桑田佳祐が『盤上の向日葵』に「暮れゆく街のふたり」のオリジナル“口笛バージョン”を新録!
坂口健太郎と渡辺謙の魂の演技バトルをみせるヒューマンミステリー映画『盤上の向日葵』。サザンオールスターズが主題歌「暮れゆく街のふたり」を提供したことでも話題の本作、主題歌「暮れゆく街のふたり」をフィーチャーした「主題歌特別映像」が解禁され、桑田佳祐が本作のために“口笛バージョン”を新たに録音したことも発表された。
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楽曲のために、完成した作品を再編集して臨んだ

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹 (C)2025映画「盤上の向日葵」製作委員会
とある山中で身元不明の白骨死体が発見された。手掛かりは死体とともに発見された高価な将棋の駒。
捜査の末、その駒の持ち主は、将棋界に彗星のごとく現れ時代の寵児となった天才棋士、上条桂介(坂口健太郎)だと判明する。さらに捜査の過程で、桂介の過去を知る重要人物として、賭け将棋で圧倒的な実力を持ちながら裏社会に生きた男、東明重慶(渡辺謙)の存在が浮かび上がる——。
人間の光と闇を映し出すこの物語の製作陣は、昨年「切なさや哀しさ、愚かさも含め、必死に生きていく人間たちへの応援歌がほしい」と、この物語の主題歌をサザンオールスターズに依頼した。
完成直前の本編を見た桑田佳祐は楽曲提供を快諾し、最新オリジナル・アルバム「THANK YOU SO MUCH」のために制作を進めていた楽曲のひとつ「暮れゆく街のふたり」を提案されたという。
くわえて、「暮れゆく街のふたり」の作詞・作曲をした桑田佳祐が、楽曲制作に着手した当初、“仮歌”として歌ではなく口笛を吹き込んでいた、という裏話を聞いた製作陣は、主題歌チームと相談しつつ、「口笛を本編に活かすことはできないか?」と、考えた。
物語の中盤、生き方を模索していた主人公・桂介が、故郷にも通ずるような向日葵畑で亡くなった母を思い出す。ふと現実に立ち戻ると、そこには別の女性の姿が。それが農園で働く奈津子(土屋太鳳)との、そして新しい生き方との出会いだった…というシーンを編集し直すことを決め、桑田も全国ツアー中に“口笛バージョン”を改めて録音したという。
桑田は「仮歌を口笛でやっていて、これがいいという話になりまして、ツアー中に口笛を入れ直しましたんですよ。それが向日葵畑のシーンで使われることになりました」と、自身のラジオ番組で経緯を語りつつ「またあらためて、劇場で見ようと思います」と自らの言葉でリスナーたちに向けて、完成版への大きな期待をにじませた。
熊澤尚人監督は「このように別バージョンの楽曲を特別に作っていただけることは、普通はないとのこと。映画の中でポイントになる、主人公の決断をこの曲で盛り上げることができたのは、大変嬉しいことでした」と感激を隠さない。
また、今回解禁された「主題歌特別映像」は、貧しいながらも優しかったころの父との思い出、辛く孤独な少年時代に、将棋だけではなく人のぬくもりを教えてくれた恩師との日々、そして東明に連れて行かれた雪深い東北地方への旅打ち…という桂介の思い出と、死体とともに発掘された将棋の駒「菊水月」の謎を追う刑事たちの姿、桂介を案じて思い悩む奈津子の姿がクロスする予告となっている。
『盤上の向日葵』は2025年10月31日より全国公開。
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