SNSで予告動画が70万再生超の大反響! 命がけのヒューマンサスペンス映画『はらむひとびと』に伊藤沙莉らから絶賛コメント

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(C)はらむひとびとパートナーズ
(C)はらむひとびとパートナーズ

「車内置き去り事件」と「育児と仕事の両立」を題材に家族と社会の歪みを暴き出す、衝撃のヒューマンサスペンス映画『はらむひとびと』。公開前からSNSで予告動画が70万再生超の反響を呼んだ本作に、映画監督・俳優など各界から続々と熱いコメントが到着した。

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女性としての幸せを必死につかみとろうとする女性たちの姿

企画・プロデュース・主演を務めるのは、俳優の相馬有紀実。自身の妊娠・出産・育児と並行しながら作り上げた、命がけの本作は、中嶋駿介監督の初長編映画でもある。

予告映像は、公開直後にTikTokで70万再生を記録。「予告だけで泣ける」「まるで自分のこと」「続きが気になる」と、共感と感動のコメントが500件以上寄せられた。

さらに、本作を見た各界の著名人から絶賛のコメントが相次いでいる。以下、そのコメント全文を転載する。

■五十嵐匠(映画監督)

都会に生きる女性としての幸せを必死につかみとろうとする女性たちの姿がそこにある。

そのどうしようもない揺れを相馬有紀実は見事に演じ切っている。

この作品を世に「産み出したい」というスタッフキャストの想いがスクリーンにあふれ、胸を熱くする。

■伊藤沙莉(俳優)

自分のキャパは意外と自分が一番知らない、

把握できてないことが

良くも悪くもなかなかある。

気付いた時には溢れていたり

思いがけず余裕があったりする。

大切な何かを失わないために

立ち止まって自分や人の容量を

確認しなくてはいけないと思った。

■筧昌也(映画・ドラマ監督、脚本家)

すべてを映さないラストシーンがすべてを物語っていた。

物語の「本当」は、フレームの外にある。この映画はそれを知っています。

■河瀨直美(映画監督)

閉ざされてゆく世界、いつの間にか開かなくなった扉

それでもなお、自分の内側にあるヒリヒリした感覚を取り戻す時

それは痛みを伴いながらも、開かれた扉の向こうの世界を

慈しむのだろう。

これは、そんな人々の物語

■佐津川愛美(俳優)

綺麗に生きられる人なんていない。不器用で、複雑で、どうしようもない全員に、ただ生き抜いて欲しいと願わずにはいられなかった。ほんの少しのきっかけで、世界は変わる。きっと、私たちも。そう思わせてもらった。

■さとうほなみ(俳優)

この世で当たり前とされていることが、出来るとは限らない。この世の大半のひとが出来ていることが、出来るとは限らない。

でも生かすために、生きていかなくちゃ。湿ったヨダレの匂いのする、苦しい、愛のある映画でした。
母親の亜湖がタクシーの中で泣きながら放った言葉にわたしは驚愕した。なんてことを言うのだ…と思ったけれど、あれが真髄なんだろうな。

とてつもないトラウマを植え付けられましたが(笑)ぜひ出会っていただきたい映画です。

■諏訪敦彦(映画監督)

この世界に私とこの子が生きる場所はあるのか? とはらむひとびとは問う。ないのであれば、それを作るしかない。そう決意するように果敢な実験をこの映画は進んでゆく。単なる物語ではない。そのすべてが切実な「必要」に貫かれている。つまり、美しい。

■三木聡(映画監督)

愚かである。

この映画に出てくる人物はことごとく、愚かでアル。

愚かな人たちはそもそも喜劇に存在すべきなのにだ。

その愚かさはある種の悲しみを帯び、見ている我々を押し潰そうとする。

いちいち、ダメにもほどがある。

ただ…

その愚かさがいかに尊いものか? この映画はそのことを私たちにつきつけてくれる。

■三島有紀子(映画監督)

命を宿すこの肉体から逃れられないと感じることがある。その肉体は心を、コントロールできないところへ連れていく。その肉体は〝自分の中の悪魔〟を感じ「幸せなんだよ。でも幸せになれないの」と語る。でもその肉体は新しい命の存在が果てしない力があることも知っているのだ。わたしは、涙が出た。全身全霊で生き抜く圧倒的な「女性の肉体」が映画の中で走って泣いて笑っていたから。

この世に、〈生んでもらった〉すべての人に見てほしいと思います。

■吉田栄作(俳優・歌手)

何気ない日常の すぐ隣りにある物語(Story)

作者はこの作品に何を託したのだろう?

子育てをする女性に 仕事をする女性に

そして 子育てしながら働く女性たちにとって

少しでも優しい社会 未来になりますように…。

『はらむひとびと』は2025年7月11日より全国順次公開。