『F1』主演ブラッド・ピットが緊急来日!声優・堀内賢雄との再会&中尾明慶に“即席ギャラ”も

#F1(R)/エフワン#ブラッド・ピット#中尾明慶#堀内賢雄

(C) 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
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世界各国で社会現象を巻き起こした『トップガン マーヴェリック』監督とブラッド・ピットがタッグを組み、すべての映画をぶっちぎる映画体験の新境地を切り開く映画『F1(R)/エフワン』の公開を前に、主演のブラピが緊急来日。舞台挨拶でファンたちの大歓声を浴びた。

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賢雄さんのおかげです。賢雄さん、ありがとう

F1(R)の全面バックアップを得て制作された本作は、世界各国の本物のサーキットコースを使い映画史上類を見ない規模で撮影を施行するなど『トップガン~』を超える体感型リアル・アクションが実現。

・『F1(R)/エフワン』舞台挨拶の写真はこちらから!

出演者本人は数ヵ月の厳しいトレーニングを積みF1(R)マシンを実際に操縦するなど限界までリアルを追求。

さらにプロデューサーには世界チャンピオンの称号を持つ現役スターF1(R)レーサーのルイス・ハミルトンも名を連ね、新たなカメラの導入など最新技術の粋を尽くした画づくりで、すべてがリアルで埋め尽くされた超リアルアクションは体感映画の新たな金字塔ともいうべき迫力。

ブラピが演じるのは、常識破りの元カリスマF1(R)レーサー。最弱チームと共に昨日までの自分を超えていくストーリーは胸熱必至!スポーツだからこそ得られる感動と興奮が詰まっている。

そんな公開を前に、6月26日にはブラッド・ピット演じるソニーの日本語吹替を担当した“ブラピ公認声優”堀内賢雄と、またF1(R)ファンとしても知られる中尾明慶と、それぞれ舞台挨拶に登壇した。

都内劇場で3回に渡り行われた舞台挨拶付き上映回は3分でチケットが完売するほどだったが、まさかのブラピ来日でその熱狂はピークに。

2回目の上映会では、ブラピと本作主人公ソニーの日本語吹替を担当した、レジェンド声優の堀内賢雄。“ブラピ公認声優”としても知られる堀内とブラッドは、映画『ブレット・トレイン』来日イベント以来3年ぶりの再会を果たす。

堀内もまさかのブラッド《超高速来日》にあらためて驚きつつ、「先日のジャパンプレミアでブラッドさんにビデオメッセージをいただいて、『賢雄』と呼んでもらって感激していました。だからもう来日はないと思ってたんですよ。そしたら急遽来ると聞いて、登壇のチャンスをいただいて……関係各所の人たちが『ブラッド・ピットさんに会うのであれば』と、快く協力してくれました」と、ブラッドに会うために大急ぎでスケジュールを調整し登壇が実現したことを明かした。

ついにステージに現れたブラッドは、「日本に戻って来られて嬉しくてたまらないです。3年かかってこの映画を作り上げたんです。まず皆さんに聞きたい、私の日本語どうでした?」と、堀内が自身の声を吹き替えていることにかけて客席に語りかけ、会場からは大きな拍手が。

これにはブラッドも「賢雄さんのおかげです。賢雄さん、ありがとう」と笑顔を浮かべていた。

堀内からブラッド・ピットへ、「弱小チームを1つにまとめ上げるソニーの魅力を表現するうえで意識したこと、役作りで注視したところは?」という質問を投げた。

弱小チームを勝利に導くべく呼び寄せられた、型破りな伝説のF1(R)レーサーである主人公ソニーを演じたブラッドは、「演じる上で、実際の弱小チームも研究しました。上位チームに比べると、車もそこまで良くないし、いろんなものが欠けている。そこをルールギリギリ、合法かどうかのところをついて勝ちに行くという。そんなF1(R)スポーツの歴史を見ながら役作りをしていきました」と撮影を振り返った。

同日続いて行われたのは、丸の内ピカデリー Dolby Cinemaでのイベント。こちらでは、モータースポーツ番組のMCを長きに渡り担当し、自身もF1(R)ファンとして知られる俳優の中尾明慶が登壇し、ブラッドをステージに迎え入れるかたちで、舞台挨拶を行った。

