名優ショーン・ペン、節目の年に狂演! ディカプリオ&デル・トロと挑む怒涛のチェイス・バトル

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(C) 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
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3大オスカー俳優が豪華競演、PTA監督史上最大スケールで描く闘争の物語

8月17日は、ハリウッドを代表する俳優ショーン・ペンのバースデー。アカデミー賞主演男優賞を2度受賞したペンが、65歳を迎える節目の年に選んだ作品は、レオナルド・ディカプリオ、ベニチオ・デル・トロとの3大オスカー受賞俳優の狂演となる『ワン・バトル・アフター・アナザー』だ。

・レオナルド・ディカプリオが逃げる元革命家、ショーン・ペンが異常な執着持つ軍人に!怒涛のチェイス・バトルの行方とは?

・【動画】山寺宏一ナレーション!レオナルド・ディカプリオ主演、怒涛のチェイス・バトル開幕/映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』予告編

ショーン・ペンは1981年に『タップス』で映画デビューし、翌年『初体験リッチモンド・ハイ』で初主演。その後、ロバート・デ・ニーロと共演した『俺たちは天使じゃない』(89年)、アル・パチーノ主演の『カリートの道』(93年)などで着実にキャリアを重ねた。

1995年にはティム・ロビンス監督作『デッドマン・ウォーキング』で死刑囚となった殺人鬼を鬼気迫る演技で熱演し、アカデミー賞主演男優賞に初ノミネート。翌1996年には同作でベルリン国際映画祭男優賞を受賞し、1997年『シー・ソー・ラブリー』でカンヌ国際映画祭男優賞、1998年『キャスティング・ディレクター』でベネチア国際映画祭男優賞を獲得、世界3大映画祭の男優賞を3年連続で制覇した。

その後もテレンス・マリック監督の『シン・レッド・ライン』(98年)『アイ・アム・サム』(01年)でアカデミー賞候補となる。2003年にはクリント・イーストウッド監督作『ミスティック・リバー』で娘を殺され復讐に囚われた父を演じ、アカデミー賞主演男優賞を初受賞。2008年にはガス・ヴァン・サント監督作『ミルク』で不屈の政治家を演じ、2度目の同賞に輝いた。

また、1991年には『インディアン・ランナー』で監督デビューを果たし、その後も『イントゥ・ザ・ワイルド』(07年)などで精力的な活動を続けている。

そんなペンが65歳の節目に出演する『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、ポール・トーマス・アンダーソン監督史上最大スケールで放たれる超大作。映画史に新たな革命を起こす、息をもつかせぬ怒涛のチェイス・バトルだ。

平凡ながら冴えない日々を送る元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。しかし、最愛の娘が突然さらわれ、彼の生活は一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)、そして次々と襲いかかる刺客たち。

死闘の中、テンパりながらもボブの中に革命家時代の闘争心がよみがえっていく。やがて、彼の窮地に現れた“センセイ”(ベニチオ・デル・トロ)の手を借り、逃げ続けてきた過去に別れを告げ、戦いに身を投じるボブ。果たして、彼と娘を待ち受けるのは絶望か、希望か、それとも——。

本作は、逃走劇の装いをまとった闘争劇だ。天才アンダーソンによる練り上げられた脚本のもと、ノンストップのバトルが怒涛のごとく押し寄せる。

ディカプリオは、娘を溺愛するあまり間の抜けた闘争を繰り広げる元革命家役で、これまでのイメージを一新。対するペンは、地の果てまでも追い詰めるマッチョな変態軍人となって、一線を越える怪演を見せる。そして、なぜかボブの窮地に現れる謎の空手道場の“センセイ”役で、デル・トロが個性とユーモアあふれる存在感を放つ。

タイトル通り、次々と展開する怒涛のチェイス&バトルの決定版。その果てに待ち受けるボブと娘の運命とは?

ディカプリオを向こうに回し、名優ペンがどんな怪演を見せるのか。その全貌を映画館の大画面で体感してほしい。

『ワン・バトル・アフター・アナザー』は2025年10月3日より全国公開。