中島颯太「全部覚えてますよ!」原田泰造の“半分しかセリフ覚えてない”発言に即ツッコミ 映画『おっパン』舞台挨拶

#FANTASTICS#中島颯太#二宮崇#原田泰造#城桧吏#大原梓#富田靖子#映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!#松下由樹

(C)練馬ジム | LINEマンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会
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『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』
『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

中島「もう一度“おっパン”ファミリーに会えて嬉しい」舞台裏エピソードも

『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』を記念して、7月5日に公開記念舞台挨拶が開催。原田泰造、中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、松下由樹、富田靖子、二宮崇監督ら豪華「おっパン」メンバーが集結した。

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幅広い世代から人気を博していたドラマがまさかの映画化となり、情報解禁時には大きな話題を呼んだ本作。ついに封切りを迎え、メディアも詰めかける中、会場には多くのキャストやドラマ・原作ファンが駆けつけた。

上映後の熱気漂う中、主演の原田泰造を筆頭に、中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、松下由樹、富田靖子、二宮崇監督ら7名の「おっパン」お馴染みの豪華キャストと監督が登壇すると、会場の盛り上がりは最高潮に。それぞれ一言ずつ挨拶をし、イベントが開始となった。

『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

主演の原田は「皆さん今日はお暑い中、お家からトコトコいらしていただきありがとうございます! はーらーだたいぞうです!」と嬉しそうに挨拶。念願の映画化については「想像すらしていなかったです。ドラマ版は夜にひっそりとやっていた印象だったけれど、それがこうして大勢の人前に立てて大きなスクリーンで上映できるなんて。本当に嬉しいです。映画の話をもらった時は『え? 嘘だろう? 早くないか!?』とマネジャーに言いました」と声を弾ませながら心境を明かしていた。

中島も「僕も映画化の話を聞いた時は『え? マジ? 早いですね!』と言いました。もう1回『おっパン』ファミリーで集まれるのが嬉しかったです。ドラマ放送時の反響も良くて、LDHのスタッフさん人気も凄かったので、映画化のお話は無茶苦茶嬉しかったです」と念願叶った様子。

ドラマからの絆もあってキャスト陣はすっかり仲良し。舞台挨拶登壇前に富田のSNS用に中島が写真を撮ったそうで、原田が「ここに来るエレベーターに乗った瞬間に嬉しくなって、お母さん(富田)からのリクエストでみんなで写真を撮りました」と振り返ると、カメラマンと化した中島は「エレベーターだからすぐに着いてしまうので、急いで撮りました」と報告。原田は「もしよろしかったら、エレベーターの写真を見てくださいね!」と観客に呼び掛けていた。

大原は映画の撮影を振り返り、「沖田家の食卓を囲んでいる時に、こんなに幸せな家庭はないと思うくらい、本当に温かい家庭で安心して撮影ができました」と再会にしみじみ。

松下は完成作品を試写で見た際、プロデューサーに15分程熱い感想を伝えたそうで、「好きを肯定するドラマからの世界観も変わらず、素晴らしい作品だと思いました」と絶賛していた。

富田は本シリーズがたくさんの人に愛される理由について、「自分の一番大切な好きを大切にして、周りもそんな好きを認めてあげようというメッセージがあったからこそ、多くの皆さんに賛同してもらえたのではないかと思います」と分析。

一方、二宮監督は映画化に際してアップデートした人物を聞かれると、中島の名前を挙げた。とあるシーンをリテイクしようとした際に「中島君の方から『監督、もう1回いいですか? 段取りっぽくなってしまって』と言われて…。前回は言わなかった段取りという単語を覚えたなと思った」とビックリ。これに中島は「はい! 段取りという言葉を覚えました!」とアップデートを実感していた。

原田も中島の成長を感じたそうだが、「颯太くんは朝の挨拶もちゃんとしているし、現場にもセリフを半分くらい覚えてから来る」と軽い発言で、当の中島は「いやいや全部覚えていますよ!」と大慌てでツッコミ。さらに原田が「この人は頑張り屋さんで真剣ですね」とまたまたテキトーな雰囲気で言うと、中島は「ずっと薄い…」とガックリしていた。

また富田からは「私なんかよりもしっかりしているので、何の心配もいらない」などと言われた中島、城、大原ら若手俳優陣は「僕らはしっかりしています!」(中島)、「僕が一番しっかりしていた!」(城)などと笑わせながら、中島は大先輩・富田について「富田さんが誰よりも若い精神を持っている。すべてにおいて純粋さを発信してくれて、それがあって『おっパン』の輪が広がった。富田さんの好奇心旺盛な精神に支えられていた」とリスペクト。

そんな富田の絶賛評を横目に原田は、「みんな富田さんに付いていきました。富田さんがこうだと言ったら、そっちに行く。僕のことなんて見てくれなかった。(飼い犬の)カルロスも見てくれていなかった」といじけモードで場内は爆笑となった。

さらに大地(中島)の母役を演じた松下は、水族館のあるシーンの大地の姿に「ぬいぐるみみたいな顔で、可愛すぎません!?」と悶絶していると、会場からは賛同の拍手が起こった。

『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

大盛り上がりの舞台挨拶もあっという間に終了の時刻に。最後に主演の原田は「原作を読んで凄く良い作品だと思って、みんなで演じながら真心を込めて作った映画です。ドラマを見ていなくてもわかる作りになっているので、何も考えずにふらっと映画館に来てもらえたら嬉しいです。そして何かを受け取ってもらえたら」と大ヒットを祈願。大盛況の中、イベントは幕を閉じた。

『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』は現在公開中。