人生に悩む50代女性の再出発を応援する優しいメッセージソング『道草キッチン』

#中江有里#映画#松本俊明#道草キッチン

『道草キッチン』
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スピン

中江有里、26年ぶりの主演作で“ひとりの人生”と向き合う旅へ

中江有里が26年ぶりに主演を務める映画『道草キッチン』より、中江と松本俊明のユニット「スピン」による挿入歌「それぞれの地図」を使用した予告編と日本版ポスターを紹介する。

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都会で小さな喫茶店を営む主人公・桂木立(りつ)。家族も親戚もいない彼女は、余生をひとりで生きていこうと心に決めていた。しかし、再開発の影響で店は立ち退きを余儀なくされ、閉店を迎えることに。さらに健康上の問題も重なり、将来への不安を抱えて茫然としていた。

そんな折、突然届いた徳島県・吉野川市からの相続に関する通知をきっかけに、思い切って移住を決意。さまざまな事情を抱えた地元の人々や、懸命に日本で生きるベトナム人たちと出会い、自然豊かな食材を使ったベトナム料理を通じて心を満たす時間を過ごす中で、徐々に自身の中にあった過去のわだかまりと向き合い、自らの生き方を見つめ直していく──。

主人公・桂木立を演じるのは、作家・俳優・歌手としてマルチに活躍する中江有里。大林宣彦監督による映画『風の歌が聴きたい』(98年)以来、実に26年ぶりの映画主演作となる。

『道草キッチン』

共演には、『SHOGUN 将軍』で話題を集めた金井浩人、『春原さんのうた』(21年)で主演を務めた荒木知佳、『誰かの花』(21年)の村上穂乃佳、北野武監督作品の常連であり、白羽監督作にも多数出演している仁科貴、『すとん』(25年)の本間淳志、『愛がなんだ』(18年)など今泉力哉監督作品に出演してきた芝博文、さらに、歌手やミュージカルの第一線で活躍する今陽子や、ミュージシャンの大塚まさじらが、物語の重要な役どころを担う。

また、徳島県出身のピアニスト・石井琢磨が演奏する「月の光」(クロード・ドビュッシー作曲)がエンディング曲として作品に華を添えるほか、今回の予告編にて解禁された挿入歌「それぞれの地図」は、中江有里と松本俊明によるユニット「スピン」が担当。作詞とボーカルは中江自身が手がけている。羽ばたこうとする全ての人へ贈るあたたかなメッセージが、様々な事情を抱えた登場人物たちに寄り添うような楽曲となっている。

■中江有里

小学校の卒業式で「仰げば尊し」を合唱していた時、急に胸が熱くなり、泣きたくなったことを覚えています。歌は心を揺さぶるものだと感じました。「それぞれの地図」は、あの頃の自分を思い出して書いた詞です。羽ばたこうとする人へのエールとなりますように。

■松本俊明

中江有里さんとの素敵なプロジェクト、スピンがいよいよスタートします。気を衒わず、自然体で風のささやきのような気持ちで作曲しました。皆さんにもこの心地良さを感じていただけたら嬉しいです。

『道草キッチン』は2025年11月7日よりシネマサンシャイン北島、イオンシネマ徳島にて先行公開。11月22日より全国順次公開。