木村拓哉、880キロ弾丸ツアーで全国のファンに直接「ありがとう」 大ヒット『教場』舞台挨拶で見せた素顔

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『教場 Requiem』
(C)フジテレビジョン (C)長岡弘樹/小学館
『教場 Requiem』
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ノーメイク&自前衣装で登壇、“イッキ見上映”に感謝を届ける特別な1日

公開から14日で観客動員119万人、興行収入16.2億円を突破する大ヒットを記録している映画『教場 Requiem』。3月7日には『教場 Reunion/Requiem』のイッキ見上映が開催され、木村拓哉と中江功監督が福岡→大阪→名古屋→東京の4都市を回り、約880キロを移動する弾丸舞台挨拶ツアーを行った。

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映画『教場 Reunion/Requiem』は連続で見ると5時間を超える超大作。2月3日の完成披露でも木村が「皆さんの貴重な5時間をいただいた」と語っていた。今回は大ヒットへの感謝はもちろん、貴重な5時間を『教場』に費やしてくれた全国のファンへ直接お礼を伝えたいとの思いから、木村拓哉と中江功監督による全国お礼行脚が実現。さらに「ぜひ全国のファンとも交流したい」という思いから、木村はまさかのノーメイク、自前の衣装で登壇した。

『教場 Requiem』

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まず木村と中江監督が登場したのは、福岡・T・ジョイ博多(298席)。第205期生の中から、福岡出身で武術の達人・若槻を演じた中村蒼と、劇中で泥沼の三角関係に陥る洞口を演じた大友花恋も登壇し、ティーチインが行われた。

先日、過去に風間のバディ・遠野を演じた北村匠海から、木村に教師役について質問の連絡があったという。その際について木村は、「今作も見てくれたそうで、少なからずこんなすごい作品に参加させていただけて光栄だった、と、彼らしいまっすぐな感想をくれた」と語った。

続いて、思い出に残っている生徒を3人挙げてほしいと求められた木村は、「北村匠海が演じた遠野。彼がいなかったら風間は今教官になっていないかもしれない。もう一人は死ぬなと伝えたのに殉職してしまった工藤阿須加が演じた宮坂。今作だと、風間と同じくハンデを持ちながらも挑んでくる金子大地が演じる笠原。脚本がきつかったし、一連の流れで撮ったから大変だった。(中村)蒼が演じた若槻とのシーンも楽しかった。暑い日で2人で汗だくになりながら撮影した」とコメント。初めて明かされるエピソードも飛び出し、盛りだくさんの舞台挨拶となった。

地元・福岡で舞台挨拶に登壇した中村蒼は、終演後「まさか地元で木村さんと一緒に舞台挨拶をできると思っていなかったので本当に嬉しかったです。教場は本当に見ている人たちまで生徒になったかのような緊張感に包みこまれるのですごく没入感が強い作品なので、ぜひそれを楽しんで見てもらえたら嬉しいです」とコメントを寄せた。

続いて一行が向かったのは、大阪・TOHOシネマズ梅田(684席)。ここからは第205期生の中から、大阪出身で作中で最も怪しい動きを見せた氏原を演じた倉悠貴も参加。木村、倉、大友、中江監督の4人で舞台挨拶を行った。

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まず、大阪の最新の思い出を聞かれ、大友は「数ヵ月前に一人ユニバをした」、倉は「1月の上旬ぶり。エレベーターで左に乗るのを見て帰ってきたなって思う」、中江は「知り合いを訪ねて去年の暮れにきた」、木村は「ライブ以来かな。大阪の皆さんはハードルが高いので気合を入れてきた。でもいつも温かく迎えてくれる」とそれぞれ回答した。

その後のティーチインでは、「覚悟が作品のキーワードの一つだと思いますが、みなさんはどんな覚悟をもってこの作品に挑みましたか?」という質問が寄せられた。これに対し大友は、「コロナ禍以降、お芝居に自信がなくなってしまっていた。でも『教場』のお話をいただき、元々大好きな作品だったので、この作品に不安を全部ぶつけよう、覚悟を持って挑もうと思っていました。でも現場の皆さんも受け止めてくれて、こうやって劇場に見に来てくださる方たちも受け止めてくれた」と回答。

倉は、「覚悟をもってというより覚悟をもらった。半年間同じ作品に向き合えることはそうそうないし、2ヵ月に及ぶ訓練があることもそんなにない。訓練の間に木村さんが制服姿で見学に来てくださり、今10点中で何点だと思う? と聞いてくださった。何点って答えるのがいいのか悩んでいた時に、7点と答えた生徒がいた。それが猪狩君」とエピソードを披露した。

