倍賞千恵子、木村拓哉に「初恋はどんなだったの?」と質問攻め『TOKYOタクシー』心揺さぶる予告編

#TOKYOタクシー#倍賞千恵子#山田洋次#木村拓哉

(C)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会

長きにわたり日本映画界で活躍し続け山田洋次監督91本目の作品にして、日本の誇る名女優・倍賞千恵子、そして『武士の一分』以来19年ぶりの山田組参加となる木村拓哉がタッグを組むヒューマンドラマ『TOKYOタクシー』の新たな予告編、メインビジュアルが解禁となった。

・木村拓哉が「こんなに贅沢でハートフルな現場はめったにない」と語る、山田洋次監督最新作の公開が決定!

心の交流、そしてキムタクの涙! その理由は?

ある日タクシー運転手の浩二(木村)が乗せたのは、人生の終活に向かうマダム・すみれ(倍賞)。東京から葉山へと向かいながら、彼女の思い出の地をめぐるうち、彼女の壮絶な人生が明らかになっていく。

他人同士だった2人の人生が交差し、やがて想像もしなかった“奇跡”が訪れる——。

フランスで初登場新作1位を獲得、2023年に日本でも公開しヒットしたフランス映画『パリタクシー』を原作に、昭和から平成、令和と、日本に生きる人々を長年描き続けてきた山田監督が、刻々と変化する大都市〈東京〉を舞台に、人生の喜びを謳いあげる、感動のヒューマンドラマ。

予告映像では、木村演じるタクシー運転手・浩二が、倍賞演じるすみれをタクシーに乗せる場面から始まる。「お客さん、行き先は?」「お伝えしたと思うけど」と、最初はそっけない二人だったが、会話を重ねるうち次第に心を許し始めたすみれが「運転手さんの初恋はどんなだったの? お相手はどんな人?」と浩二に質問攻め。

「覚えてませんよ、そんなの」と答える浩二に、「あらつまんない、照れてるのね!」と肩をパシッと叩くという、思わずクスッとしてしまうような楽しい掛け合いが映し出される。

映像中盤には、若き日のすみれ(蒼井優)が、「二度とこんなことさせないから!」と泣きながら子どもを抱きしめる姿や、裁判所の証言台に毅然とした表情で立つ回想シーンも映し出される。

果たして、かつてすみれに起こった出来事とは…。

そして浩二の、「今生きているから、この景色を見ることができるんです。死ななくてよかったんだ、すみれさんは」という言葉に「そうね。あなたにも会えたんだものね」と返すすみれ。

心が通じ合った果てに映し出されるのは、浩二がタクシーの中で涙するシーン。

溢れ出す涙を拭う浩二の、様々な感情が入り混じった表情に、思わず心を掴まれ物語へ引き込まれてしまう予告となっている。

(C)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会

あわせて解禁されたメインビジュアルは、鮮やかな夕日を背に腕を組んで歩く、2人の穏やかな笑顔が印象的なショットだ。

蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、イ・ジュニョン、笹野高史など多彩な豪華キャストが集結したこの作品、マキタスポーツ、北山雅康、木村優来、小林稔侍といった面々の出演も明らかとなった。

この秋、日本最高峰の監督・キャスト陣による映画から目が離せない。

『TOKYOタクシー』は2025年11月21日より全国公開。