齊藤京子の劇中パフォーマンスにクギヅケ! アイドルの光と闇を描いた『恋愛裁判』

#アイドル#恋愛裁判#日向坂46#齊藤京子

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会
(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

世界が注目する深田晃司監督が「元アイドルの女性に賠償命令」が言い渡された実際の裁判に着想を経て、自ら企画・脚本(共同)も手掛けた約10年に渡る構想を費やした意欲作『恋愛裁判』。その主演・齊藤京子のパフォーマンスを焼き付けた本ビジュアルと最新映像が公開された。

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華やかなパフォーマンスの裏側にあった葛藤

日本の現代社会においてアイドルは、華やかな魅力で時に大きな熱狂を生み出す存在でありながら、その裏側で人間としての本能や感情をルールで縛られる矛盾を抱えている。

本作はアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンター・真衣が、「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、煌びやかなアイドル業界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして個人が自己を取り戻すための闘いを、痛切なリアリティと繊細な人間描写で描き出す。

かつて日向坂46でセンターを務めた齊藤京子が恋に落ちる人気アイドル、主人公の山岡真衣を演じることでも注目されている本作。

さらにNHK 連続テレビ小説『あんぱん』など、話題作への出演が相次ぐ人気急上昇中の倉悠貴や、Netflix『極悪女王』など幅広い作品で活躍を続ける唐田えりか、声優だけでなく俳優としてもドラマ・映画・舞台と大活躍中の津田健次郎など実力派俳優陣が集結。

また、劇中アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバーは、センターの齊藤京子に加えて仲村悠菜、小川未祐、今村美月、桜ひなのといった私立恵比寿中学、STU48、いぎなり東北産などの現役/元アイドルや若手俳優で構成され、楽曲・劇伴音楽をagehaspringsが制作している。

第78回カンヌ国際映画祭でカンヌ・プレミア部門正式出品を果たし、世界最速となる公式上映を実施。上映終了後にはスタンディングオベーションが沸き起こり、鳴りやまぬ喝采と称賛の声でカンヌの観客を魅了した『恋愛裁判』の最新映像では、齊藤のアイドルとしてのパフォーマンスが披露されている。

華やかな衣装を身にまとい、ステージ上でマイクを握りしめ、ファンからの熱い歓声を浴びる姿は、まさに主人公・真衣が「子どもの頃から憧れていた」アイドル像そのもの。

しかし、一転して恋をしたことで所属事務所から訴えられ、苦悶の表情を浮かべるシーンや、法廷で「自分の気持ちに嘘をつくのは嫌だった」と切実な思いを述べる場面、そして倉悠貴演じる間山敬との恋愛シーンなどが次々に映し出される。

深田監督が「齊藤さんとの出会いがなければこの映画は完成しなかった。絵空事でしかなかった脚本に全身全霊で血肉を与えてくれた齊藤さんに心から敬服しています」と感服した本作の一端がわかる映像となっている。

『恋愛裁判』は2026年1月23日より全国公開。