Snow Man佐久間大介、恩師・内田監督作『ナイトフラワー』で新境地 切ない愛を全身全霊で体現

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(C)2025「ナイトフラワー」製作委員会
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『ナイトフラワー』
『ナイトフラワー』
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『ナイトフラワー』
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『ナイトフラワー』

「少しでも恩返しを」想いを寄せる幼なじみを守る海役で力強い演技を披露

北川景子主演、『ミッドナイトスワン』(20年)で第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた内田英治監督の最新作『ナイトフラワー』に、新キャストとして佐久間⼤介(Snow Man)、渋⾕⿓太、渋川清彦、池内博之、⽥中麗奈、光⽯研の出演が決定。本作より、新特報と新場面写真6点を紹介する。

・北川景子主演、森田望智、佐久間⼤介、渋⾕⿓太共演『ナイトフラワー』の写真をすべて見る

本作は、内田英治監督が自ら原案・脚本を務めるヒューマン・サスペンス。借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親が、2人の子どもの夢を叶えるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく姿を描く。

主人公・永島夏希を演じるのは、『ファーストラヴ』(21年)『スマホを落としただけなのに』(18年)『ラーゲリより愛を込めて』(22年)など数々の話題作で主演・主要キャストを務め、演技力の高さと圧倒的な存在感を放つ女優・北川景子。ほぼスッピンで顔を崩して大きく笑い、関西弁で捲し立て、泣きじゃくり、夜のネオン街を全力で駆け回るなど、今まで見せたことのない表情で強くたくましい母を熱演している。

共演には、Netflixの『全裸監督』シリーズ、『シティーハンター』(24年)やNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』『虎に翼』などで注目を集める森田望智。北川演じる夏希のボディガードとしてシスターフッドを繰り広げる格闘家・芳井多摩恵を演じる。

今回、新キャストとして佐久間⼤介(Snow Man)、渋⾕⿓太、渋川清彦、池内博之、⽥中麗奈、光⽯研の出演が発表された。

Snow Manのメンバーとして絶大な人気を誇り、俳優としても演技に定評のある佐久間が演じるのは、多摩恵(森田)の幼なじみで密かに思いを寄せる池田海。ドラッグ密売の世界と多摩恵たちを結びつけるきっかけを作ってしまったことへの後悔を胸に抱きつつ、最後まで彼女を守ろうと奔走する役どころだ。

内田英治監督作品への出演は『マッチング』(24年)に続く2作目で、来年公開の初単独主演作『スペシャルズ』でもタッグを組む佐久間。「辛い人生の中でも、自分たちなりの幸せを模索しながら成長していく物語。そんな作品に海役として出演でき、とても嬉しいです。内田監督は、僕が映像作品で演技をする場を与えてくださった恩師だと思っています。少しでも恩返しできたらという思いでこの作品に挑みました」とオファー時の心境を明かす。

さらに「海は多摩恵がすべてのような存在で、彼女を一番幸せにしたいと思っている。多摩恵の格闘シーンは、胸が押し潰されそうになりながら見ていました」と、海として全身全霊で挑んだ撮影の回顧。内田監督も「海のやり場のない愛情をナチュラルに表現し、ご本人の感情の繊細さを垣間見せてくれた」とその演技を高く評価する。

また、佐久間は本作について、「目を覆いたくなるような現実がありながらも、友情や頼れる存在に救われる。観客の皆さんにも、そんな希望を感じていただけたら嬉しいです」と語る。普段のポップなイメージを封印し、幼なじみへの切ない想いを繊細な表情で体現した佐久間の新たな魅力に期待が高まる。

『ナイトフラワー』

本作で俳優デビューを飾るのが、今年結成20周年を迎えるバンドSUPER BEAVERの渋⾕。街の麻薬密売の元締めで、永島夏希(北川)と取引をするサトウを演じる。

今回演技に初挑戦ということで、普段のライブパフォーマンスとは違った緊張感があったという渋谷。「今までにない緊張を感じましたが、たくさんの方が現場で助けてくださいました。役作りに関しては、サトウという人物のバックグラウンドを掘り下げ、自分なりにプロファイリングしながら内田監督と話し合いました」と初演技ながら繊細な役作りを明かす。

