ヒョンビン「真心を込めた作品」 共演のリリー・フランキーと語る『ハルビン』の舞台裏

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『ハルビン』
『ハルビン』

日韓初共演で築かれた信頼関係「ご一緒できて光栄でした」

ヒョンビン主演、韓国観客動員数4週連続第1位を記録した(2025年4月22日/KOFIC調べ)サスペンス・アクション大作『ハルビン』より、ヒョンビンと共演のリリー・フランキーが撮影の思い出を振り返るコメント映像を紹介する。

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1909年─祖国独立という使命を胸に命をかけて、中国・ハルビンへ向かった大韓義軍アン・ジュングン(安重根)と同志たち。本作は、祖国独立のために闘う者と彼らの行く手を阻む者との熾烈な攻防を描いたサスペンス・エンターテイメントだ。監督を務めるのは、『KCIA 南山の部長たち』(20年)『インサイダーズ/内部者たち』(15年)で韓国現代史を描くヒットメーカー、ウ・ミンホ。

1908年咸鏡北道(ハムギョンブクト)シナ山で参謀中将アン·ジュングン(安重根)率いる大韓義軍は、日本軍との戦闘で大きな勝利を収める。だが、アン・ジュングンは、万国公法に従い戦争捕虜である日本人陸軍少佐・森辰雄らを解放。これをきっかけに大韓義軍の間ではアン・ジュングンに対する疑いとともに亀裂が生じ始める。

1909年ウラジオストクにはアン・ジュングン、ウ・ドクスン、キム・サンヒョン、コン夫人、チェ・ジェヒョン、イ・チャンソプら、祖国奪還のために強い絆で結ばれた同志が集まる。伊藤博文がロシアと交渉のためハルビンに向かうという知らせを聞いたアン・ジュングンたち。一方、日本軍は大韓義軍の密偵からある作戦の情報を入手、ハルビンへ向かう彼らへ追撃が始まった…。

アン・ジュングン(安重根)を演じるヒョンビンをはじめ、パク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウク、そして特別出演のチョン・ウソンなど、韓国映画界の実力ある俳優たちが集結。さらに、リリー・フランキーが伊藤博文役として出演する。

今作で初共演を果たしたヒョンビンとリリー・フランキー。先日行われたジャパンプレミアでも仲睦まじい姿を見せた2人が、撮影以来、久しぶりに顔を合わせたコメント映像が解禁された。

打ち解けた様子で笑顔を見せる2人。「撮影当時のことを覚えていますか?」とヒョンビンが尋ねると、リリーは「一人で行って、ヒョンビンさんやスタッフの皆さんにものすごく親切にしてもらって、楽しくてあっという間に時間が過ぎたのを覚えています」と答える。ヒョンビンも「今作でご一緒できて光栄でした」と応じた。

続けて、リリーが「『ハルビン』を表現するとしたらどんな言葉ですか?」とヒョンビンに質問。「“真心”だと思います。全員が真心を込めて取り組んだので意味深い作品になりました」と語り、キャスト・スタッフが一丸となって臨んだ様子がうかがえる。「一人でこの役を演じに行くのも勇気のいることでした」とも語るリリーに対し、ヒョンビンは「リリーさんが勇気を出してくださったおかげでこうしてご一緒できました」と称えた。

『ハルビン』は現在公開中。