本木雅弘が疑心暗鬼の城主に! 宮舘涼太らと挑む『黒牢城』 黒沢清監督のメガホンで映画化

#オダギリジョー#吉高由里子#宮舘涼太#本木雅弘#柄本佑#菅田将暉#青木崇高#黒沢清#黒牢城

(C)2026映画「黒牢城」製作委員会
(C)2026映画「黒牢城」製作委員会
(C)2026映画「黒牢城」製作委員会

密室と化した城で交錯する疑念と愛、その先に待つ衝撃の真相とは

米澤穂信による傑作ミステリー小説「黒牢城」が、黒沢清監督のメガホンで映画化されることが決定した。本木雅弘が主演を務め、菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、宮舘涼太、柄本佑、オダギリジョーら豪華キャストが集結。城主と囚われの天才軍師が、城という密室で起きる殺人と連続する怪事件に挑む。

・本木雅弘と“元恋人役”小泉今日子が手を繋ぐシーンは本木のアイデア「ラブストーリーの部分をもう一息、わかりやすい形に」

第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をW受賞し、「このミステリーがすごい!」第1位をはじめ、史上初となる4大ミステリー賞(「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」「2022本格ミステリ・ベスト10」)を制覇した米澤穂信の傑作ミステリーが映画化。2026年に全国公開される。

(C)2026映画「黒牢城」製作委員会
(C)2026映画「黒牢城」製作委員会

主演に本木雅弘を迎え、菅田将暉、吉高由里子ら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『スパイの妻』(20年/第77回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞)や『クリーピー 偽りの隣人』(16年)などで国内外から高い評価を得続ける黒沢清監督だ。世界三大映画祭の常連である黒沢監督にとって、本作は初の時代劇となる。

荒木村重(本木)は、暴虐な織田信長のやり方に反発し、籠城作戦を決行する。しかし城は織田軍に包囲され、孤立無援の状況に追い込まれる。血気盛んな家臣たちを抑えつつ、村重は妻・千代保(吉高)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。

そんな折、城内で一人の少年が殺される事件が発生する。その後も怪事件が相次ぎ、容疑者は密室と化した城内にいる家臣や身内の誰かに絞られていく。城外には敵軍、城内には裏切り者の影。疑心暗鬼が広がる中、村重は牢に囚われた危険な天才軍師・黒田官兵衛(菅田)とともに謎の解明に挑む。事件の驚くべき真相とは何か。

今回の映画化発表に合わせて超特報映像・ティザービジュアル・メインカットが解禁された。超特報映像のタイトルコールのナレーションは新垣樽助が務めている。

■本木雅弘:主人公・荒木村重(あらき・むらしげ)役

「主人公をドン底に突き落として解放するというのが好きなんです」。そうサラッと言う黒沢さんは、冷静かつ挑戦的な監督です。歴史上では卑怯者のレッテルを貼られた荒木村重の内に秘めた葛藤とロマンを掬い取りました。魔的な(官兵衛)菅田さんと清廉な(妻)吉高さんの魅力に虚実ともに翻弄された京都での撮影の日々でした。原作と同様に、追い詰められて生きる現代人への提言を導くこの作品の仕上がりを、いつになく大きく期待しております。

■菅田将暉:囚われの天才軍師・黒田官兵衛(くろだ・かんべえ)役

黒沢組にまた参加できて光栄です。

前回は、銃撃戦に巻き込まれていく転売屋。次は、どんな役か楽しみにしていたら、黒沢清×時代劇という刺激に、心躍りました。しかも、あの黒田官兵衛を演じるということで、どんな戦模様が描かれるのかと思いきや、また想像を超える時代劇とミステリーの融合。

僕は、ほぼ舌戦。知と血と地にまみれ、脳みそフル稼働の撮影でした。対峙した時の荒木村重役の本木さんの瞳が忘れられません。ぜひ、劇場へ。

■吉高由里子:村重の妻・千代保(ちよほ)役

『光る君へ』を見てこの役をやってほしいという黒沢監督のお気持ちを聞いて、自分の演じた役が次の役へと繋がるバトンとなりとても嬉しかったです。

戦国時代は初めてで、その時代の死生観について学んだり悩んだり解せない感情にもぶつかったりもしました。

たくさんの方が出演されていますが、私の役はほとんど本木さん演じる村重さんとしか関わりがなかったので、私も映画を見る日を楽しみにしています。

■青木崇高:荒木久左衛門(あらき・きゅうざえもん)役

国宝や重要文化財である城で撮影できたことはとても興奮しました。なかなかできない経験です。美しい形でありながら守りの要を果たしている、究極の機能美を感じました。天守閣からの眺めはとても素晴らしく、その領地を治める殿に仕える武将の気持ちを少しは感じられたかなと思います。映画『黒牢城』お楽しみあれ。

■宮舘涼太:乾助三郎(いぬい・すけさぶろう)役

乾助三郎を演じさせていただきました宮舘涼太です。

脚本の段階で、引き込まれると同時にすごく貴重な役をいただけたなと感じました。豪華なキャストの方々、そして黒沢監督のもとで演じるプレッシャーを感じましたが、「沢山学ぶ、全てを出し切る」という気持ちを掲げて撮影に挑ませていただきました。この作品がどう映像化されていくのか完成がとても楽しみです。

『黒牢城』という作品はそれぞれが色々な角度で悩み、騙し、奮闘する、誰が正義なのか、そんな作品です。見る方も自分がその時代を生きた一員だという目線で見ていただき作品を感じてもらえたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

■柄本佑:雑賀下針(さいか・さげはり)役

黒沢清監督作品に出演することは全ての俳優の憧れです。もちろん御多分に漏れず僕も憧れています。出演させていただいた今でさえまだ憧れている。それほどまでに、アダルトで艶のある黒沢組の現場に興奮しました。

■オダギリジョー:郡十右衛門(こおり・じゅうえもん)役

荒木村重という武将の謎の多さに大きな魅力を感じました。それを演じるのが本木さん。そして初の時代劇に挑まれるという黒沢監督。その現場をいち早く見られるなんて、役得と言うものでしょう。俳優やってて、良かったかもかも。

■黒沢清監督

最高に面白い原作に出会えたことが何よりの幸運でした。ただ時代劇も推理ものも僕は初めてで、うまく映画化できるか不安もありました。時代劇の正しさについては、本木さんはじめキャスト、スタッフ全員が完璧に理解されていたので、その点は大丈夫です。あとは推理ものとして正しくできたかどうか。正直ここが大変難しかったのですが、荒木村重という人物の謎と魅力に導かれてどうにか駆け抜けました。

■原作者:米澤穂信

映画化のお話を頂き、とても光栄に思っています。原作は暗闇が映える物語なので、きっと、心に焼きつくような暗闇が見られることでしょう。楽しみにしています。

『黒牢城』は2026年公開。

INTERVIEW