「自分なりにひたむきな姿勢で挑めた現場でした」と自信ものぞかせつつ、「一体どんな作品になるのか、今から楽しみです。きっと素敵な作品になるのではないかと思っています。私がどんな風にサトウを演じているかも含めて、この物語を楽しんでいただけたら幸いです」と期待を込めた。

渋谷について内田監督は「自身初の演技ということで一瞬心配しましたが、現場でそれは吹き飛びました。すごく難しい悪役を演じてくれ、モニターごしからも怖さが滲んでいた。ライブのステージ上とはまったく違う演技者でした」とその演技に太鼓判を押している。

『ナイトフラワー』

さらに、麻薬密売のネタを追う元刑事の探偵・岩倉役に渋川清彦、その岩倉に大学生の娘の素行調査を依頼する総合病院の院長夫人・星崎みゆき役に⽥中麗奈、多摩恵が所属するジムのコーチ・柳一郎役に池内博之、同ジムの会長で借金を抱えている多田真司役に光石研の出演が決定。ドラッグの密売に手を染める夏希と多摩恵に深くかかわる重要キャラクターを実力派俳優陣が演じる。

あわせて、ドラッグの売人になることを決意した夏希のボディガードを買って出る多摩恵、闇に足を踏み入れようとする多摩恵に警告を鳴らす海、夏希と麻薬密売の取引を交わすサトウの存在感に溢れた姿が追加された新特報映像と、今回解禁となったキャスト陣の姿を収めた場面写真6点も到着した。

■佐久間大介

辛い人生の中でも、自分たちなりの幸せを模索しながら成長していく物語。そんな作品に、海役として出演させていただき、とても嬉しいです。内田監督は、僕が映像作品で演技をする場所をつくってくださった恩師だと思っています。少しでも恩返しできたらという思いでこの作品に挑みました。

海は多摩恵がすべてのような子で、多摩恵を一番幸せにしたいと思っている。多摩恵の格闘シーンは、胸が押し潰されそうになりながら見ていました。海と多摩恵の普段のやり取りもあるので、そこで2人の距離感というものを感じてくれたらいいなと思います。目を覆いたくなるような現実がありながら、友情や頼れる存在に救われる。映画を見た方にもそんな希望を感じていただけたら嬉しいです。

■渋谷龍太

撮影前は今までにない緊張を感じましたが、北川さん、森田さん、佐久間さんはじめ、たくさんの方が助けてくださり、楽しく、興味深い現場になりました。サトウという人物のバックグラウンドを掘り下げ、自分なりにプロファイリングしながら内田監督と話し合い、ひたむきな姿勢で挑めた現場でした。一体どんな作品になるのか、今から楽しみです。きっと素敵な作品になるのではないかと思っています。私がどんな風にサトウを演じているかも含めて、この物語を楽しんでいただけたら幸いです。

■内田英治監督

長いお付き合いになってきた佐久間大介さん。多少でも彼の演技を知っていた気になっていたことをすぐに反省した。シリアスなヒューマンストーリーである今作『ナイトフラワー』では今までに見たことのない顔を見せてくれました。役柄である「海」のやり場のない愛情をナチュラルに表現してくれて、ご本人の感情の繊細さを垣間見た気がします。様々なジャンルで活躍中ですが、ぜひ俳優・佐久間大介をスクリーンで見ていただきたい。

そして、初めてご一緒させていただいた渋谷龍太さん。言わずと知れたSUPER BEAVERのフロントマン。自身初の演技ということで一瞬心配しましたが、現場でそれは吹き飛びました。すごく難しい悪役を演じてくれ、モニターごしからも怖さが滲んでいた。ライブのステージ上とはまったく違う演技者でした。 北川景子さん、森田望智さん、そして佐久間大介さん、渋谷龍太さん。この4人のシーン、本当に素晴らしかった。ぜひ映画館で!

『ナイトフラワー』は2025年11月28日より全国公開。