松村北斗主演『秒速5センチメートル』約500名からオーディションで選ばれた上田悠斗&白山乃愛が出演決定

#SixTONES#新海誠#松村北斗

(C)2025「秒速 5 センチメートル」製作委員会
(C)2025「秒速 5 センチメートル」製作委員会

世界的なアニメーション作家・新海誠の『秒速5センチメートル』(07年)が、SixTONES松村北斗の主演で実写化されるという情報が話題だが、このたび特報映像と、キャストの追加発表が行われた。

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今しか作れない『秒速5センチメートル』を

(C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会

本作の監督は、「ポカリスエット」のコマーシャル映像や、米津玄師「感電」「KICK BACK」、星野源「創造」のミュージックビデオを監督し、映像監督・写真家として若くして国内外から高い評価を得ている奥山由之。

奥山監督は「切実さと誠実さをもって、今しか作れない『秒速5センチメートル』を真摯に撮りたい」と語る。

昨年公開されたオムニバス長編映画『アット・ザ・ベンチ』では、3館でスタートした上映が80館にまで拡大し、北京国際映画祭「FORWARD FUTURE」部門において最優秀脚本賞と最優秀芸術貢献賞をダブル受賞するなど、大きな注目を集めているクリエイターだ。

今回、解禁された特報映像は、新宿で信号を待つ遠野貴樹(松村北斗)の姿が印象的に映し出される。

「いつもどこかに、あの頃の気配を探している——」というモノローグとともに、都心の夕焼け、夏の陽射し、波打ち際……いつの時代も隣にいたひとたちの記憶と、今も心に深く残る幼少期の出会いと別れ……。

原作アニメーションの劇中曲「想い出は遠くの日々」(作曲・天門)のメロディが流れるが、これは『秒速5センチメートル』の世界観を構築する大切な楽曲を、今作で劇伴を担当する注目の音楽家・江﨑文武が本特報のためにカバーし、演奏している。

今回同じく解禁されたキャスト、松村が演じる遠野貴樹の幼少期に、新人・若手俳優集団「EBiDAN NEXT NAGOYA」のメンバー・上田悠斗が抜擢された。

本作が演技初挑戦の上田だが、幼馴染の篠原明里と心を通わせるきっかけにもなる大役となる。

その篠原明里の幼少期を演じるのが、2022年に開催された第9回「東宝シンデレラ」オーディションで史上最年少でグランプリを受賞、ドラマ『Dr.チョコレート』(23年)で鮮烈なデビューを飾った白山乃愛。

上田、白山の2人は、約500名の応募者の中からオーディションにて選ばれた、期待の逸材。このふたりが出会ったころを切り取ったティザーポスターも発表された。

以下、上田・白山のコメント全文。

■上田悠斗(遠野貴樹役/幼少期)

この作品に出演が決まったと聞いた時は、信じられなくてびっくりして、ほんとに僕でいいのかなと思いました。

でも、奥山監督が何度もワークショップをして、
自然な演技ができるように、みんなで遊びながら優しくいろいろ教えてくださいました。

ちょっと内気な性格だけど、物知りな貴樹だったので、
演じることで教えてもらうこともあって、演じることが面白かったです。

僕が初めて俳優のお仕事をさせていただいた作品です。
素敵な映画になっていると思いますので、ぜひ、ワクワクしながら見に来てください。

■白山乃愛(篠原明里役/幼少期)

小さい頃から見てきた新海誠監督作品初の実写化ということで、オーディションに受かった時はとても嬉しかったです。

撮影が始まる前に奥山監督の作品も見させていただき、今回ご一緒できるんだと、撮影が楽しみになりました。

実際にお会いした奥山監督はとても気さくな方で、緊張することなく、監督に身を委ねてお芝居ができました。

原作アニメ『秒速5センチメートル』は、とても綺麗な作品です。

明るくて素直な、幼少期の篠原明里ちゃんそのままを演じられたと思うので、ぜひ、たくさんの方々に見ていただきたいです。

『秒速5センチメートル』は2025年10月10日より全国公開。