松村北斗、子役2人の成長にしみじみ 大阪・梅田の観覧車で3人だけの絶景トーク
#SixTONES#上田悠斗#奥山由之#松村北斗#白山乃愛#秒速5センチメートル
高所に震える上田悠斗と大はしゃぎの白山乃愛、松村が見せた優しいフォロー
実写版『秒速5センチメートル』主演の松村北斗(SixTONES)、共演の上田悠斗、白山乃愛が、大阪・梅田の観覧車に乗車。大阪の街並みを一望できる絶景を背景に、3人だけのトークを繰り広げた。さらに、TOHOシネマズなんばで開催された公開記念舞台挨拶には奥山由之監督が登壇し、サプライズで松村、上田、白山も登場した。
・松村北斗×高畑充希『秒速5センチ』実写版、釜山で大喝采! 涙と拍手の夜
9月27日、松村北斗、上田悠斗、白山乃愛が大阪に到着。大阪・梅田のランドマークともいえる直径75メートルの真っ赤なビル一体型観覧車に、3人きりで乗車。地上約106メートルの高さから大阪の街並みを一望できる、約15分間の空の旅を楽しんだ。
観覧車にはスタッフはおらず、松村、上田、白山の3人だけの密室空間。早速観覧車に乗り込むと、白山は「すごーい!」と歓声をあげ、松村は「揺れるねえ!」とドキドキ。
ビルの上の観覧車ということもあり、白山が「普通の観覧車よりも高いですもんね」とコメントすると、上田からは「怖い(笑)」と不安げな本音が飛び出した。松村が「怖いか?(笑) 無理しないでね。あっち側が、見晴らしがいいのかな?」と優しく声をかけ、白山は「楽しみー!」と期待に胸を膨らませた。
不安がる上田と、初めての観覧車に目を輝かせる白山。対照的な2人の反応に松村も笑顔を浮かべ、上田を気遣いながらも、早速3人で賑やかに盛り上がった。
そして、松村が「2人は大阪になじみがあるの?」と問いかけると、白山は「時々来ています! でも、上から見ることなんてあまりないので、街並みが全然分からないです」と観覧車から見る大阪に新鮮な驚きを見せた。
上田は「おじいちゃん家が大阪にあってよく遊びに来ていました」と語り、大阪にはとても馴染みがある様子。松村も「仕事で来たり、何週間もこの辺に泊まりながら舞台をやっていたこともあったな」と明かし、3人それぞれの大阪に関するトークが繰り広げられた。
ゴンドラがゆっくりと上昇し、徐々に視界が開けてくると、上田は「駅だ!」と外の景色を見る余裕が出てきた。松村が「まずは、駅が見えるんだね。この辺はショッピングできる場所かな。これは俺もちょっと怖いかも、ちょっと下を覗いてみる?」と茶目っ気たっぷりに誘うと、上田は「いやいや!(笑)」と言いつつも、少しずつ慣れてきた様子で周囲の景色を楽しんだ。
一方の白山は「見てみる!わーすごい!」と怖気づくことなく興味津々に眼下の街並みを覗き込んだ。
絶景を前に、松村が「2人は大阪で来た場所、覚えてる?」と尋ねると、白山は「私、1回大阪城に行ったことある! ここから見えますかね?」と周囲を探した。上田は「通天閣とあべのハルカスに行ったことある!」と語り、白山も「頂上に行ったら見られるかな?」と期待。3人は上昇する観覧車から見える大阪の象徴的な名所を探して大はしゃぎした。
初めて観覧車に乗ったという白山は「私、高いところ得意かも! あんまり怖くないし、気持ちいい!」と観覧車デビューを楽しんだ。
話題は大阪グルメへ。松村が「前に来たときは、大阪のグルメは食べた?」と尋ねると、白山は「たこ焼きを食べました!」と答えた。「どっちが良いとかではないけど、東京とは全然違うよね」と松村が言うと、「違いますね。とろとろしてますよね」とうなずいた。
上田が「通天閣に行ったときに近くのうどん屋さんでかすうどんを食べました」と話すと、松村は「かすうどん、めっちゃ好き! さっきも食べて、美味しかった…」と明かし、今回の大阪訪問でもすでに食べていたことを披露した。
そんな話をしているうちにゴンドラは頂上へ到達。そこで松村が「『秒速5センチメートル』の『5』のポーズをしよう!」と提案し、3人で手のひらで「5」を作りながら絶景をバックに記念撮影。笑顔あふれる、この場所でしか撮れない1枚となった。
