『もしドラ』主演の前田敦子が、セーラー服姿で選手宣誓！

経営学の父ドラッカーと高校野球の女子マネージャーという意外な組み合わせが話題を呼び、累計発行部数250万部（2011年4月現在）突破の大ベストセラーとなった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」。これを映像化した同名映画の完成披露イベントが5月10日に六本木ヒルズアリーナで行われ、前田敦子（AKB48）、瀬戸康史、峯岸みなみ（AKB48）、池松壮亮、川口春奈、大泉洋、田中誠監督が登場した。

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大きな歓声が響くなか、キャストたちは野球場をイメージした人工芝のカーペットを通ってステージへ。最初の挨拶で前田は「夏のザ・青春映画！ 心温まる、感動できる青春映画だと思うので、ぜひ見てください！」と話し、川口も「（試写を見て）涙が止まらず、沢山の方々に早く見ていただきたい。どんな方が見ても感じることがあると思うし、共感したり涙を流したりできると思います」とアピールしていた。

本作はなんと昨日完成したばかりという出来たてホヤホヤ！ 田中監督は「出来上がるまでは心配でしたけど、これが意外といいんですよ」と満足げな笑みを浮かべていた。

本作が初主演映画となった前田は、オファーされたときの感想を聞かれ、「原作は知っていましたし、（原作者の）岩崎夏海さんには昔からお世話になっていたので、この縁を嬉しいと思いました」とコメント。野球に興味はあったかという質問に「興味はもちろんありましたが、ルールは知らなかったので、大泉さんに（野球について）教えてもらいました」と答えると、司会から大泉に、「監督役なのにノックが一番下手だと聞いた」と突っ込みが。大泉は苦笑いしながら「ウソの情報でしょう」と否定。真偽は分からないままだった。

前田と同じAKB48の峯岸は、「あっちゃん（前田）がいて心強かった」と話す一方、壇上でも彼女の手を握っていた前田の素顔について「あっちゃんは、こういう風に人に触るクセがあって甘えん坊なんですけど」と説明。「でも、お芝居のときはキチッと女優さんの顔をしているのを見て、刺激になりました」と振り返った。

また、撮影中は大泉に遊んでもらったと話していた峯岸。これについて大泉は「完全に親戚のおじさんでしたね。遊び方もプロレスごっこに近くて体当たりされたり。小学生くらいの子と遊んでいるような感覚だった」と言い、この日も峯岸に体当たりされたと明かしてから、「今日は、体当たりしてもいいように、見せてもいいパンツを穿いているそうですよ」と暴露。峯岸は照れ笑いしながら人差し指を唇に当て、内緒にするよう頼んでいた。

映画については「すごく勇気をもらえる作品」と瀬戸。監督は「これまでの高校野球映画の女子マネージャーは、ちょっと後ろへ引いて『私を甲子園に連れて行って』というのが定番だったのですが、この女子マネージャーは『私が甲子園に連れて行きます』って言うんですね。それがこの映画の面白いところだと思います」と見どころを語っていた。

イベントの最後はセーラー服姿の前田が選手宣誓。「全国のみなさんに感動を届けることを誓います！」と宣誓し、大きな拍手に包まれていた。

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』は6月4日より全国東宝系にて公開される。

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