クリント・イーストウッドの集大成! 本当の“強さ”の意味を問う監督デビュー50周年記念作の予告編

#エドゥアルド・ミネット#クライ・マッチョ#クリント・イーストウッド

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誘拐から始まる落ちぶれた元ロデオスターと不良少年との出会い

半世紀以上に渡り一線で活躍を続ける名優にして、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で監督として 2度のアカデミー賞 に輝く巨匠クリント・イーストウッド。監督デビューから50年、監督40作目となるアニバーサリー作品『クライ・マッチョ』が来年22年1月14日に全国ロードショー公開されるのに合わせ、日本版予告編が公開された。

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『クライ・マッチョ』は、イーストウッドが監督・主演を兼任する新たなマスターピースだ。落ちぶれた元カウボーイと少年の旅を通して語られる“人生”とは? 喜びや悲しみを背負い、なお人生を歩み続ける、生きる上で必要な“強さ”とは何かを温かく、時にユーモラスに時に切なく語りかける。40年前から検討されていた原作の映画化に、イーストウッドが満を持して向き合った本作品は、まさに彼の集大成にして新境地。22年の年明けは、この感動から始まるだろう。

予告冒頭では、監督デビュー50周年記念として、『アウトロー』(76年)、『ペイルライダー』(85年)などの映像をバックに、これまでにイーストウッドが監督、出演した傑作のタイトルが紹介される。最新作『クライ・マッチョ』は、落ちぶれた元ロデオスターのマイク(クリント・イーストウッド)と、少年ラフォ(エドゥアルド・ミネット)の出会いを通して、本当の“強さ”の意味を問う。

元雇い主からメキシコで暮らす息子ラフォを誘拐するように頼まれたマイクは、向かった先で親の愛を知らない生意気な不良少年と出会う。「昔は強かった(マッチョ)んだろ?」というラフォの問いに、「昔の俺はすごかった。だが今は違う」と返すマイク。「男は“マッチョ”に憧れる」「すべてを手に入れた気になるが、ある日その無意味さを知る」「だが俺は変えようと思う。これからの人生のために」という言葉は、イーストウッドが語るからこその重みを感じさせる。メキシコからアメリカ国境を目指す2人の旅路には、メキシコ警察や、ラフォの母が放った追っ手などの様々な困難と、そんな2人を温かく迎え入れる出会いが待ち受ける。人生の岐路に立たされたマイクと少年。誘拐から始まった少年との出会いが、男の人生を大きく変えてゆく──。

同時に公開された日本版ポスターには、カウボーイハットにウエスタン・ルックのマイクと、ラフォ役に大抜擢されたメキシコの新星エドゥアルド・ミネットが相棒のニワトリ(闘鶏)のマッチョを連れて荒野を歩む姿が配されている。「今こそ、本当の強さの意味を問う」のキャッチが、イーストウッドがこれまでに演じてきた“マッチョ”な男を連想させる。

『クライ・マッチョ』は来年22年1月14日より全国で公開される。