いを、まるで心の中に零れ落ちるように米津玄師が歌い上げる。さらに、これまで解禁されてきた映像には見られなかった、嗚咽しながら涙を見せる、感情があらわになった貴樹の姿も映し出される。
それぞれの人生を歩み、大人へと成長した貴樹と明里(高畑)は、いまは別々の場所に。お互いが同じものを見たり、同じ場所を訪れたりしていても、再び交わることがなかった人生のなかで、やがて迎えるある約束の日。そして、原作アニメーションでも印象的な参宮橋の踏切のシーンで締めくくられる。
■米津玄師
映画を試写で初めて見させてもらった時、冒頭から終わりまで全てのカットに奥山さんの熱意と執念が滲むその出来栄えに「すごいものを見た」という興奮をおぼえました。子どものころ原作と出会い、数年まえMV監督としての奥山さんと出会い、やがて映画監督にもなった彼がこのような素晴らしい映画を撮り、そこにわたしの居場所があったのが嬉しくてなりません。映画のために書き下ろした曲であるのはもちろんですが、先述の経緯による影響もあってか同時にわたしの半生を振り返るような曲にもなってしまい、映画のキーワードでもあるところの「1991」というタイトルにさせてもらいました。どうかよろしくお願いします。
■奥山由之監督
互いに「1991」年に生まれ、同じ時代にものづくりを始めて、だからこそ(きっと)似た悩みをくぐり抜けながら、時に一緒に創作をしてきた米津さんと、ついに『秒速5センチメートル』を共に描けたことが嬉しくてなりません。
主人公である貴樹の半生に、映像や音楽を通して僕ら自身を重ねて描くことの意味が「1991」という曲の筆跡に詰まっているように感じて、初めて聴いたとき、その歌詞と音色に心が震えました。一歩一歩の歩みを大切に踏みしめるような旋律を、ぜひスクリーンで体感していただけましたら幸いです。
『秒速5センチメートル』は2025年10月10日より全国公開。
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