あの“怪物”が現代に復活! デル・トロ版『フランケンシュタイン』が世界に旋風を巻き起こす!
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“禁断の創造”が走り出す──科学者と怪物の切ないゴシック叙事詩
【Netflix TOP10】今回は10月下旬に一部劇場で公開され、11月7日(金)より配信がスタートしたNetflix映画『フランケンシュタイン』(英題:Frankenstein)をピックアップ。日本の週間TOP10(映画)で今週ひとつ順位を上げて第2位、週間グローバルTOP10(英語/映画)では2週連続で第1位をキープしている注目作だ。
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ダークファンタジーの鬼才ギレルモ・デル・トロ が名作古典を壮大なゴシック叙事詩として再構築し、科学者ヴィクター・フランケンシュタインと彼が創り出した孤独なモンスターとの禁断の絆と悲劇を圧巻の美術と映像で描き出した。
科学の力で“死”を越えようと執念を燃やしたヴィクターは、ついに自らの手で命を創造する。だが誕生したのは、彼の想像を大きく裏切る孤独な“怪物”だった。創造主と被造物。本来なら絶対的だったはずの関係はもつれ、逃れられない運命の連鎖を生み出していく。

Netflix映画『フランケンシュタイン』独占配信中
デル・トロ監督が描く“私と父の物語”
本作の原点は、1818年にイギリス人作家メアリー・シェリーによって発表されたゴシック小説「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」。死と生命、倫理と被造物というテーマを描き、発表以来映画やテレビ、舞台で数多く映像化されてきた。
今回のNetflix版ではデル・トロ監督がこの古典を自らの人生と結びつけ、「私と父親についての物語」として再解釈。モンスターからの視点を改めて問い直し、原作のスピリッツは維持しながらも「赦しと受容」を描いた叙事詩としてアップデートさせている。
モンスター役はプレスリーを演じたイケメン俳優!
今回、奇怪で無垢なモンスターを演じたのは、『プリシラ』のプレスリー役が印象的だったジェイコブ・エロルディ。アンドリュー・ガーフィールドの急な降板を受け怪物役に抜擢されたが、10時間かけた特殊メイクでそのイケメンを封印!“受け入れられない存在”の痛みと戸惑いを哀しくも切なく演じ切った。

また、主人公である狂気の創造主ヴィクター・フランケンシュタインをオスカー・アイザックが情熱的に演じているほか、ミア・ゴス、クリストフ・ヴァルツも集結。豪華キャストが織りなす濃密な人間ドラマが楽しめる。
デル・トロならではの美学も凝縮
そしてデル・トロのこだわりが詰まった本作では、美学と創造性も炸裂している。『パンズ・ラビリンス』『シェイプ・オブ・ウォーター』でも異彩を放った緻密なクリーチャーデザインはさらに進化し、従来のイメージとは異なる“縫い目も首のボルトも排したフランケンシュタイン像”が誕生。さらに、各章ごとに基調となる色彩を切り替えた繊細な色彩設計や、陰影と質感までこだわった美術で19世紀ヨーロッパの世界が再現され、観る者を深い没入へと誘う。

怪物の“姿”だけでなく、その“世界”までも徹底して創り込んだ149分。デル・トロの美学が凝縮された、新たなフランケンシュタイン譚を堪能してほしい。(文:足立美由紀/映画ライター)
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【Netflix日本Top10(映画)/11月10日~11月16日】
1位『室井慎次 敗れざる者』
2位『フランケンシュタイン』
3位『クローズEXPLODE』
4位『顔だけじゃ好きになりません』
5位『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
6位『ハウス・オブ・ダイナマイト』
7位劇場版『オーバーロード』聖王国編
8位『評決のとき』
9位『相棒-劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』
10位『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』
※Netflix TOP10:Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週月曜日から日曜日までの各作品の「視聴回数」(視聴時間を作品の総時間で割って算出)に基づいてランク付けする。
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