横浜流星×広瀬すず、運命に翻弄される恋人たちに 凪良ゆうの傑作小説『汝、星のごとく』映画化決定!

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『汝、星のごとく』
(C)2026「汝、星のごとく」製作委員会 (C)凪良ゆう/講談社
『汝、星のごとく』
『汝、星のごとく』
『汝、星のごとく』
『汝、星のごとく』

第20回本屋大賞受賞、シリーズ累計100万部超えるベストセラー

横浜流星と広瀬すずをW主演に迎え、凪良ゆうの恋愛小説「汝、星のごとく」が2026年に実写映画化されることが決定した。メガホンをとるのは藤井道人。

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繊細かつ豊かな表現で読む者の心をとらえて離さない小説家・凪良ゆう。実写映像化もされた人気作「美しい彼」シリーズをはじめ、誘拐犯と被害者と見なされた青年と少女が、人間関係や周囲からの偏見に翻弄されながらも懸命に生きる姿を描き、第18回本屋大賞を受賞した「流浪の月」など、数々の名作を世に送り出してきた。

なかでも、凪良が生み出す世界観が凝縮された最高傑作との呼び声が高いのが「汝、星のごとく」。第168回直木賞候補をはじめ、ブランチBOOK大賞2022、Apple Books「2022年 今年のベストブック」、キノベス!2023第1位、さらに2度目となる第20回本屋大賞を受賞。2025年7月15日には文庫版の発売も決定しており、シリーズ累計発行部数は100万部を超えるベストセラーとなっている。

物語の舞台は、風光明媚な瀬戸内のとある島。京都から島に転校してきた男子高校生・青埜櫂(あおの・かい)と、島で生まれ育ち母と暮らす女子高校生・井上暁海(いのうえ・あきみ)が出会い、恋に落ちるも、それぞれが抱える運命に翻弄され、選択を迫られる15年間が描かれる。

母と2人で暮らしながら漫画家を目指す青埜櫂を演じるのは、数々の作品で主演を務め、『正体』(24年)『国宝』(25年)、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』などでも圧倒的な演技力と奥行きのある表現で高い評価を得る横浜流星。撮影を前に「奇跡の連続が起き、撮影が始まる前から感無量で、皆様に心から感謝しています。責任を持ってこの作品の素晴らしさを皆様に届けますのでご期待下さい」と熱いコメントを寄せた。

櫂と島で出会い、大好きな刺繍を仕事にしたいと願う井上暁海を演じるのは、天真爛漫な女性から影のある役まで幅広いジャンルを演じ分け、『遠い山なみの光』(25年)『宝島』(25年)など重厚な作品にも出演が続く広瀬すず。繊細かつ丁寧な演技で魅せ、「何とも言えない、でも素直な愛のかたちが沢山あり、主人公2人の世界を丁寧に、優しく寄り添っていけたらいいな、と思います」と温かなコメントを寄せた。

監督を務めるのは、『新聞記者』(19年)で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめとする数々の映画賞を総なめにし、『余命10年』(22年)『青春18×2 君へと続く道』(24年)『正体』など国内外でヒット作を連発している藤井道人。『正体』では日本アカデミー賞最多12部門・13賞を受賞し、最優秀監督賞にも輝いた。

かねてから原作の映画化を望んでいた横浜が、過去6度のタッグを組んできた藤井に提案したことをきっかけに、本作の映画化が実現。広瀬も藤井とのタッグを熱望しており、今作でついに叶う。藤井も「広瀬すずさんとのはじめての作品創りも心から楽しみにしています」と広瀬への期待をのぞかせた。名実ともに確かな実績を持つ横浜流星×広瀬すず×藤井道人の豪華タッグが起こす化学反応に期待が高まる。

脚本を手がけるのは、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』や「コード・ブルー」シリーズ、「きのう何食べた?」シリーズなどを執筆し、丁寧な心情描写で多くの観客の共感を得てきた人間ドラマの名手・安達奈緒子。「『汝、星のごとく』はさまざまな愛の物語ですが、全員の切実な叫びでもあると感じています。その声を受け取っていただけたらと思います」と力強く語った。

