上映後は8分超にも及ぶスタンディングオベーション

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のプレミアスクリーニングが開催され、主演のトム・クルーズをはじめ、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、ヘイリー・アトウェル、グレッグ・ターザン・デイヴィス、クリストファー・マッカリー監督が登壇。なんと3日前に完成したという本編を、世界最速のプレミア上映となるこの機会に観客とキャスト全員で鑑賞した。

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世界的映画スター:トム・クルーズが満を持して全世界に贈る、シリーズ最新作であり、本年度一番の世界的な話題作である『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。記念すべきトム・クルーズ25回目の来日となった今回、ハリウッド映画史上初の東京都庁・都民広場にてジャパンプレミアのレッドカーペットが開催され、抽選で選ばれた総勢1000人もの観客は大盛り上がり。フィナーレには本作をテーマにした特製プロジェクションマッピングとともに花火も打ち上げられ、新宿は熱狂の渦に巻き込まれた。

その勢いをそのままに、ミッションチームはTOHOシネマズ日比谷で開催のプレミアスクリーニングへ。新宿と同様に来日を心から待ちわびた300人を超えるファンの歓声に包まれながら主演のトム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、ヘイリー・アトウェル、グレッグ・ターザン・デイヴィス、クリストファー・マッカリー監督が次々に登壇した。

映画の常識を変え、不可能を可能にし続けてきた『ミッション:インポッシブル』シリーズの集大成を描いた最新作に全世界から注目が集まっているが、なんとここ日本が華々しいワールドツアーの最初の国に選ばれた。

常に日本のファンを大切にしながら夢と希望を与え続けてきたトムは、「皆さん、この作品をご覧いただく準備は出来ていますか? 前作では来ることが叶わず残念でしたが、皆さんと本日一緒に映画を見ることが出来て嬉しく思います」、マッカリー監督は「前作では来日が叶わなくなってしまいましたが、今回この作品を携えて、そして日本を皮切りにワールドツアーを始めることが出来て嬉しいです。今日は我々も皆さんと一緒に作品を拝見します」と客席に呼びかけた。

さらに、ヘイリーは「皆さんこんばんは。前回来れなかったということもあり今回のワールドツアーは日本から始めるということで今凄くわくわくしています。まだ映画を見ていないのですが、皆さんと一緒にこの映画を拝見出来ることを非常に嬉しく思います」、サイモンは「日本は大好きで、宮崎駿監督作品や『AKIRA』(88年)だったり日本関連のタトゥーも実は入っています。こうやって一緒に映画を見られることも嬉しく思っています。皆さん愛しています」と挨拶。

ポムは「実は子どものころ2年間京都に住んでいたのですが、その頃話せていたはずの日本語を全て忘れてしまいました(笑)。本日は皆さんと一緒に完成した映画を見られることを大変楽しみにしています。ありがとうございます」、グレッグは「私は初来日なのですが、ずっと来たかった日本にこの素晴らしい作品、そして素晴らしいキャストと来ることが出来て本当に光栄です。皆さん温かく迎えてくださってありがとうございます」と、それぞれに数年越しに叶った来日へ喜びを溢れさせた。

今回のプレミアスクリーニングは、なんと世界初の公式プレミア上映。前作から2年の時を経てついにお披露目となる今の心境、そして観客へのメッセージを問われるとトムは、「この映画は3日前に完成したばかりなんです。7年間かけて前作と本作を製作したのですが、字幕などを付けたものは本当に3日前に完成しました。なので、ここに居るキャストの皆も初めてここで一緒に見ることになります。皆さん、一緒に見る準備は出来ていますか?」と笑顔で問いかけると、観客からも歓声が飛び場内の盛り上がりは最高潮に。

ヘイリー、サイモン、ポム、グレッグは今日が初めての鑑賞ということで、日本のファンと一緒にスクリーンで見られることを特に楽しみにしていたよう。ポップコーンとドリンクをお供に映画を堪能した面々は、エンドロールが始まってからすぐに自然発生したスタンディングオベーションによる、8分超にも及ぶ拍手と称賛を受けながら笑顔で会場を後にした。

すべての“ミッション“はここにつながる——。トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの運命は? そしてタイトルが持つ“ファイナル”の意味とは? シリーズ最大の魅力の一つとして挙げられる、スタントマンを起用せずにトム・クルーズ本人によって行われる、陸・海・空あらゆるロケーションを舞台にした人間離れの超絶スタント、息を呑む圧倒的な迫力をぜひ劇場で体験いただきたい。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は2025年5月23日より日米同時公開。

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