高畑勲監督『かぐや姫』が11月23日公開に! 主題歌は広島在住の女性アーティスト

『かぐや姫』
(C) 2013 畑事務所・GNDHDDTK
『かぐや姫』
(C) 2013 畑事務所・GNDHDDTK

宮崎駿監督監督と並ぶスタジオジブリの巨匠・高畑勲監督の14年ぶりとなる新作『かぐや姫』の公開初日が11月23日に決定した。

ジブリアニメ『かぐや姫の物語』の公開が延期に。宮崎・高畑両監督作の同日公開ならず

同作は日本最古の物語文学「竹取物語」に隠された、ひとりの少女・かぐや姫の真実の物語。かぐや姫は数ある星の中から、なぜ地球を選んだのか。この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。彼女が犯した罪とは、そして、罰とはいったい何だったのかといった物語がジブリ風に綴られていく。

当初『かぐや姫』は、現在公開中の『風立ちぬ』(宮崎監督)と共に2作同日公開が予定されていた。実現していれば、1988年に『火垂るの墓』と『となりのトトロ』が2本立てで公開されて以来、25年ぶりに巨匠2人の監督作が同日公開となる快挙だったが、諸事情により『風立ちぬ』が先行して7月20日より公開となっていた。

また、合わせて主題歌が二階堂和美が歌う「いのちの記憶」であることも発表された。二階堂は、広島県在住のアーティストにして現役僧侶という異色の肩書きを持つ女性シンガーソングライターで、以前より高畑監督が、力強い中にもやさしさを携えた印象的な歌声に共感していたことから主題歌制作を依頼。その期待に応えて、二階堂が作詞・作曲と歌を担当している。

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