https://www.youtube.com/watch?v=TF5NWbI-A_8髙橋海人が、芳根京子と“ひとつの人生”を共有する……『君の顔では泣けない』の特別映像が10月18日に解禁された。原作は君嶋彼方による同名小説。第12回「小説 野性時代 新人賞」を受賞し、発売前から重版が決定するなど話題を集めた作品だ。“入れ替わり”という王道モチーフに「15年もの間、入れ替わったまま」という独自の設定を加え、誰も見たことのない“人生の交差”を描く。
高校1年生の坂平陸と水村まなみは、プールに落ちたことで心と体が入れ替わってしまう。いつか元に戻ると信じ、2人だけの秘密にしたまま過ごすが、月日は容赦なく流れ——。まなみとして生きる陸(芳根京子)と、陸として生きるまなみ(髙橋海人)は、それぞれの人生の選択を重ねていく。進学、就職、結婚、親との別れ。“自分として生きること”とは何かを問い続けながら、入れ替わったまま30歳を迎える。そして、まなみが陸に告げる。「元に戻る方法が、わかったかも——」。坂下雄一郎監督がリアルとフィクションの境を繊細に紡ぎ、15年分の時間を、切なくも瑞々しく映し出した。
髙橋海人「本当に人生を背負う感覚があった」
今回解禁されたインタビュー映像では、芳根京子と髙橋海人が作品への想いを語る。
初の“入れ替わり役”に挑んだ髙橋は、「“入れ替わる”とはどういうことかを改めて考えた」と語り、その難しさと面白さを実感したという。
一方の芳根は、脚本を読んで感じた疑問を口にする——「15年経って、果たして元に戻ることが正しいのか?」。
2人は“他者の人生を生きる”という究極のテーマを、まるで自分事のように抱えながら演じきった。15歳から30歳という人生の濃密な時間を描いた本作——髙橋は「本当に人生を背負う感覚があった」と語り、役を通して時間の重さを痛感したという。お互いの演技について語る場面では、芳根が「どういう球が来るんだろう?」とワクワクしながら掛け合いを楽しんだと話すと、髙橋は「芳根さんは“母なる大地”のようだった」と独特の表現でその包容力を称えた。
第38回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に正式出品
若手俳優として確かな演技力を誇る二人が織りなす、唯一無二の“入れ替わり”の物語。芳根京子と髙橋海人のほか、若き日の二人を西川愛莉と武市尚士がフレッシュに演じ、さらに中沢元紀、前原滉、林裕太らがキーパーソンとして出演。大塚寧々、赤堀雅秋、片岡礼子、山中崇といった実力派が脇を固める。第38回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門への正式出品も決定し、公開前から大きな話題を呼んでいる。“この人生は、本当は君のものだから”——このコピーが、静かに心を刺す。
『君の顔では泣けない』は11月14日より全国公開される。
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