満州で起きた性暴力の実態とは? 沈黙の中に沈められていた衝撃の“事実” 注目の記事をピックアップ

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80年前の戦時下で起きた幾重にも重なる加害の事実と犠牲の史実を綴ったドキュメンタリー『黒川の女たち』が公開決定し話題に。また、ルイス・ブニュエル監督作『昼顔』を紹介したコラムや、都市伝説ホラー『2025年7月5日午前4時18分』公開決定のニュースも大きな注目を集めた。

戦時下で起きた加害の事実と犠牲の史実を綴ったドキュメンタリー『黒川の女たち』公開決定

80年前の戦時下で起きた幾重にも重なる加害の事実と犠牲の史実を綴ったドキュメンタリー『黒川の女たち』が公開決定。併せてメインビジュアルが公開された。

今から80年前の満洲で起きた「接待」という名の性暴力の実態、日本の敗戦とともに消えたまぼろしの国で生きて日本に帰るために、敵であるロシア軍に助けを求めた開拓団の史実——。命と引き換えに犠牲となったのは、数えで18歳以上の女性たち。15人の女性たちは性の相手として差し出されたのだ。

この事実は長年語られることなく、沈黙の中に沈められていた。しかし、戦争から70年の年月を迎えようとしている2013年、公の場でこの事実を明かした。本作はそんな女性たちのオーラスストーリーを丁寧に紡いだ作品だ。

公開決定にあわせて、本作のメインビジュアルが解禁された。満州で撮った女性たちのカメラ目線の1枚の写真、そして下に並ぶのは、この記憶を語るべくカメラの前に立ってくれた女性たちの表情。力強い1枚に仕上がっている。記事には、本作の語りを担当した大竹しのぶからのコメントも掲載されている。

・性接待に差し出された15人の女性たち 仲間を守った彼女たちの過酷な半生とは？『黒川の女たち』

人に言えない二重生活を送る人妻…カトリーヌ・ドヌーヴ主演『昼顔』の魅力とは？

カトリーヌ・ドヌーヴ主演のフランス／イタリア合作映画、『昼顔』。人に言えない二重生活を送る人妻を描いた映画はいったいどのくらいエロイのか、本コラムではその魅力を女性目線で紐解いている。

ドヌーヴ演じるセヴリーヌには、イケメンでやさしい医師の夫ピエール（ジャン・ソレル）がいる。美人で裕福で夫婦仲もよく何一つ不自由のない生活を送っているように見えるのだが、どうやら夜の夫婦生活だけは例外のようだ。夫の要求を拒み続けるセヴリーヌは愛の行為に消極的な女性かと思いきや、どうやらそうでもないらしい。

既婚者のとある友人が昼間娼館でひそかに娼婦として働いている、という噂話を聞くと、そのことが頭から離れなくなってしまう。そしてついにいてもたってもいられず自ら娼館のドアを叩き、「昼間だけ働かせてほしい」と直訴するのであった。そんなセヴリーヌに、女主人は「昼顔」という源氏名を与える。セヴリーヌは夫婦間の平和で凡庸な行為に興味がないのであって、心の底では貪欲に刺激的な愛の交わりを求めているらしい。

コラムでは、ドヌーヴの衣装の着こなしにも注目して紹介しているのでぜひチェックしてほしい。

・昼は娼婦、夜は良妻、背徳の人妻をカトリーヌ・ドヌーヴが気高く演じたエロスの名作

「2025年7月5日午前4時18分」がヤバい？ 予言・噂をモチーフに描く都市伝説ホラー

東日本大震災を予知していたことで話題となった漫画家・たつき諒の著書『私が見た未来』。そのなかで描かれた夢で見た大災害、さらにはさまざまな予言・噂をモチーフにした『2025年7月5日午前4時18分』の公開が決定した。

『私が見た未来』に描かれた2025年7月5日に起こる大災害、さらに物理学者・保江邦夫氏による同日にフィリピン海域に隕石が落下する可能性があるという提言。またアメリカ先住民・ホピ族が伝える“最後の予言”もこの日ではないかという噂……これらのトピックが、ネットを中心に話題となっている。

劇場予告編は、音もなく崩れた廃墟をさまようひとりの足音から始まる。続いて、静寂に包まれた空撮映像。そこに重なるのは「世界が変わる」という、不吉な言葉。まるで、不吉な噂“7月5日”を示唆するかのように──。

「この都市伝説、7月5日がヤバいって噂なんだけど……」その日付と、ハルカの誕生日が奇妙に重なるとき、偶然のはずの日常が、少しずつ形を変えていく。

再び映し出されるのは、あの廃墟。そこにぽっかりと開いた、底の見えない“穴”。そして、何かを暗示するような登場人物たちの言葉。その意味とは？ あの穴の正体とは？ まだまだ謎が多い本作の今後の情報公開に期待したい。

・2025年7月5日、午前4時18分に何かが起きる？ あまりに恐ろしすぎるネットミームの真相とは