中尾は、「ここに来るまでドッキリだと思ってたの! だけどまさかこんな日がくるなんて思ってなかったですし、数多く作品を見てきた素晴らしい俳優さんにお会いできるなんて思ってなかったので……みなさん、楽しみましょう!」と興奮気味に観客たちに呼びかける。

大歓迎を受け登壇したブラッドは「どうもありがとう!」と日本語で挨拶。「日本に来られて嬉しいです。日本に来るといつもあたたかい歓迎を受けています。やさしく愛を注いでくれて、みなさんに感謝を伝えたいです。そして、日本でこうやって映画を公開できることができるのもすごく嬉しいです。日本にはF1(R)の聖地のひとつ、鈴鹿サーキットがあります。F1(R)レーサーたちも、角田裕毅選手も、みんな鈴鹿サーキットがお気に入りだと言っています。愛している人たちが多いんです」と、憧れの鈴鹿への熱い思いを口にした。

ハリウッドを代表する大スター・ブラッドと初対面を果たした中尾は、「本当にかっこよくて!舞台袖でも気軽にお話してくださって、本当に感動です! ……ごめんなさいね、大した言葉が出てこなくて」と語り、会場からは共感の笑いが起きていた。

一足早く本作を鑑賞した中尾は、「本当に素晴らしいんですよ!まるでF1(R)マシンの車載映像を見ているような迫力のシーンもあるし、ドラマも直球どストレートの物語で、本当にぼくらの背中を強く押してくれる映画が出来上がったと思います」とその魅力を熱弁。そのコメントに感動したブラッドが、突然ポケットから1万円札を出して中尾に手渡す一幕も。

これには中尾も「ギャラいただきました! ありがとうございます!」と驚きながらも大興奮の様子だった。

続いては、映画公式SNSに寄せられた質問にブラッドが次々に回答。「今までいろんな監督とお仕事されてきたと思いますが、ジョセフ・コシンスキー監督はどんな監督でしたか?」という質問には、「とにかく彼は天才的な監督なんです!」と即答。

「コシンスキー監督は、ご存じのように『トップガン マーヴェリック』の監督であり、大ヒット作を作り終えた後何を撮ろうかと考えて、俳優たちを本物のF1(R)マシンに乗せて、本物のサーキットで走らせる映画を作るという、無謀なアイデアが浮かんだんです。そして『マーヴェリック』の時からさらに進化したカメラを開発し、より小型化して性能がアップした新しいカメラをF1(R)マシンに乗せて撮影しています。完成した映画を見れば、まるで自分がコックピットに座ってレースしているような感覚を覚えると思います」と、コシンスキー監督の手腕を絶賛していた。

これに対し中尾が「映画館でこの作品を見た時に、本当に手が(ハンドルを切るように)動いちゃって、左足でブレーキを踏みたくなるような瞬間が数多くあって……。このコメントだと、1万円もらえないですか?(笑)」と話すと、ブラッドはおもむろにポケットに手をやり、今度は5千円札を中尾に手渡し、会場は再び大爆笑!

さらにはブラピが「レースは子どものころからの夢だったんですよね。一緒にやりませんか?」と中尾をスカウトする一幕も。

対する中尾は、「ぜひともよろしくお願いします!」と頭を下げながら、ブラッドに渡されたお札を返却し、「やったー! 1万5千円でチーム組めました!」と語り会場を沸かせていた。

それぞれ、来場客の中から選ばれた幸運な観客が、ブラッド・ピットからプレゼントを受け取れるサプライズコーナーもあり、大盛況。

ブラピは「みなさんありがとうございます。この映画をみなさんにやっと共有できることが本当に嬉しいです。この映画は3年間かけた愛の結晶だと思います。楽しんでいただける作品になっていると思うし、もし楽しんでいただけなかったらそれはコシンスキー監督のせいです! ストーリーも感動的で、セカンドチャンスや贖罪について描かれています。ぜひ楽しんでください」とコメントした。

『F1(R)/エフワン』は現在公開中。