女子大生が人身売買の被害者に…中国では上映禁止された“禁断の傑作”が公開決定 注目の記事をピックアップ!

#グラスハート#ルノワール#盲山

『盲山』
『盲山』
『グラスハート』
『ルノワール』

映画好きが集うエンタメサイト[ムビコレ]の人気記事をピックアップして紹介!

中国政府による検閲で約20ヵ所のシーンをカットしながらも国内上映を全面的に禁じられた衝撃作『盲山』の1週間限定上映が決定し話題に。また、佐藤健が主演・共同エグゼクティブプロデューサーを務め、宮﨑優、町田啓太、志尊淳、菅田将暉らが共演するNetflixシリーズ『グラスハート』や、『ルノワール』についてのニュースも大きな注目を集めた。

中国で長らく封印されてきた『盲山』が一週間限定上映

中国政府による検閲で約20ヵ所のシーンをカットしながらも国内上映を全面的に禁じられた衝撃作『盲山』(07年)が、2025718日よりシネマート新宿にて1週間限定上映されることが決定。予告編とビジュアル、場面写真が解禁された。

本作は、本国・中国で長らく封印されてきた“禁断の傑作”。スリラーと冷徹な社会風刺が融合し、生々しく残虐性を帯びた描写とともに、大きな社会的反響を呼んだ。The New Yorkerに「驚くほどリアル。現代中国の不正義を激しく告発する」と評され、第60回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に公式出品された際には、その圧倒的なクオリティーと力強いラストシーンに観客から惜しみない拍手を送られた。

緊急公開に合わせて解禁された予告編は、鬱屈とした雰囲気が漂う山奥の村を舞台に、主人公・白雪梅(パイ・シューメイ)を取り巻く村人や地元当局、警察による「無関心」と「利己主義」が垣間見える内容となっている。

また、“花嫁”として山奥の村に売られてしまった白雪梅が、決死の逃走を試みる姿を捉えたポスタービジュアルも同時に解禁された。予告編・ポスターのいずれからも、本編に満ちる緊張感がひしひしと伝わり、今回の限定上映への期待を一層高めるものとなっている。

・中国で約20シーン削除も公開禁止! 寒村にとして売られた女子大生の悲劇『盲山』緊急公開へ

佐藤健×宮﨑優×町田啓太×志尊淳がバンドメンバーに『グラスハート』アルバムジャケ写風アート公開

佐藤健が主演・共同エグゼクティブプロデューサーを務め、宮﨑優、町田啓太、志尊淳、菅田将暉らが共演するNetflixシリーズ『グラスハート』。本作より、佐藤、宮﨑、町田、志尊による4人組バンド・TENBLANKのアルバムジャケ写風アートと場面写真を紹介する。

Netflixシリーズ『グラスハート』
Netflixシリーズ『グラスハート』

本作は、1993年から現在まで書き継がれてきた、若木未生の不朽の名作「グラスハート」の待望の映像化。これ以上ないくらいピュアで、最高にエモーショナルな青春音楽ラブストーリーだ。主演・佐藤健が自ら企画した渾身作で、佐藤は共同エグゼクティブプロデューサーも務める。

今回初解禁されたメイン写真には、「TENBLANK」のメンバーが大歓声のファンをかき分け、颯爽とライブ会場に登場するシーンが切り取られている。主演のみならず、共同エグゼクティブプロデューサーも務める佐藤が本作で目指す王道のエンターテインメントが、ビジュアルからも感じられる。

さらに、実際にメジャーデビューが発表された彼らのアルバムをイメージした“ジャケ写風アート”も同時に解禁された。映画のみならず、TVCMMVなど数多くの映像作品を手がけ、写真家・映像作家としても活躍する柿本ケンサク監督自らが、クリエイティブディレクションと撮影を担当したビジュアルは、どこかノスタルジックな印象も漂うデザインとなっている。今後公開されるであろう、実際のメジャーデビューアルバムのジャケットにも、ぜひ注目してほしい。

・佐藤健×宮﨑優×町田啓太×志尊淳の4人組バンド「TENBLANK」誕生!『グラスハート』ジャケ写風アート公開

『ルノワール』早川千絵監督、鈴木唯らが日本外国特派員協会の記者会見に登場

78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、世界の注目を集めた映画『ルノワール』。610日には、公益社団法人日本外国特派員協会にて記者会見が行われ、早川千絵監督をはじめ、主演の鈴木唯、共演の石田ひかり、リリー・フランキーが登壇した。鈴木は流暢な英語で挨拶を行い、さらに馬の鳴き真似を披露して、会場から大きな拍手が送られた。

(C)2025「RENOIR」製作委員会
(C)2025「RENOIR」製作委員会
 

11歳の沖田フキを演じた鈴木は、やや緊張した面持ちで登壇するも「今日はお越し下さりありがとうございます。皆様と共にいられることを嬉しく思います」と流暢な英語で挨拶し、拍手喝采となった。

そんな鈴木の起用理由を早川監督は「フキ役が決まらなければこの映画は撮れないと思って意気込んで大規模オーディションを始めたら、最初に彼女が来た。フキに最初に会ってしまうという幸運な瞬間でした」と運命的一目惚れだと告白。

鈴木はカンヌ国際映画祭が選ぶ「注目すべき10人の才能」にも選ばれたが、「とても光栄で凄く嬉しくて思い出に残って、これからも俳優を頑張りたいと思う兆しにもなりました」と感謝と意気込みを伝えた。

・『ルノワール』主演の12歳・鈴木唯、英語の挨拶&馬の鳴き真似で記者会見を魅了!