被害者と加害者が築いた“信じられない関係”とは? 真のエロスとは何かを問いかける問題作が話題
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イザベル・ユペール主演のスリラー『エル ELLE』を取り上げた映画コラム「#エロい映画」が話題に。また、Netflixシリーズ『グラスハート』や、『ブラックホールに願いを!』についての記事も大きな注目を集めた。
イザベル・ユペールが得体の知れないヒロインを演じる『エル ELLE』に注目
ポール・ヴァーホーヴェン監督×イザベル・ユペール主演のスリラー『エル ELLE』が映画コラム「#エロい映画」で取り上げられ、注目を集めている。
物語は衝撃的にも、主人公ミシェル(ユペール)が覆面の男にレイプされる場面から幕を開ける。だが彼女は警察に通報することも泣き崩れることもなく、平然と食器の破片を片付ける。その異様な冷静さに観客は居心地の悪さを覚える。
以降もミシェルは、嫌がらせ動画の拡散や加害者の正体発覚といった事態に動じず、自らの手で真相を追う。周囲の人間関係も歪で、母は色ボケ、息子は頼りなく、友人の夫とは不倫関係と混沌そのもの。そんな中でも彼女は冷徹に人を見下し、やがて加害者との信じられない関係すら築いていく。
観客を翻弄する得体の知れないヒロインを演じたユペールは、年齢を重ねても漂う独特の色気で圧倒的な存在感を放つ。本作は「真のエロス」とは何かを問いかける異色の問題作だ。
・尋常ではないエロティック・サスペンス、フランスの名女優×『氷の微笑』の監督による怪作
佐藤健&町田啓太ら出演『グラスハート』の舞台裏に迫るメイキング映像公開
Netflixシリーズ『グラスハート』の舞台裏に迫るメイキング映像「TENBLANK の軌跡」が公開された。
主演・共同エグゼクティブプロデューサーを務める佐藤健をはじめ、宮﨑優、町田啓太、志尊淳が挑んだのは、若木未生の名作小説を原作とした青春音楽ラブストーリー。物語の核となる劇中バンド「TENBLANK」を演じるため、楽器未経験のキャスト陣が1年以上にわたり猛練習を重ね、ライブシーンでは本物さながらの熱演を披露している。
ぴあアリーナMMでの撮影には5000人以上のエキストラが集まり、会場は実在バンドのような熱狂に包まれた。7月31日の配信開始から2週間でNetflix日本週間TOP10の1位、世界ランキングでもTOP10入りを果たし、劇中アルバムもアジア各国でチャート1位を獲得。原作者が「神は細部に宿る」と称えたように、キャストとスタッフが全身全霊を注いだ本作は、日本発のエンタメが世界へ届く瞬間を映し出している。
・佐藤健×町田啓太×志尊淳、楽器経験ゼロから1年以上の特訓で本物のバンドへ! TENBLANK誕生の裏側とは
軍艦島でロケ敢行『ブラックホールに願いを!』公開へ
新進気鋭の映像集団「STUDIO MOVES」による初長編映画『ブラックホールに願いを!』の公開が決定した。主演は米澤成美と吉見茉莉奈。人工ブラックホールをめぐる時間犯罪を描いた壮大な特撮映画で、インディーズの枠を超える映像美とギミックが話題を呼んでいる。
物語の舞台は2036年。場面緘黙症を抱える研究所職員・伊勢田みゆき(米澤)が、時間の壁「ボブル空間」を作り人類に復讐を企む赤城教授(鳥居みゆき)の暴走を阻止すべく奔走する。
渡邉聡監督は軍艦島やKEKでのロケを含む8年越しの構想を実現させた。共演には濱津隆之、螢雪次朗ら実力派も名を連ね、特撮への情熱が結晶した迫真の映像世界が広がる。三池崇史主催の「カチンコProject」で優秀企画賞を受賞し、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭でワールドプレミア上映も果たした本作。分断の時代に挑む空想特撮映画として大きな注目を集めている。
・人工ブラックホールテロから人々を救うことはできるのか? 軍艦島ロケ敢行、渾身の特撮映画『ブラックホールに願いを!』公開へ
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