見どころは変装シーン!? 松居直美、磯野貴理、森尾由美が人気番組の映画版に登場!

磯野貴理
磯野貴理
磯野貴理
森尾由美
松居直美

松居直美、磯野貴理、森尾由美の3人が本音を漏らしながらおしゃべりを繰り広げる人気トークバラエティ番組『はやく起きた朝は…』は、番組そのままの「おもしろトーク」や爆笑の「コント」、あっと驚く曲目も登場する「歌謡ショー」という内容で舞台化した「はやく起きた朝は…オンステージ」も好評。その記念すべき15回目の舞台となる「はやく起きた朝は…オンステージ2011」の内容に加え、オンステージの未公開映像や過去の名場面などを盛り込んだ映画版『はやく起きた朝は…オンステージTHE MOVIE』が6月18日より公開される。

パワーが衰えることなく、それどころかパワーアップさせてやってきたお馴染みの3人組、松居直美、磯野貴理、森尾由美が、見どころや裏話について作品に劣らないパワフルなトークを披露してくれた。

[動画]『はやく起きた朝は…オンステージTHE MOVIE』予告編

──テレビでは18年も続いた長寿番組ですが、長く続ける秘訣はありますか?
松居:女3人扱うって結構大変だと思うんですが、スタッフのみなさんが頑張ってくれているというのがあると思います。
磯野:18年やっていると肩の力が抜けてくるというか、ほかの2人に会うとホッとします。性格とか一番自分のことを分かってくれている2人だから、安心して話せるんです。あと、みんなそれぞれ、いろんなことがあったから……結婚して、離婚して、でも今はこんなにハッピーでみたいな、状況が変わっていったこともあるかも。でも、やろうと思って長く続けてきたわけじゃなくて、逆にあんまり考えてないから、いつも新鮮な気持ちでやってこられたのがよかったのかもしれないですね。
森尾:そうだね。その都度その都度、3人のプライベートを反映した、新鮮な井戸端会議をさせてもらっていたので、気取らずに、気負うこともなくいられるような環境を作ってもらったことが、長く続いた秘訣かもしれません。そんなふうにやってきて、共感していたけたり、励みにしてくださる方もいらっしゃるのが嬉しいです。

――映画化を聞いたときの感想はどうでしたか?
磯野:ピンときませんでしたね(笑)。どんな感じなんだろうって。
松居:臨場感が伝わるかなとすごく思ったんですけど、でも今、舞台とかライブとかを劇場で流すことが流行っていると聞いて、流行りにのせていただいたんだと思って、嬉しく思いました(笑)。
森尾:最初は大丈夫かなと思いましたが、色々とお話をさせていただくうちに、楽しい作品になりそうだなという実感が沸いてきました。

――舞台の魅力は何ですか?
松居:お客さんに見てもらって直に反応がわかるところかな。
磯野:そうそう、お客さんの反応がすぐに返ってきたり、毎日一緒じゃないんですよね。ハプニングみたいなものも、たまに起こるし。
松居:まさに舞台は生き物だね!

――舞台ではコントあり、歌あり、踊りありと、体力を使う盛りだくさんの内容でしたが、体調管理で気を付けていることはありますか?
磯野:私はよく寝ますね〜。すごい寝るの。こないだ14時間も寝ました!
森尾:おー、すごい! 私はその日暮らしで何もしてないなぁ……というのも今年の舞台入る前に、私史上、一番太ってたんです(笑)。で、本番始まって痩せたな!と思って体重を測ったら、太る前の体重に戻っていただけだったっていう……。
松居:そう言えばこの間、一緒に飲んでいるときに貴理ちゃんが、「舞台のとき、私ね、一日だけ痩せてたことがあるの」って!(笑)
磯野:衣裳が良い感じで、今日はユルい!と思ったのよ。でも次の日から衣裳がどんどんキツくなっていって……あの日カメラ入ってなかったんだよなぁ〜。だから映画館で流れる映像はその日のじゃないんだよ〜(笑)。

――今回の映画版では過去15回のオンステージ秘蔵映像を加えたスペシャル構成ですが、印象に残っているコントは?
松居:貴理ちゃんが色んな格好をするんだけど、役のなかで表情がどんどん変わっていくの。私はそれを一番近くで見ることが出来る位置に居て、「タスカル(あらいぐま)」とか「金玉満堂(置物)」とか、毎回着ぐるみを着たときの目が一番、印象的なんです!
森尾:『磯野ペンシル』かな。あと、本編を見たら、結構忘れてしまっているものも入っていることに気付いたりなんてことも……(笑)。自分たちが出ているから今までの舞台を見るることが出来なかったけど、今回映画になって、お客さんの目線で、初めて3人がどう映っているのか見れて、私にとっては新鮮でした。

――映画版のオープニングでパーティードレスに身を包んで颯爽と歩くVTR(「リラックス・アンド・ザ・シティー」)も印象的ですが、あの撮影を振り返ってどうでしたか?
松居:あの格好、寒かった〜! もうガタガタガタガタ震えちゃって。なのにカメラマンさんが、さぁ、撮ろう!ってときにテープチェンジで……。
磯野:ちょっと殺意を覚えるくらいだったよね。あの寒さったらなかったもんね、常夏の格好だったから。
森尾:でも、出来上がりを見てみたら、3人ともキレイに撮れてましたよ。
松居:女優ですから!

――最後に、今回の『はやく起きた朝は…オンステージTHE MOVIE』の見どころを教えてください。
松居:「金魚の恩返し」や「スパッツ忍者」など「はや朝」独特のコントを、アップなど色んなアングルで撮影しているので、「このとき、こんな表情してたんだ!」って新たな一面を見てもらえると思います。ぜひ、映画館で楽しんでください。
磯野:舞台を生で見ているお客さんのテンションに合わせていただいて、舞台を見ている気持ちで映画を見ていただけたら嬉しいなと思います。私の何種類もの変装も注目です!
森尾:舞台の面白い部分と映画の面白い部分を組み合わせた「良いとこ取り」の作品になっていると思います。新しい感覚の映画としてぜひ見ていただきたいですね。

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