小栗旬「この作品が皆さんの癒しになったら」 Netflix『匿名の恋人たち』ファンイベント開催

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『匿名の恋人たち』
Netflixシリーズ『匿名の恋人たち』
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赤西仁のユーモラスな欠席メッセージに会場爆笑、愛ある言葉で締めくくる

Netflixが贈る王道ロマンティックコメディ作品として話題を集めている『匿名の恋人たち』の配信スタートを記念し、10月22日にNEEDS青山(旧青山迎賓館)でファンイベントが開催された。本作の舞台となるチョコレートショップ「ル・ソベール」を模した会場には、13年ぶりに王道ラブコメへカムバックした小栗旬、ヒロイン・ハナ役を演じた韓国の国民的女優ハン・ヒョジュ、そしてふたりの恋を陰ながら支えるアイリーン役の中村ゆりが登壇。周囲からの反響や、作品に込めた思い、さらには撮影の裏話まで、ここでしか聞けない貴重なトークを披露した。

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たくさんのファンのあたたかい拍手に包まれて登場したのは、主人公・壮亮を演じた小栗旬、ヒロインのイ・ハナを演じたハン・ヒョジュ、そしてアイリーン役を演じた中村ゆり。

小栗は「今日は楽しんでいっていただければと思います」と、ヒョジュは「アニョハセヨ」と韓国語で挨拶しながら「こうやってお会いできて涙が出そうなほど嬉しいです。ありがとうございます」と笑顔を見せた。

中村は「赤西くんがいらっしゃらないのでお熱い2人のお邪魔になってしまうんですけど(笑)、今日はみなさんと女子会する気持ちで来ましたので一緒に楽しみましょう」とそれぞれ挨拶し、イベントがスタートした。

『匿名の恋人たち』

客席には本作のメガホンをとった月川翔監督も出席。「皆さんの感想を拝見していて、とてもポジティブな感想が多くて嬉しいです。せっかくなのでメインキャスト4人が揃っていたらと思ったのですが、赤西仁さんに昨日メールをして、メッセージをいただいたので」と語り、赤西からのメッセージを代読した。

「この度、高田寛役を演じさせていただいた赤西仁です。本日は、極度の潔癖症・視線恐怖症が小栗旬限定で発症したため、欠席させていただくことになりました」と会場の笑いを誘いつつ、「冗談はさておき、今回は久しぶりの日本での作品で、Netflixさんには大変お世話になりました。役を演じる上で、監督、韓国のプロデューサーとたくさんの打ち合わせを重ね、高田寛として“お芝居をしないお芝居”を心がけてやらせていただきました。まだご覧いただいていない方はぜひご賞味ください。ネトフリ最高!」と、赤西からのメッセージが読まれた。

最初のコーナーは「とく恋アフタートーク!」。レインボーパレットのチョコレートそれぞれにトークテーマが隠されており、好きなチョコレートを選んでトークする企画だ。

《わさびアンソワ》を選んだ小栗のトークテーマは“好きなキャラクター&アドリブのシーン”について。小栗は「自分が演じた壮亮ですかね」と回答。アドリブについては「アドリブだけど突然出たわけじゃなくて、相談しながら作っていきました。壮亮がとにかく消毒しているというのは、自分でも意識してやり続けたことですね」と話した。

『匿名の恋人たち』

ヒョジュは「私も私が演じたイ・ハナが好きです。応援したくなります」と語り、中村は「壮亮とハナが初めて向き合うスローモーションのシーンのハナの顔がかわいい。まるで少女のような」と、思わず見返したくなるお気に入りのシーンを挙げた。

《ピュアケンジ》を選んだヒョジュのトークテーマは、自身が演じた役柄と“共感できるところ、理解できないなと思ったところ”という質問。ヒョジュは「ハナは視線恐怖症をもっているんですけど、私もイベントの時とか、今日も緊張してます。あまりそう見えないみたいなんですが、実は緊張してドキドキしてます。そこがハナに共感できるかなと思いました」とコメント。

小栗は「この作品は意外と共感できるところがいっぱいあると思いましたね。多かれ少なかれ抱えている心の問題とか。自分が演じた壮亮が持っているトラウマと、どうして彼がそうなってしまったかというのは理解できますし、応援したいなと思いました」と語った。