その猪狩の答えを聞いた木村は「すべての意味でロックインした」と語り、会場は笑いに包まれた。

特にこだわったシーンについて聞かれた大友が「点検のシーン」を挙げると、木村は「最初は本当に大丈夫かと思うくらいの出来だったけれど、卒業式のシーンで第3教場(風間教場)がその他の第1・第2教場の方々へのお手本になった。それがうれしくて誇らしかった」とコメント。倉と大友は満面の笑みを浮かべていた。

『教場 Requiem』

地元・大阪での舞台挨拶を終えた倉は、「馴染みがある場所での舞台挨拶で嬉しかったです。大阪ならではのエネルギッシュさと、一発何か残してやろうというものは感じました。ラフだし、カメラで撮ってもいいし、こういうタイプの舞台挨拶ってあまりないのでリラックスしてできました。いつもは話すことが固まってしまいがちなのですが、今日はいろいろな話ができました。今作は長いシリーズの最終章ということで、今まで『教場』を見てきた人には絶対に見ていただきたいですし、ドラマももちろん素敵ですが、劇場で見る良さが詰まっている映画だと思うので、ぜひ劇場で見ていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せた。

さらに一行は名古屋・ミッドランドスクエア(302席)へ移動。ここからは倉・大友に加え、第205期生の中から洞口と恋敵となる木下を演じた大原優乃も参加し、計5人での舞台挨拶となった。

木村は「でらありがとう」、倉は「でら嬉しい」、大友は「どえりゃぁおもしろかったですか~?」、大原は「でら楽しみにしてました」、中江監督は「一気見し終わった皆さんとの舞台挨拶なのでネタバレ無しで話せるからでら楽しみ」と、名古屋弁を取り入れたあいさつからスタートした。

ティーチインでは「一番印象的だったシーン」を聞かれ、大友は「百葉(大原)との別れのシーン。39度の暑さの中、2回も撮影した」、大原は「風間教官の声を初めて聴いたときに繊細さを感じた」、倉は「ラストの方のシーンで、木村さんと対峙して目を見て話すシーンがあるんですけど、震えました」、木村は「『Reunion』の冒頭でやりなおせというシーン。実際に合ってない感じがしていたのでやり直せと言った。何人かなんで?って顔してたけど……猪狩とか(笑)。そこから今回の教場が始まった感覚があるので印象に残っている」とそれぞれ回答した。

さらに「今まで生徒とは距離を置いてきたと聞いているが、今回はどうだったか?」という質問には、木村が「今回は今までの中では一番話をしていたと思う。教室に入ると生徒はもちろん自分も感覚が変わる感じがある。生徒もみんな椅子の背もたれを使っていなかった」と回答。すると倉がすかさず「木村さんがそうされていると聞いたからです!」と返し、息の合ったやり取りで会場を沸かせた。

最後には会場から「点検が見たい」とのリクエストがあり、急きょ実演。生徒役キャストたちの体に今も染みついた所作に、会場は大きな拍手に包まれた。

ここまで木村と中江監督とともに全国を回ってきた大友は、「1日で4ヵ所をめぐるのは初めてなので、疲労感とか緊張感がずっとあるのかなと思っていたのですが、実際にはとても楽しいです。『教場』のことが好きな方たちしかいない空間に1日浸れるのも幸せです。木村さんと1日ご一緒できるというのも貴重な機会ですし、とにかくついていこうという気持ちで一緒にいさせていただいています。今作はシリーズの集大成ですので、これまでの伏線だったり、登場人物だったり、風間さんが積み重ねてきたものがこういう形でまとまるんだと思いました。5時間たっぷり楽しめるうえにその後の人生まで『教場』のことを考えさせてくれるという楽しさがある作品で、もちろん一人で見ても楽しいと思いますが、みんなで見て、討論したり、「あのシーンはどう思った?」とか感想を言いながら楽しむこともできると思います」とコメント。

また、名古屋から参加した大原は「実際に前後編をご覧になられた後の舞台挨拶だったので、皆さんの空気感や温度を生で感じられたのですごく嬉しかったです。お客様が訓練所作を見たいと言ってくださり、急遽久々に点検の動きをしたのですが、やった瞬間に『教場』の空気感を思い出して緊張しました。訓練と撮影の約半年間、それぞれが手を取りながらこの作品を作るべく紡いできたものをぜひ一人でも多くの方に見ていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せた。

全国弾丸舞台挨拶ツアーの最後の会場は、東京・TOHOシネマズ日比谷(434席)。今回の弾丸舞台挨拶ツアーについて木村は、「一気見上映ができると聞いて何かできないかなと考えたけどまずは思い付き。テレビだったりSNSだったり、感謝を伝えることはできるけれど、やっぱり直接見てくれた方たちに直接ありがとうと言いたいと思った」と語った。