そこから話題は『秒速5センチメートル』へ。公開が近づくにつれて予告映像や情報が増えていることから、松村が「今、乃愛ちゃんは中学校で、悠斗は小学校だよね。学校で『あれ見たよ!』とか言われる?」と尋ねると、白山は「あります!」と即答。上田も「毎日のように言われる!」と嬉しそうに話し、松村は「小学校でも『秒速5センチメートル』をみんな知っているんだね。すごいな」と感心した。
さらに松村が「撮影中も学校に行っていたのに、集中力がなくなっちゃったりしない?」と尋ねると、白山は「いや、ちゃんと切り替えてできました!」とプロ意識を見せた。松村が「すごい! 学校では乃愛ちゃん、現場では明里と言われるけど、分からなくならない?」と追加で聞くと「それは、ちょっとしました(笑)」と正直な感想を述べた。
上田には「現場では貴樹なのに、不意に悠斗と呼ばれると、『あ、そうだ、俺が悠斗だ』とはならなかった?」と問いかけると、上田は「ちょくちょくありました。そもそも、俳優の仕事が初めてで…」と初々しさを見せた。松村は「そっか! 初めてなのに、よくあんなに上手なお芝居をしたよね。2人の相性が息ぴったりだったもんね」と子役2人を賞賛した。
その後も地方撮影でのお土産や大阪でやりたいことなどを語っているうちに、あっという間に一周が終了。松村は「悠斗は、最初の頃は今より身長も低かったし、(恥ずかしさからか)あまり喋ってくれなかったけれど、今は身長もかなり伸びて、ちゃんと自分の考えを言葉にしていて、すごく大人になったなあと。そんなことを思っていたら、観覧車を怖がっていて、『めっちゃかわいい…!』と思いながら乗っていました」と感想を述べた。
上田も「初めてこんなに高い観覧車に乗って、しかも、3人きりだったので、あっという間で楽しかったです」と、約15分にわたる観覧車トークを楽しんだよう。
松村は白山について、「乃愛ちゃんは観覧車の中でも、ずっと立派なこと言っていて、途中でたじろいじゃって(笑)。撮影中のことを聞くと、あまりにしっかりしているので、もっと難しい質問考えた方がいいのかなと思うぐらいでした。楽しかったです」とコメント。
当の白山は「私は、観覧車に乗ること自体が初めてで、最初は緊張していたのですが、とても楽しかったし、3人で色々お話できたので、初めてがこの観覧車で良かったなと改めて思いました」と笑顔を見せた。
そして最後に松村が「2人の雰囲気や温度感がそっくりで、相性が良くて、貴樹と明里を演じる2人だな、と思いました」と感想を述べた。
その後、TOHOシネマズなんばで「『秒速5センチメートル』特別試写会 in 大阪」が開催された。上映前に行われた公開記念舞台挨拶では、奥山由之監督が登壇し、「今日は関西では初めての上映ということで、丁寧に大切な思いでつくった作品を、皆さんにご覧いただけることを、とても嬉しく思います」と挨拶した。
このまま舞台挨拶が始まると思いきや、スペシャルゲストとして主演の松村北斗、主人公の幼少期を演じた上田悠斗、ヒロインの幼少期を演じた白山乃愛がサプライズ登場。松村は「今日は、楽しい会にしましょう」、上田は「大阪にはたくさん来たことあります!」、白山は「少し緊張していますが、この映画の良いところを少しでも伝えられるように頑張ります」とそれぞれ挨拶した。
司会から大阪の印象を聞かれると、松村は「仕事でもプライベートでも来たことがあります。以前、数週間ほど、梅田の近くに泊まり込みで仕事をしていたことがあって、入りやすそうなお店は一通り行ったことがある街です。丸亀製麺も行っていました!」と親近感あふれるエピソードを披露。
上田は「大阪の人たちはフレンドリーで、すごく優しそうな感じがします」、白山は「私は時々、大阪に来ますが、その時にいつも、賑やかで明るい場所だなと思っています」、奥山監督は「大阪には20回ほど来ていると思いますが、本当に活気があって、元気をもらえる街だなと思います」とそれぞれ大阪の印象を述べた。
つい先ほど乗ったばかりという観覧車の話題では、高いところが少し苦手という上田の様子を、松村が「それがとてもキュートで。素直なところが、悠斗のいいところですね」とフォロー。上田も「楽しかった。けど怖かった(笑)」と素直に回答。
