『ただ、やるべきことを』の全国共通鑑賞券を5組10名様にプレゼント!
応募締め切り: 2026.01.05
韓国造船業の“リストラ最前線”を描く 人事部の葛藤に迫る社会派ドラマ
釜山国際映画祭にて主演のチャン・ソンボムが“今年の俳優賞”を受賞、ソウル独立映画祭、釜山独立映画祭の主要賞も席巻した注目作『ただ、やるべきことを』。本作の全国共通鑑賞券を5組10名様にプレゼント!
・韓国社会の格差・権力構造があらわに? 生徒会選挙をめぐる野心、友情、裏切りを描いた青春群像劇!
組織の一員として「やるべきこと」、ひとりの人間として「やるべきこと」。ふたつの感情をぶつけ合いながら誰しもが働き、生きているだろう。本作の舞台は韓国パク・クネ大統領の退陣を求める大規模な「ろうそくデモ」が行われた2016年、造船業は世界的不況に見舞われ多くのリストラと廃業があった。リストラで従業員を解雇しなければならない人事チームの社員たち、それぞれの決断をリアルに描く。

本作は『JSA』『建築学概論』などの制作会社ミョンフィルム(イ・ウン代表)が未来の韓国映画をリードする映画人育成を目的として設立したミョンフィルムラボ6期のパク・ホンジュン監督長編デビュー作品。造船会社の人事で働いた経験を基に、職業上の義務と個人的感情の間で板挟みになる労働者の心理を深い視点で描き出した。主演を務めたチャン・ソンボムはリアリティーを極限まで高めた演技で釜山国際映画祭「今年の俳優賞」を受賞。
従来の映画の多くは解雇される人々が会社と一戦交える物語でありそれは勝利の、逆転の、希望のドラマだ。しかし、現実はそんなに輝かしいものではない。本作はリストラを実行する社員の視点から、労働者と会社の対立、その間に幾重にも重なる様々な哀しみを映し出し、労働映画に新たな角度から迫る。理想と現実の間でもがきながら生きる、わたしたちの物語がそこにはある。
『ただ、やるべきことを』は2026年1月17日より全国順次公開。
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