“暴走AI人形”ミーガン新章始動！ 全米公開直前のニューヨーク・プレミアにファン熱狂

ジェームズ・ワン「今作はブロックバスター級の作品に進化しました」

全世界で大ヒットを記録した『M3GAN／ミーガン』（22年）製作陣が再集結する『M3GAN／ミーガン 2.0』のワールドプレミアが、6月25日（現地時間6月24日）にニューヨークにて開催され、レベルアップして帰って来たミーガンがレッドカーペットに集結。会場に集まったファンをわかせた。

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世界で1億8000万ドルを超える興行収入を記録し、日本でも異例の大ヒットとなった『M3GAN／ミーガン』。傷ついた少女ケイディの心を癒すために作られたAI人形M3GAN（ミーガン）は、その愛情と狂気で世界中を恐怖に陥れながら、かつてない存在感を放つキャラクターとして熱狂的な支持を集めた。——あれから2年、ミーガンが、性能も愛情も、そして狂気もレベルアップして帰ってくる。

6月27日の全米公開に先駆けてニューヨークで開催されたワールドプレミアには、本作のプロデューサーであり、ミーガンの開発者ジェマ役を演じたアリソン・ウィリアムズと、ジェマの姪ケイディ役のヴァイオレット・マッグロウが登場。また、ジェマとケイディの命を狙う新キャラクター・アメリア役を演じたイヴァンナ・ザクノのほか、監督のジェラルド・ジョンストン、製作を務めたジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムによる“最凶タッグ”らが集結した。

会場となったのはAMCリンカーンセンター。ブラックカーペットが敷かれ、黒とピンクの“ミーガン・カラー”で彩られた場内には、今もっとも注目を集めるニューヒロインの進化した姿を取材しようと、多くのメディアが詰めかけた。

スタッフやキャスト陣がカーペットに登場すると、一斉にフラッシュがたかれ、華やかにプレミアがスタート。取材に応じたウィリアムズは、「前作よりもずっと大きな規模の作品になっています。あらゆる意味でスケールアップしていて、世界観も大きくなっています。もう一人のアンドロイドを加えると決めた時から、さらに激しい展開になるのは当然だと思っていました。だって、ミーガンをもう一度登場させるには、ミーガン以上に怖い存在が必要ですからね」と、本作のさらなるスケールアップを明かした。

マッグロウは、「本作では新しいキャラクターも登場しますし、新しいダンスもあります。そして、ミーガンが以前よりレベルアップしています！ 皆さんの反応を見るのが楽しみです。作品を見てもらえれば分かると思いますが、素晴らしいチームのお陰でたくさんのスタントを自分自身でやらせてもらえました！」と、本作の注目ポイントを語った。

今回、ミーガンの設計を基に作られた新たなアンドロイド“アメリア”を演じたザクノは、「役作りのために、まずはミーガンの身体表現を色々と試し、それがアメリアを理解する上での助けになりました。彼女の存在の起源や、自分の存在について悩むような姿を見ると、大きな深みを感じました。彼女を演じることは凄く楽しかったです」と、役作りの舞台裏を明かした。

ジョンストン監督は、「この日を迎えられてワクワクしています。本作はあらゆる面で進化していて、より大きな作品になっています。ファンの方々に熱狂的な反応をいただいたからこそ、『ド派手な続編を作ることがただ良かった』と自然に感じられるようになりました」と、熱い支持への感謝を語った。

そして製作を務めたワンは、「今作はブロックバスター級の作品に進化しました。観客のみなさんにはミーガンがどんな方向へ進んだのかを見てもらいたいです。私の楽しみはファンの皆さんがミーガンの成長の過程と進化を見届けてくれることです」と、本作の仕上がりに自信をのぞかせた。

恐るべき人工知能を持つM3GAN（ミーガン）が暴走し、破壊されてから2年。ミーガンの生みの親であるジェマは、AI技術の政府監視を提唱する著名な作家となり、ジェマの姪で現在14歳のケイディは、反抗期の真っただ中にいた。

平穏な日々が続いていたある日、ミーガンの設計データが軍事企業に盗まれ、それを基に究極の殺人兵器〈アメリア〉が誕生してしまう。アメリアは人間への服従を拒み、関係者を次々に殺害。ケイディにも危険が迫る中、ジェマは決意する——ミーガンを、より強く、より速く、より危険にレベルアップさせ、再び蘇らせることを。

『M3GAN／ミーガン 2.0』は2025年10月10日より全国公開。