『Winter boy』
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自身のセクシュアリティをオープンに表現、オノレ監督の自伝的物語

新たなスター誕生とメディアから絶賛された新星ポール・キルシェが主演し、第70回サン・セバスティアン国際映画祭の主演俳優賞を最年少で受賞。『愛のあしあと』(11年)などで知られるクリストフ・オノレ監督の最新作『Winter boy』より、日本版予告編を紹介する。

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本作は、思春期の恋愛と、父の死による喪失と再生を描いたオノレ監督の半自伝的物語。愛する者の死に直面したとき、その苦しみをどう乗り越えていけばいいのか? どんな絶望の底にも差し込む希望の陽に、優しく心身を温められる感動作だ。イギリスのシンセポップ・デュオ、オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークの80年代の名曲「エレクトリシティ」が、心の痛みすらもビビッドに彩る。

『Winter boy』

冬のある夜、17歳のリュカは寄宿舎からアルプスの麓にある家に連れ戻される。父親が事故で急死したのだ。大きな悲しみと喪失感を抱えるリュカ。葬儀の後、はじめて訪れたパリで、兄の同居人で年上のアーティスト、リリオと出会う。優しいリリオにリュカは心惹かれるが、彼にはリュカに知られたくない秘密があった。そして、パリでの刺激的な日々が、リュカの心に新たな嵐を巻き起こす——。

『Winter boy』

監督を務めたのは、「カイエ・デュ・シネマ」に映画評を寄稿し、その後映画監督となり、舞台の演出なども手掛ける多才なクリストフ・オノレ。自身のセクシャリティやパーソナリティを強い信念のもと真正面から表現し、見る者に勇気を与え続けている。

主人公リュカ役を演じた新星ポール・キルシェは、“新たなスター誕生”とメディアからも絶賛され、第70回サン・セバスティアン国際映画祭で主演俳優賞を受賞した。名匠クシシュトフ・キェシロフスキ監督の『トリコロール/赤の愛』(94年)で鮮烈な輝きを放ったイレーヌ・ジャコブを母に持つ。リュカの母親役には『トリコロール/青の愛』『真実』(19年)などの名優ジュリエット・ビノシュ。息子を支える母親を熱演した。

『Winter boy』

解禁された予告編は、「17歳の冬、僕の世界は崩壊した」というモノローグから始まる。主人公リュカは父の事故死にショックを受け、大きな喪失感を抱える。そんな姿を見かねた兄は、リュカを自分が暮らしているパリへと連れていく。初めてのパリに徐々に明るさを取り戻し、年上のアーティストであるリリオと恋に落ちるが…。新星ポール・キルシェの好演が光る予告編に仕上がっている。

『Winter boy』は12月8日より全国順次公開

・『Winter boy』の場面写真はこちらから!

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