中村は「アイリーンみたいに外ではすごくスマートなんですけど、自分の好きな人の前にいるとあたふたしてしまい、カッコイイ自分でいられないみたいな、かわいい情けなさみたいなのは、どんな人でも何歳になってもある一面なんじゃないかなと思います」と、それぞれ回答した。

『匿名の恋人たち』

《モンドゥ抹茶》を選んだ中村のトークテーマは、“撮影中のエピソードで今だから言える秘密”。まず小栗が「ル・ソベールのシーンを撮影していたセットがめちゃくちゃ暑かったんです」と裏話を披露した。

続いて中村は「物語の中で寛とアイリーンが一夜を過ごしたことになっているじゃないですか。そのシーンを実は撮影しているんです! ごっそりなくなってました。どんなシーンだったかは皆さんのご想像にお任せします(笑)」と秘密を明かし、会場が大いに盛り上がる一幕も。

さらに話題は“撮影したけどなくなっているシーン”へ。監督は、ハナが壮亮に韓国のおまじないをしてあげるシーンもとても可愛らしかったが、泣く泣くカットとなったことを明かした。

続いては、好きなシーンランキングを発表。第3位は、ドラマ第5話の“寛の「迷わせんなよ」のシーン”。ここで中村は「脚本会議でこの『迷わせんなよ』を考えたのは私です! どうしても今日それだけは言いたかった!」と明かすと、ファンから大きな拍手が起こった。

さらに「普段すごく丁寧にアイリーンに接する男の人が、ここだけ強引な言葉を使ってくれたらもうイチコロですって話してこのセリフが生まれたの」と、名シーン誕生の裏話を披露し、会場から共感の声が上がった。

第2位には、小栗旬もオススメする第3話の“壮亮がハナに傘を差し出すも即座に回収するシーン”がランクイン。そして第1位は、第5話の“壮亮とハナが同じイヤホンで「告白」を聴くシーン”が輝き、何度も見返したくなるような名場面揃いのランキングとなった。

続いて、会場に集まったファンとの「恋のお悩み相談」コーナーへ。「年齢を重ねると新しいことになかなか踏み出せない」という悩みに、中村は「好きって思うことは少ない気がして、そう思ったならやってみないともったいないって思っちゃいます。後悔しないように突き進む。傷ついても忘れますから、それぐらいの感じでいきましょう」と明るくアドバイス。

「好きな人ができない」という相談には、小栗が「好きな人ができない、それはちょっと分からないな(笑)」と首をかしげ、登壇者たちが少々考え込む場面も。

ヒョジュは「人じゃなくても動物とか趣味とか、好きになれることがあるんじゃないですかね。『匿名の恋人たち』を見るとか?」と作品を絡めて微笑んだ。

「恋人に素直に“好き”って言うにはどうすればいい?」という質問には、ヒョジュが「チョコレートを買って、渡しながら好きって言うとか。アニバーサリーとかじゃなくても普段の感じで」と、ショコラティエ役らしい可愛らしい回答を見せた。

ラストは感謝の気持ちを込めた「とく恋プレゼント抽選会」のコーナーに。中村、ヒョジュ、小栗の順に番号を引き、3名のファンが当選。壇上ではキャストたちとの記念撮影も行われ、近距離でのファンサービスに会場が沸いた。

『匿名の恋人たち』

最後に中村は「こういう楽しい時間を共有できてとても幸せでした。寒くなってきたので、益々『匿名の恋人たち』の甘い雰囲気が合う季節になってきたと思いますので、もっともっと応援してください」と挨拶。

ヒョジュは「前から日本でもお仕事したくて日本語の勉強を頑張ってきたんですけど、このドラマに出演できてすごく嬉しかったし感動しました。特別なこの作品が皆さまの心に残って、チョコレートみたいに甘く残ったらいいなと思います」と語った。

小栗は「この作品が皆さんの癒しになったらいいなと思っています。この先も応援していただけたらと思います」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

『匿名の恋人たち』はNetflixにて独占配信中。