北村匠海「この2人と来られて嬉しい」 林裕太&綾野剛とともに釜山国際映画祭で初の海外レッドカーペット

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『愚か者の身分』
(C)2025 映画「愚か者の⾝分」製作委員会
『愚か者の身分』
『愚か者の身分』
『愚か者の身分』
『愚か者の身分』
『愚か者の身分』
『愚か者の身分』
『愚か者の身分』

「生きるを繋ぐ」物語を胸に、釜山から届ける新たな挑戦

第30回釜⼭国際映画祭が韓国・釜⼭にて幕を開け、コンペティション部門へ選出された映画『愚か者の身分』から、主演の北村匠海、共演の林裕太、綾野剛、永田琴監督らが堂々とレッドカーペットに登壇した。

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ブラックフォーマルなスーツやドレスに身を包んだ北村、林、綾野、永田監督らは、熱気に包まれた満席の会場で、途切れることのない観客の歓声と拍手、報道陣のフラッシュを浴びながら、満面の笑みで応えた。

『愚か者の身分』

本作で初の海外映画祭レッドカーペット登場となった北村は「『愚か者の身分』で初めて自分の足で、何よりもこの2人(林、綾野)と来ることができたのがすごく嬉しかったです。役者3世代で作った日本のリアル、そして今の若者を描いた映画を、世界、アジアの方々に見ていただけるのはすごく意味のあることだなと思います」とコメント。

林も「華やかな舞台で、そうそうたる俳優の方たちと同じ場所にいられるっていうのがすごく貴重な経験。そんな場所で僕たちの映画が歓迎されるっていうのがすごく嬉しいです」と述べ、綾野も「皆でこの地にたどり着くことができて嬉しいです。パワフルなこの時間を存分に最後まで楽しめたらなと思います」と、それぞれの言葉で喜びを語った。

『愚か者の身分』

9月18日から開催される本作のワールドプレミアに永田監督と共に登壇予定の林。「どんなところを見てほしいか?」という質問に対して、林は「日本の方々でも世界の方々でも同じなのですが、この3人(北村、林、綾野)の繋がりっていうのを感じてもらえたら。“生きるを繋ぐ”物語なので、そこを感じてもらえたら嬉しいです」とコメント。

続けて北村も「今、裕太が言ってくれたことが全てですよね」と同意し、「僕らはこの映画で“生きる”をつないで、それでいて、役者として何か渡せるものをそれぞれ受け取ったり渡したりした作品でもあると思います。役者の定義はいろいろあると思うんですが、根っこの部分では世界共通だなと思っていますから、演じるということを感じてもらえたり、“生きる”っていうことを見てもらえたら」と言葉を重ねた。その後に「あとは、裕太が頑張ってくれるでしょ(笑)」と笑顔を見せ、それを見た林が頷く微笑ましいシーンもあった。

『愚か者の身分』

そして最後に綾野が「ようやく10月、この作品を届けることができます。釜山をきっかけに、皆で公開まで、ラストスパート、最後まで突っ走れたらなと思います」と力強く締めくくった。

本作は第30回釜山国際映画祭コンペティション部門に選出。9月18日には永田監督と林裕太、森井輝(THE SEVEN)プロデューサーが登壇するプレミア上映、9月19日には同メンバーによるプレスカンファレンスが予定されている。

『愚か者の身分』は2025年10月24日より全国公開。