堂本光一「僕でいいんですか?!」 ジャン・レノ役を日本版で担当、驚きと喜びのカメオ出演

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『ズートピア2』
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『ズートピア2』でサングラス姿のヤギ警官を熱演、重責と収録秘話を語る

堂本光一が、ディズニー・アニメーション映画『ズートピア2』にカメオ出演。サングラス姿のヤギの警察官で1人2役に挑戦する。

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本作は、世界興行収入10億ドル(約1500億円)超、日本でも興行収入76億円超を記録した『ズートピア』の最新作。動物たちが人間のように暮らし、誰もが何にでもなれる楽園<ズートピア>を舞台に、ドラマチックでミステリアスな物語を描く。

全米ほか各国で先行公開された本作は、初週末5日間の興行収入が約5億5600万ドル(約866億円)を突破。2025年世界最高のオープニングを叩き出し、ディズニー・アニメーション映画史上最高、さらにはアニメーション映画全体でも史上No1となる歴代新記録を樹立した。実写映画も含めた世界歴代オープニング成績でも4位にランクインし、映画界に激震をもたらしている。

物語の主人公は、憧れだった警察官のバディとして捜査に挑む、頑張り屋なウサギ初の警察官・ジュディと、皮肉屋だけど根は優しいキツネのニック。ある日、100年ぶりに街にヘビが現れたことをきっかけに、ふたりはズートピア誕生の裏に隠された“驚くべき秘密”に迫っていく。

日本版吹替には、前作から続投する上戸彩、森川智之、三宅健太、高橋茂雄(サバンナ)、Dream Ami、山路和弘らに加え、下野紘、江口のりこ、山田涼介、髙嶋政宏、水樹奈々、柄本明、熊元プロレス(紅しょうが)、ジャンボたかお(レインボー)、高木渉、梅沢富美男といった豪華キャストが集結。そして今回、新たに堂本光一がサングラスをかけたヤギの警察官役で出演。しかもカメオながら“1人2役”に挑むというサプライズ参加が明らかとなり、さらなる注目を集めている。

堂本が演じるのは、ヘビのゲイリーの逃走を手助けしたと疑われ、指名手配犯となったジュディとニックを追うヤギの警察官・ブシュロンとシェーヴル。サングラスが特徴的で、どこか威厳さえ感じさせる強そうな警官バディだ。字幕版では、映画『ニキータ』(90年)『レオン』(94年)などで知られる名優ジャン・レノがカメオ声優を務めており、今回、その日本版声優として、日本を代表する俳優・アーティストであり、長年エンターテインメント界をリードしてきた堂本光一が大抜擢された。

ディズニー作品初参加となる堂本は、今回の決定を受けて「びっくりしました。心から嬉しかったですね」と喜びのコメント。「ディズニー作品に初めて携わらせていただけて、しかも、いきなり“2役”ということで光栄でした。本国の方では、ジャン・レノさんが演じていらっしゃると聞き、逆に“僕でいいんですか?!”と思いましたね」と嬉しそうに語る。

堂本は、1人2役で演じた役どころについて「やり手な捜査官というイメージを持って演じさせていただきました。ブシュロンとシェーヴルはバディなのですが、同じようにバディであるジュディとニックに対して、最初は“この若造が!”みたいな雰囲気を醸し出しています」と説明。

収録では格闘シーンなどの粗い息遣いの演技にも挑戦したようで、「セリフというセリフが少なかったことが、逆に難しく感じました。ブシュロンとシェーヴルをそこまで使い分けなく良いということだったのですが、その微妙なさじ加減も難しかったですね」と振り返った。

また、前作『ズートピア』の感想を問われると、「純粋に幅広く楽しめる作品だと思います」と回答。「お子様が見ると、動物たちがたくさん出てきて楽しいし、“夢や希望を持つことが大切だ”というメッセージも伝わると思います。一方で、大人が見ると、多様性を受け入れることの大事さというメッセージがありますよね。本当に幅広く、楽しい作品だなと思って見させていただきました」と、その魅力を熱弁した。

ディズニー作品の魅力については、ミュージカル出演経験も豊富な堂本らしく、「作品自体が素晴らしいのはもちろんのことなのですが、音楽も素晴らしいと思います。ミュージカル作品に限らず、“素敵な音楽だなぁ”と耳がいくことが多いですね」と語り、「子どもの頃の記憶はなかなか消えないですよね。東京ディズニーランドでもディズニー作品でも、子どもの頃に楽しんだ記憶が自分の人生の中には刻まれていると思います」と続けた。

最後に堂本は、昨日ついに日本公開され早くも話題となっている本作を楽しみにしているファンへ向けて、「前作『ズートピア』でも、他のディズニー作品でも、子どもが見ても大人が見ても、それぞれで受け取れるメッセージがあると思うんですよね。本作もそこは引き継いでいる部分だと思いますし、“ズートピアの謎”というところも今作の見どころだと思います。ですので、まずは僕に気づかず楽しんでいただけければ(笑)。エンドロールを観て驚いていただけたら嬉しいですね」とメッセージを贈った。

『ズートピア2』は現在公開中。