ある日突然、霊が”見える”ようになった女子高生・みこ(原菜乃華)の周りにやってくるヤバすぎる霊たち。みこは「見ないふり」で対抗する……というホラーコメディ『見える子ちゃん』。みこの前に産休の担任・荒井先生(堀田茜)の代理担任として赴任する、謎めいた遠野先生(京本大我)……そんな2人の先生の“過去のつながり”を感じさせる本編シーンが解禁された。
・京本大我、撮影の休憩時間にフードコートでたこ焼き「役の反動で食欲が増してしまいました」
ミステリアスな遠野先生の過去に隠された秘密とは?
カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数9,000万回、国内発行部数330万部を突破した泉朝樹によるホラーコメディ漫画を原作に、『アヒルと鴨のコインロッカー』(06年)『チーム・バチスタの栄光』(08年)『殿、利息でござる!』(16年)など、硬軟さまざまな話題作を世に送り出した中村義洋監督が実写映画化したのが本作だ。
親友のハナに霊が憑いても、同級生のユリアに見えることがバレそうになっても、ただひたすらに全力スルーする、主人公のみこ。
そんな彼女の担任・荒井先生は出産を間近に控え、急きょ病院へ搬送されることに。荒井先生はハナ(久間田琳加)ら生徒たちに向けて「ちょっと頼りないけど、真面目でいい人だから。助けてあげて」と、産休中の代わりを務めることになる先生の人柄を優しく伝える。
後日、みこたちが文化祭の出し物について話し合っていると、荒井先生が無事に出産したという知らせが届き、クラス中、安堵の表情に包まれる。
(C)2025『見える子ちゃん』製作委員会
そこに呼び込まれ現れたのは、荒井先生がなぜか思いやる様子を見せた人物、遠野先生。若く端正な容姿の男性教師の登場に、教室内は一気にざわつき、ハナも興味津々なまなざしでその姿を見つめる。
遠野先生は控えめにひとことだけ挨拶をするが、その静かな佇まいからは誠実さがにじみ出る一方で、どこか影を感じさせる独特の空気が漂っている。
文化祭の出し物も、みこが避けようとしていた“おばけ屋敷”に決まり、にわかに不穏な雰囲気が教室を包み込み始める。
遠野は寡黙で優しく、真面目そうな印象、そしてそのルックスから校内の女子生徒たちから熱い注目を集めていく。しかし、物語が進むにつれ実は互いに“過去”を知る間柄であった荒井先生との関係性から、隠された真実が次第に明らかになっていく……。
物語のキーとなる遠野が登場する今回の映像。複雑な背景を持つ難役に挑んだ京本大我は「自分なりに台本を何度も噛み砕きながらこの作品と向き合いました」とコメント。
中村監督も「事前に(遠野の)生い立ちを渡して読んでもらってから、その次に衣装合わせをしました。その時にはもうすでに役を捉えてきていた」と、その役への深い理解と表現力を高く評価している。
“霊”が見えるようになっても平穏な日常を守るべく“見えないフリ”を貫こうとする主人公・みこ、そして彼女をとりまく大人たち……魅力的なキャラクターたちによる物語に、さらなる注目が集まりそうだ。
『見える子ちゃん』は2025年6月6日より全国公開。
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