「ロックの学園」×『ソラニン』コラボ試写会に近藤洋一と監督が出席!

左から箭内道彦、近藤洋一、三木孝浩監督
左から箭内道彦、近藤洋一、三木孝浩監督

神奈川県三崎にある廃校で行われたロックイベント「ロックの学園」で、3月22日に『ソラニン』の「教室試写会」が開催された。この日はトークショーも行われ、三木孝浩監督とキャストの近藤洋一(サンボマスター)、「ロックの学園」教頭でクリエイターの箭内道彦が出席、映画について音楽について語った。

『ソラニン』場面写真

映画では「小デブ」のベーシスト加藤役を演じた近藤。箭内から「別人みたいじゃない? ビジュアルがポスターと違うから、プロモーション効果が薄れちゃうかも」と言われた近藤は、「撮影時から15Kgやせました。でも、公開まで2週間あるので、まだ間に合います」と体重増に意欲を見せていた。

加藤役は近藤自身にかなり近かったそうで、「近藤君は、加藤が自分だったんで出演させてもらいます、って言ってくれたんです」と監督。近藤は、「僕も大学に6年通って、軽音部の1年先輩の彼女がいて、しかも名前が、『ソラニン』で伊藤歩さんが演じた(恋人役の)アイと同じだったんです」と、偶然の一致に驚いた様子だった。

『ソラニン』は、1曲の音楽がつなぐ絆を描いた作品だが、それぞれにとって「運命を変えた1曲」があるかという質問に、サンボマスターの「そのぬくもりに用がある」を挙げた近藤。「自分たちの曲なんですが、まだ売れていない頃から、数人のお客さんの前で歌っていた曲。ある日を境にJ-WAVEなどでかかるようになって、劇的に人生が変わったので、よく覚えています」。一方、監督が挙げたのは原田知世の「時をかける少女」。小学校2年の時に、原田主演の同名映画を見たことがきっかけで映画監督を目指すようになったと明かした。

『ソラニン』は4月3日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。

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