SixTONES田中樹、韓国映画祭へ! 主演作『I, KILL』がプチョン国際ファンタスティック映画祭に正式招待

#SixTONES#木村文乃#田中樹#連続ドラマW I KILL#配信

『連続ドラマW I, KILL』
『連続ドラマW I, KILL』

“日本発ゾンビ時代劇”が世界へ──京都撮影所×新鋭クリエイターによる挑戦

木村文乃と田中樹が主演を務める『連続ドラマW I, KILL』が、韓国・プチョン(富川)で7月3日から開催される「第29回プチョン国際ファンタスティック映画祭」に正式招待されることが決定。木村と田中から喜びのコメントが到着した。

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本作のテーマは「生きる」(I kill/斬る)。天下分け目の戦い・関ヶ原の合戦から35年後。移り行く時代の中でようやく平和な世を取り戻しつつあった日本に突如現れた、人を襲い、喰らう化け物。「群凶(Gun-kyou)」と呼ばれるそれらが発生すると、幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた…。

大ヒットクライムサスペンス『殺人分析班』シリーズ以来約6年ぶりにWOWOWオリジナルドラマの主演を務める木村文乃。本作では、「群凶」と呼ばれる怪物が襲い来る極限の世界の中で、母として血の繋がらない娘・トキを守るために立ち向かう、元忍びのお凛役を演じる。

そして、もう一人の主人公を演じるのは、WOWOWオリジナルドラマ初出演にして主演を務める田中樹。2020年にSixTONESとしてデビューしその並外れた存在感と幅広い表現力で俳優としても注目を集める田中が、人としての意識を保ちながら「群凶」になってしまった謎の男・士郎役を演じる。

物語は、主人公2人をそれぞれ軸にして展開する。崩壊した世界の中で愛する者を守るために闘うお凛と、悲しい運命を背負いながらも、自分が何者なのかを知るために旅をする士郎。2人が出会った時、運命は大きく動き出す。

物語が進むにつれ明かされる、お凛が過去に抱える罪と、我が子のように大切なトキへの切なる思い、そして士郎の本当の正体とは。大切なものを守るためにぶつかり合い、裏切り、葛藤する人々の姿を力強く描く。

さらに、お凛が本当の我が子のように想う大切な存在・トキ役に田牧そら。お凛の母親であり冷徹な忍びの頭領・氷雨役に富田靖子。お凛とトキとともに平和に暮らしていた医師・源三郎役に高橋克実。そして、幕府が組織した群凶討伐衆を率いる剣術の達人・十兵衛役に山本耕史。豪華実力派キャストが集結した。

海外マーケットも視野に入れた意欲作である本作では、気鋭のクリエイターと、数々の名作を長年生み出してきた松竹京都撮影所の一流職人スタッフがコラボレーション。伝統的な様式美と、新たな映像表現の融合に挑戦する。脚本は、映画『正欲』や『前科者 -新米保護司・阿川佳代-』など、社会的抑圧や差別の中で生きる女性を描いた作品を多く生み出してきた脚本家・港岳彦。その他にも、今注目の新進気鋭の脚本家・ばばたくみ、川滿佐和子が参加し、港を中心にこの壮大なオリジナル企画に挑んだ。

現在、WOWOWにて好評放送・配信中の本作が、韓国・富川(プチョン)で7月3日から13日まで開催される「第29回プチョン国際ファンタスティック映画祭」に正式招待され、第1話・第2話が特別上映されることが決定した。

「プチョン国際ファンタスティック映画祭」は1997年にスタートし、世界中からエンターテインメント性の高い作品が集まるアジア最大級のジャンル映画祭。BIFANの愛称で知られ、サスペンスやスリラー、アニメ、ファンタジーなど多彩で個性的な作品が約10日間にわたり多数上映される。開幕式のレッドカーペットには、各国の有名スターたちも多数登場する。

韓国と言えば映画『新感染』シリーズが世界的ブームの火付け役となり、「K-ゾンビ」という言葉までもが浸透している。そんな韓国で、日本・京都発の本格サバイバルスリラーである本作がどのように受け入れられるのか。日本のドラマ作品が正式上映されることは珍しく、それだけに本作のクオリティに対する高い期待がうかがえる。

また、技術的なトライアルとして水面下で作られていたスピンオフ『I, KILL VR』も、同じく本映画祭のXR部門「Beyond Reality」に正式招待されることが決定した。本作は、ドラマを踏襲した世界観のもと、ドラマ本編とは別の場所で起きたサブストーリーとして、全員、新たなキャストにより撮影。イマーシブオーディオを活用し、臨場感あふれる物語への没入体験を味わえる多角的展開として制作された。本作は、技術的なトライアル目的として作られたため、今後の展開や一般での公開は未定だ。

