スーパー高齢者4人組が殺人事件の謎に挑む! ヘレン・ミレン、ピアース・ブロスナンら共演の痛快クライム映画
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ベストセラー小説の映画化『木曜殺人クラブ』が初登場2位
【Netflix TOP10】世界各国でベストセラーとなったリチャード・オスマンによる同名小説を豪華キャストで映画化したNetflix映画『木曜殺人クラブ』が、Netflix の「日本の週間TOP10(映画)」に初登場2位となった。
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舞台はイギリスの高級シニア施設「クーパーズ・チェイス」。引退してもなお元気有り余る切れ者のエリザベス (ヘレン・ミレン)は、元労働組合リーダーのロン (ピアース・ブロスナン)と元精神科医のイブラヒム (ベン・キングズレー)とともに、「木曜殺人クラブ」と称して、毎週木曜に集まり、迷宮入りした殺人事件の謎解きをして楽しんでいる。
Netflix映画『木曜殺人クラブ』独占配信中
あるとき、事件の解明には医学的な知識が必要だと感じたエリザベスは、入居してまもない元看護士のジョイス(セリア・イムリー)を一時的なメンバーとしてスカウトする。ジョイスは、新しい友達ができたことを喜びながら、推理に参加する。
そんななか、身近なある人物が不可解な死を遂げる。探偵気分で推理に興じていた4人は危険と隣り合わせの状況に立たされ、地元の女性警察官を巻き込みながら、本当の犯人捜しに挑むことに!
女王やボンドを演じた俳優が集結、ただ者ではないシニアの活躍が痛快!
監督は、『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッターと賢者の石』などで知られるクリス・コロンバスで、「クーパーズ・チェイス」はシニアの“ホグワーツ”のような、どこかファンタスティックな雰囲気が漂う。
キャストはこれ以上ないほど豪華で、「木曜殺人クラブ」の正規メンバーを演じたのは、かつて『クイーン』でエリザベス2世を演じたヘレン・ミレン、5代目ジェームズ・ボンドで知られるピアース・ブロスナン、80年代に『ガンジー』でマハトマ・ガンジーを演じたベン・キングズレーの3人。彼らの俳優としてのイメージ(元女王、元ボンド、元ガンジー)があるので、ただ者ではないシニアたちが何かやってくれるのではないかとワクワクしながら見ることができる。
ヘレン・ミレンといえば、近年では『ワイルド・スピード』シリーズにも出演しており、数年前には劇中で華麗なハンドルさばきを披露したことも話題になったが、本作でも運転シーンがあり、そこで彼女の驚きの前職が明らかにされる。
また、新入りのジョイス役を演じるセリア・イムリーも、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどに出演している大ベテラン。本作では、ヴィクトリアケーキなどを常に焼いており、もてなし好きの優しいマダムといった雰囲気だが、専門分野の話になると急にきりっとした表情になるところが面白い。
老いの現実に寂しさを感じることも
シニアたちが鋭く粘り強い推理で活躍する姿を見るのは痛快だが、それだけでなく、クラブの立ち上げメンバーの一人がホスピスで寝たきりになっていたり、エリザベスの夫が認知症で記憶がまだらになっていたりと、老いの現実も描かれており、エリザベスたちが時折ふと寂しい表情をするのが心に迫る。特にエリザベスの夫を演じたジョナサン・プライスの表情が素晴らしい。(文:中山恵子/ライター)
【Netflix日本Top10(映画)/8月25日~8月31日】
1位『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
2位『木曜殺人クラブ』
3位『パリピ孔明 THE MOVIE』
4位『告白ヒストリー』
5位『リボルバー・リリー』
6位『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』
7位『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』
8位『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』
9位『フォール・フォー・ミー』
10位『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』
※Netflix TOP10:Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週月曜日から日曜日までの各作品の「視聴回数」(視聴時間を作品の総時間で割って算出)に基づいてランク付けする。
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