原作者・凪良の作品に、主演の横浜と広瀬が出演するのは『流浪の月』に続き2度目となる。凪良は「横浜流星さんと広瀬すずさんという、わたしにとって大切な存在であるお2人と再びご一緒できる幸運に感謝しています。監督の藤井道人さん、脚本の安達奈緒子さんをはじめとした映画チームも、この物語を光り輝かせてくれていることを日々感じています」と、大きな信頼と期待を寄せた。

撮影は2025年7月より開始される予定だ。

■横浜流星/青埜櫂役

コロナ禍でふと手に取った小説が凪良先生の『流浪の月』でした。繊細な心情描写、言葉の力、正しさや現代社会への問いかけ。美しさと残酷さが同居している世界観。全てに心を掴まれ、映画化に携わることができ、転機となった作品になりました。

その後も一読者として楽しませて頂き、『汝、星のごとく』に出会いました。読んだ瞬間、瀬戸内海の綺麗な景色の中に、自分が櫂として生きたいと思い、僭越ながら凪良先生、藤井監督に長々と自分の想いを伝え、快く受け取って下さいました。

この作品を映画にするなら、人物や世界観をさらに魅力的にさせる藤井監督しかいないですし、『流浪の月』でご一緒したすずちゃんが暁海として生きてくれる。奇跡の連続が起き、撮影が始まる前から感無量で、皆様に心から感謝しています。責任を持ってこの作品の素晴らしさを皆様に届けますのでご期待下さい。

■広瀬すず/井上暁海役

演じるのが凄く楽しみだなぁ、と思いながら本を読ませて頂きました。何とも言えない、でも素直な愛のかたちが沢山あり、主人公2人の世界を丁寧に、優しく寄り添っていけたらいいな、と思います。そして、個人的に、いつか藤井組に参加してみたいと思っていたので、監督の現場に立てる日が来たことをとても嬉しく思います。監督と何度もやられている流星くんがいてくれるので、思いっきり頼りたいと思います。

■藤井道人/監督

『汝、星のごとく』監督の藤井道人です。この作品は、主演の横浜流星の熱い想いから実現した映画であり、その想いに僕も応えたい一心で覚悟を持って鋭意製作中です。また、広瀬すずさんとのはじめての作品創りも心から楽しみにしています。瀬戸内海の美しい景色と、素晴らしい凪良先生の原作、脚本の安達奈緒子さんの繊細な脚本の映像化は自分にとっても新しい挑戦になると思うので、ぜひ応援いただけると幸いです。撮影でお邪魔するロケ地の皆さま、何卒よろしくお願いいたします。

■安達奈緒子/脚本

小説を拝読して、この作品は女性が自分自身として生きることの難しさと孤独、責任を描き切っていると感じました。ですが読み解くうちに、《役割と自由》の間に立たされ、引き裂かれてきたのは女性だけではない、これは全ての人々の苦闘の物語だと気付かされます。

櫂と暁海は本当に真面目です。2人を中心に繋がっていく人々も皆同じで、凪良ゆう先生が生み出す人物は全員必死。だから目が離せないのです。彼らの人生を生身の人間たちで表現するとしたら。ぜひ書いてみたいと思いました。

横浜流星さんと広瀬すずさんという魅力あふれるお2人が恋人たちを演じ、藤井道人監督が2人の心の移ろいと年月の機微を形にしてくださいます。楽しみでなりません。

『汝、星のごとく』はさまざまな愛の物語ですが、全員の切実な叫びでもあると感じています。その声を受け取っていただけたらと思います。

■凪良ゆう/原作

人は心にさまざまな一番星を持っています。つらいときや悲しいとき、楽しいときに思い出す一番星。恋人、家族、親友…ペットや記憶もそんな星かもしれません。『汝、星のごとく』という小説はわたしの作家人生における一番星のような存在です。2度目の本屋大賞受賞という奇蹟をいただいた贈呈式で、「この小説を応援してくれたすべてのみなさんが、わたしにとって輝ける星です」とお話しさせていただきました。多くの人と巡り逢わせてくれた、この小説はわたしの宝物です。

その小説がこのたび映画になります。しかも横浜流星さんと広瀬すずさんという、わたしにとって大切な存在であるお二人と再びご一緒できる幸運とともに。監督の藤井道人さん、脚本の安達奈緒子さんをはじめとした映画チームも、この物語を光り輝かせてくれていることを日々感じています。

どうか映画に生まれ変わる『汝、星のごとく』のきらめきが、あなたのもとにも届きますように。

『汝、星のごとく』は2026年全国公開。