■主演:木村文乃(お凛役)

——映画祭での公式上映が決定したことについて。

まずは京都撮影所のみんなに、やったよー!!とお伝えしたいです。夜遅くを通り越して早朝まで思(試)案、熟考を重ね、トライアンドエラーを繰り返し0から作り上げていく愛しいスタッフ陣。日本の本気よ世界に届け!とone for allの魂で取り組んできたその現場の皆さんの思いが、個人的にゾンビ愛が厚いと感じている韓国の地にて評価していただいたことはこれ以上ないプレゼントです。

——クライマックスへ向けて視聴者の皆様へのメッセージ。

人が人から生まれる限りなくなることのない縁と因縁、愛と憎しみ。みなさんならどう決着を着けますか? そしてこの作品が時代、歴史物であるということの証明が最後の最後に待っています。見終わった後に、ということはもし続きがあるのなら…!!! とまた新たな想像をかき立てられることをお約束します。

■主演:田中樹(士郎役/徳川家光役)

——映画祭での公式上映が決定したことについて。

この作品を作っている時は過酷なスケジュールの中必死に取り組んでいたため、この作品の後先を考えずに真摯に向き合っていました。ですが、この作品の完成を目にした時に少しでも多くの方に見ていただきたい、見ていただくべき作品だと心から思いました。なので、今回このような機会をいただけたこと心から嬉しく思います。日本の美しい風景と、世界的に注目を集めるサバイバルスリラーの融合をぜひ楽しんでいただければと思います。

——クライマックスへ向けて視聴者の皆様へのメッセージ。

ここまで『I,KILL』を楽しんでいただいてありがとうございます。ここから物語はさらに加速していきます。最後の衝撃の展開までノンストップで駆け抜けていくこの作品を、最後の1秒まで余すことなく楽しんでいただけたら嬉しいです。

■監督:ヤングポール

——映画祭での公式上映が決定したことについて。

今や世界最大級のゾンビ輸出国(というかゾンビ作品輸出国)である韓国の、歴史あるプチョンのファンタ映画祭でのまさかの上映。『I,KILL』が上映されるのは嬉しさと誇らしさと緊張とドキドキが入り混じっていますが…いや、やっぱりシンプルに嬉しさしかないです!! ハッピー!!

関係者の皆さん、やりましたね。京都で産声を上げた群凶が、海を越えました。韓ゾンビの発生源で和ゾンビがどう受け止められるのか、監督として非常に興味があります。

——クライマックスへ向けて視聴者の皆様へのメッセージ。

ゾンビドラマを見て、こんな感情になるんだ…が待っていると断言します。ここまで見てくださった方にはきっと伝わるかと思いますが、単なる怖いグロいではない、その先を描いたドラマになっています。あの人も、この人も、大きな決断と運命が待ち構えています。それぞれの『生きる』を、最後まで見届けて頂けたら幸いです。

■山田雅樹(WOWOW/コンテンツプロデュース局ドラマ制作部 チーフプロデューサー)

——映画祭での公式上映が決定したことについて。

今回、WOWOWと松竹・松竹京都撮影所が“タッグ”を組んで、日本発の新たなオリジナルドラマシリーズを作ることに挑戦してきました。伝統的な京都の「時代劇」と海外的な「サバイバルスリラー」というジャンルを掛け合わせ、さらに、ヤングポール監督をはじめとする東京のクリエイターと時代劇の職人スタッフの圧倒的な熱量のコラボレーションで生まれた本作。今度は、Kゾンビの本場・韓国の皆さまにご覧いただき、さらに、その先で、どんな化学反応が起きるのか非常に楽しみです。アジアを代表するジャンル映画祭であるプチョン国際ファンタスティック映画祭で上映されることを心より感謝申し上げます。

■岡村紘野(松竹/映像企画部テレビ企画室 プロデューサー)

——映画祭での公式上映が決定したことについて。

世界の方々にもご覧頂けることを念頭に日本の美しさを代表する古都・京都で製作した『I,KILL』が、アジアを代表するジャンル映画祭
であるプチョン国際ファンタスティック映画祭で上映されることをとても嬉しく思います。また本作を選んで頂き、心より感謝申し上げ
ます。

作品のテーマはシンプルに「生きる」です。今も昔も変わらない「生きる」ことの難しさを、日本の時代劇及びゾンビと融合させたチャ
レンジングな作品です。また人間同士の絆を描いた家族の物語でもあります。本作が富川から広まり、世界中の方々にご覧頂けることを
切に願っております。

『連続ドラマW I, KILL』はWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて毎週午後10時より放送・配信中(全6話)。