白山は「すごく高かったです。最初は結構怖いのかなと思っていたのですが、めちゃくちゃ楽しくて。2人と話せて、すごく心が温まったし、初めてが梅田の観覧車で良かったなと思いました」と、観覧車デビューがとても良い思い出になった様子を語った。
年齢差を感じさせない仲睦まじい3人の様子について司会が触れると、松村は「と、思うでしょう? 30歳は邪魔だよ?(笑)」とユーモアを交えて謙遜し、会場は温かい笑いに包まれた。
そして、先日行われたばかりの釜山国際映画祭について、松村は「最終日は、とても大きな会場でオープンシネマ部門の公式上映があり、上映後には、ものすごい熱気とともに会場から拍手が向けられて。上映直後は、うまく状況が飲み込めてない状態だったのですが、そこで奥山さんがガッチリと握手をして、ハグをしてくれた時、不安が一気になくなって、この拍手は作品に向けられたものなんだと、やっとスッと入ってきて…。かなり忘れられない釜山映画祭になりました」と、作品が世界に受け入れられた瞬間の感動を熱く語った。
この物語の原点ともなる、上田と白山が演じた幼少期の貴樹と明里のシーンについて、松村は「とにかく2人が本当に素晴らしい作品です。2人が培ってきたものと現場で起こる奇跡、そして奥山さんの演出と共鳴し合って、熱量と誠実さが画面に現れています。幼少期、高校生、社会人と、3つの時代を1つにまとめた奥山監督は改めてすごいなと思います」と答えた。
さらに『秒速5センチメートル』というタイトルにちなんで「秒速で時間が経ってしまうほどハマっていること」について尋ねられると、奥山監督は「最近ポッドキャストで、創作をしている時の気持ちなどを話しているのですが、その収録がとても楽しい時間です」と語った。
白山は「私は卵焼きを焼くのにハマってます。おじいちゃんが、とてもふわふわに卵焼きを焼いていて、その焼き方を教えてもらった時から、ずっと焼いています」、上田は「ダンスにハマっています。1時間以上のレッスンが、10分くらいに感じる時が、たくさんあります」とコメント。
松村は「僕も1時間半のラジオ番組を生放送でやっていますが、時間があっという間に感じます。それと釜山でも、舞台挨拶終わりに現地で知り合いの監督などと食事をしていると、気づいたらあっという間に深夜2時半とかになっていて。やっぱり好きなことを喋る時間は、とても大切なことだなと感じました」と語った。
上田は印象に残ったシーンについて「雪のシーンは、初めての雪で、楽しかったです!」と語り、白山は「私は、踏切の桜のシーンが印象に残っています。映像や、俳優さんの表情、心、本当に全てが綺麗な映画です。そこに注目して見ていただけたら嬉しいです」と作品の魅力をアピール。
奥山監督はこれから映画をご覧になるお客様へ「日々、どんな人でも、悩みや不安などを抱えていると思いますが、この映画が皆さんの背中に手を添えて『大丈夫だよ』と言ってあげられるような作品になっていたらいいなと思います。そして、誰しもが普遍的に感じるような、幼少期の純真さ、青春のまっすぐさ、大人になることの迷いみたいなものが映っている映画だと思うので、自分と重ね合わせて見ていただきたいです」と想いを伝えた。
最後に松村は「この作品は、すごく素敵で切実な物語も楽しめると思いますが、それに加えて、明里は乃愛ちゃんと高畑充希さん、貴樹は悠斗と柚くん(青木柚)と僕という、違う人間が一つのキャラクターを演じています。そのつなぎ方が、奥山監督によってとても効果的に使われているので、そういうところも楽しんでもらえる映画だと思います。原作を知っている方も知らない方も、実写で新たに加わっている要素や、実際の人間で演じられるという部分でも、新鮮な気持ちで楽しんでもらえると思います。まっさらな気持ちで、ぜひスクリーンと向き合ってみてください」というメッセージで締めくくった。
『秒速5センチメートル』は2025年10月10日より全国公開。
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