『ドーソンズ・クリーク』ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク死去、48歳 大腸がんと2年半闘病

#ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク#訃報

ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークの妻キンバリーのInstagramより(@vanderkimberly)
ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークの妻キンバリーのInstagramより(@vanderkimberly)
ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークの妻キンバリーのInstagramより(@vanderkimberly)
ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークのInstagramより(@vanderjames)
GoFundMeより
ケイティ・ホームズのInstagramより(@katieholmes)
ビジー・フィリップスのInstagramより(@busyphilipps)

治療費の負担と家族の生活、衣装をオークションに

1990年代の青春ドラマ『ドーソンズ・クリーク』の主演で知られるジェームズ・ヴァン・ダー・ビークが11日(現地時間)、大腸がんで闘病の末に亡くなった。享年48

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ヴァン・ダー・ビークは2023年に大腸がんと診断され、翌年に闘病中であることを公表していたが、妻のキンバリーがInstagramで「私たちの愛するジェームズ・ヴァン・ダー・ビークは今朝、安らかに逝きました。最期の日々を勇気、信仰、そして優雅さをもって過ごしました」と伝えた。

1977年生まれのヴァン・ダー・ビークは10代から舞台や映画、TVに出演し、1998年から2003年まで放送された青春ドラマ『ドーソンズ・クリーク』で主人公ドーソン・リアリーを演じ、番組の世界的ヒットを受けて一躍スターとなった。映画では『バーシティ・ブルース』(1999年)、『ルールズ・オブ・アトラクション』(2002年)などで主演を務め、ケイト・ウィンスレット主演の『とらわれて夏』(2013年)、マット・デイモン主演の『ダウンサイズ』(2017年)などに出演、TVシリーズでは『CSI:サイバー』(2015–2016年)や『POSE/ポーズ』(2018年)などにメインキャストとして出演していた。

2023年夏に体調の異変を感じて検査を受けた結果、ステージ3の大腸がんと判明したが、当初は公表せずに約1年間にわたり治療に専念した後、202411月、People誌のインタビューで病状を公表。支えてくれる家族への感謝と「楽観できる理由があり、気分も良いです」と前向きに語った。

ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークのInstagramより(@vanderjames)
ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークのInstagramより(@vanderjames)

2025年3月の48歳の誕生日には「がんが教えてくれたこと」と題する動画を投稿、これまでで一番つらい1年だったと振り返り、病に倒れたことで「俳優」「夫」「父」であった自分が「ただのやせ細った、弱いがん患者の男」になってしまったとしながらも、瞑想を通じて「私は存在するだけで神の愛に値する(I am worthy of God’s love. Simply because I exist.)」という結論に達したと語った。これは誰にも当てはまるものであり、それに気づけたのは皆からの祈りと愛のおかげだと感謝も伝えている。

治療と並行して仕事も続けていたが、アメリカの医療制度では治療に高額な自己負担がかかるため、テキサス州の牧場から病院近くのアパートに移るなど、妻と6人の子どもとの生活には経済的な困難に直面していた。昨年11月には『ドーソンズ・クリーク』や『バーシティ・ブルース』で使用した衣装や小道具などをオークションに出品、売却し、その収益を治療費に充てたが、11日(現地時間)、約2年半に及ぶ闘病の末、家族に見守られながら息を引き取った。

GoFundMeより
GoFundMeより

遺された家族の生活資金はほぼ尽きた状態にあり、訃報の直後に友人がクラウドファンディングGoFundMeSupport for James Van Der Beek’s Family」を立ち上げ、当初の目標は50万ドルを数時間で達成し、日本時間13日午前中現在で190万ドルを突破している(https://www.gofundme.com/f/support-for-james-van-der-beeks-family)。

ケイティ・ホームズのInstagramより(@katieholmes)
ケイティ・ホームズのInstagramより(@katieholmes)

『ドーソンズ・クリーク』で共演したケイティ・ホームズは手書きの声明をインスタグラムに投稿し、若き日を共に過ごした思い出とともに彼の「人生は芸術であるという誠実さをもって、人生に感謝し、美しい結婚生活を築き、6人の愛する子どもたちを育てた。ヒーローの旅でした」と綴った。

リース・ウィザースプーンは、主演作『キューティ・ブロンド』(2001年)の前日譚であるTVシリーズ『Elle(原題)』(2026年配信予定)に出演したヴァン・ダー・ビークをインスタグラムのストーリーで「なんと素晴らしく、才能ある、あらゆる行動に優しさと気品ある人だったことでしょう」「すべての天使が彼の家族を見守ってくれますように」と追悼した。

ヴァン・ダー・ビーク夫妻のInstagramにはサラ・ミシェル・ゲラー、ジェニファー・ガーナー、ジェナ・ディーワン、チャド・マイケル・マーレイらがコメントを寄せた。

ビジー・フィリップスのInstagramより(@busyphilipps)
ビジー・フィリップスのInstagramより(@busyphilipps)

『ドーソンズ・クリーク』で共演したビジー・フィリップスはインスタグラムに「ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークは10億年に1人の特別な存在でした。彼の不在は永遠に惜しまれます。他に何を言えばいいのか分かりません。ただただ、とても悲しいです」と投稿し、GoFundMeのリンクを添えた。

早すぎる死を心から悼むセレブたちの言葉から、ヴァン・ダー・ビークの誠実な人柄と家族への深い愛がうかがえる。

INTERVIEW