『ディーパンの闘い』ジャック・オディアール監督インタビュー

フランス人名匠監督が複雑な移民問題に斬り込んだ理由とは?

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ジャック・オディアール
ジャック・オディアール
Jacques Audiard

1952年4月30日、フランス生まれ。父親は、フランス映画界を代表する脚本家ミシェル・オディアール。ソルボンヌ大学で文学と哲学を専攻し、その後、編集技師として映画に携わるようになる。ジョルジュ・ロートネル監督『プロフェッショナル』(81年)、クロード・ミレール監督『死への逃避行』(83年)、エドゥアール・ニエルマン監督『キリング・タイム』(87年)などの脚本に参加したのち、『天使が隣で眠る夜』(94年)で監督デビュー。『預言者』(09年)ではカンヌ国際映画祭グランプリを受賞。『真夜中のピアニスト 』(05年)、『君と歩く世界』(12年)などを監督。本作では、コーエン兄弟、グザヴィエ・ドランら審査員たちの満場一致でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した。次回作は、西部劇でパトリック・デウィット著「シスターズ・ブラザーズ」の映画化が予定されている。ジョン・C・ライリーが出演予定、その相手役にハリウッドスターからのラブコールが後を絶たない。

(C)François Berthier