さらに各地の印象を問われると、木村は「福岡はまだ前編の上映よりも前だったのでこれから見るって方たちのワクワク感を感じた」、倉は「大阪はエネルギッシュでにぎやか」、大友は「福岡は初回だったのもあり、圧倒された」、大原は「名古屋では『教場』を見終えたばかりの方たちで、温度感を実感できた」とコメントした。

ここでもティーチインが行われ、物語のカギを握る存在“平田”のマル秘エピソードを披露。木村は「物凄い感情を表現する力がある人。風間を演じているときは心拍数が上がらないように意識しているけれど、劇中で“宮ちゃん元気?”というセリフを聞いたときは心拍数が反応してしまった。その場でアイディアを出し合ったりして一緒に作った感じ。彼の表現はまさにハレルヤ」と回顧した。

また、中江監督は「平田のセリフは林遣都がその場でかなり足している。こういうこと言ってもいいですか?と提案してくれたりした部分もたくさんある(中江監督)」と語った。

『教場 Requiem』

そして、これまで各会場を盛り上げてきた木村、大友、中江監督、さらに倉、大原に加え、第205期生からも追加の参加者が登場。風間教場の写真係としてすべての生徒と向き合ってきた門田を演じた綱啓永、成績トップを狙う優秀な生徒・星谷を演じた齊藤京子、洞口と木下との三角関係に陥る真鍋を演じた中山翔貴、第205期生のムードメーカーである吉中を演じた丈太郎、真面目でしっかり者の井口を演じた松永有紗がサプライズで登場した。

木村がノーメイク・自前衣装という「素の自分でファンの方々と交流したい」という思いで登壇したことに賛同し、東京から参加した生徒役キャストたちも話し合い、「風間教官を同じマインドで迎えたい」という思いから全員が『教場 Requiem』Tシャツ姿で登場。綱と齊藤から花束が贈られると、木村は各地をともに回ってきた倉、大友、大原も巻き込みながら笑顔で受け取り、最後は会場の観客全員と記念撮影を行った。

一日で約880キロを移動しながら各地のファンと触れ合った木村は、「『教場』という作品自体はどちらかというと楽しくて明るくてキラキラしてという作品ではないのですが、映画館という特別な空間で前後編を上映してくれることなんてなかなかないことですし、見てくれる人がいないと成立しないことなので、今回急遽決まった一気見上映でしたけど、5時間以上ある作品を同じ席に座ってスクリーンと対峙してくれるだけでもありがたいし、嬉しいし、やったかいがあったなと思いました。直接会って直接ありがとうを言いに行きたいと思っていかせていただけたので、よかったです」と喜びを明かした。

さらに、ともに登壇した共演者に触れ、「日比谷にサプライズで登壇してくれた第205期生も、びっくりしましたが嬉しかったです。今回、福岡出身の中村蒼や、大阪出身の倉悠貴が出身地で舞台挨拶しましたが、それぞれ生まれ育った場所に『教場』という作品で胸を張って舞台に立てている誇らしさを感じたりもして、共演者から感じる作品の価値も感じられたし嬉しかったです。今回の舞台挨拶はステージ衣装とかヘアメイクとかはなく、客席の皆さんに面と向かってありがとうをカジュアルに伝えるというのをコンセプトにしていたので、みんなが私服で駆けつけてくれて、パーソナルな部分が見えたりしてよかったなと思いました」と語った。

中江監督は「4都市回ってみて、地域によって盛り上がり方が違って面白かったです。今回一緒に回ってくれたり舞台挨拶に登壇してくれた第205期生たちは、みんなカジュアルでかわいかったですね。違う作品でも彼らを見てみたくなりました。個人的には大原優乃さんとは舞台を降板されて仕事復帰の最初の仕事がこれだったので元気そうでよかったです。作品を愛してくれる方たちには本当にありがとうと伝えたいですね。2作品とも映画館で見てもらえるように作っていたので、音もとてもいいのでぜひ劇場で何度でも見ていただきたいです」とコメントした。

『教場 Requiem』

完成披露でのポップコーン配布、初日舞台挨拶での教場の号令実演、大ヒット御礼イベントでのティーチイン・マイクランナーなど、毎回さまざまなサプライズを届けてきた木村拓哉。『教場』シリーズの最後を飾る全国4都市の舞台挨拶の締めくくりでは、客席のファンによる撮影会も実施されるなど、まさに前代未聞の大熱狂の中で幕を閉じた。

『教場 Reunion』はNetflix配信中、『教場 Requiem』は劇場公開中。

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