大橋のぞみ

人気子役が、ロシア生まれのかわいいキャラクターのアフレコに挑戦！

2010.12.17

『チェブラーシカ』大橋のぞみインタビュー

自己採点は80点。あ、やっぱり100点にしておきます（笑）

ロシアの児童文学作家エドゥアルド・ウスペンスキーの原作を、パペットアニメの巨匠ロマン・カチャーノフ監督が映像化した『チェブラーシカ』。1969年に作られて以来、世界中で愛され続けてきたチェブラーシカの新たな作品が、この度、日本人スタッフの手によって作られ、12月18日より公開されることとなった。
旧作のイメージを大切にしながらも、新しいエピソードを取り入れるなど、6年の歳月をかけて丁寧に作られたこの映画で、主人公チェブラーシカの声を担当しているのが、『崖の上のポニョ』の主題歌で注目を浴び、ドラマ『ハガネの女』にレギュラー出演するなど幅広く活躍する子役の大橋のぞみだ。

南の島からやってきた、クマでもサルでもない正体不明の不思議な生き物、チェブラーシカ。好奇心旺盛で頑張り屋、誰からも愛される愛くるしいキャラクターに息吹を吹き込み、一層のキュートさを加味した大橋に話を聞いた。

・大橋のぞみと松浦愛弓が『チェブラーシカ／くまのがっこう』で舞台挨拶
・「くまのがっこう」あいはらひろゆきインタビュー
──チェブラーシカのファンということですが、このお仕事をする前から知っていましたか？
大橋：はい。覚えていないくらい昔から知っていました。
──アフレコは難しかったですか？また、監督からはどんなことを言われましたか？
大橋：監督からはいつもの感じでいいよ、と言ってもらえたのですが、難しかったのは、台本に載っていない、走った後の息づかいなどです。あとはセリフのタイミング。最初は、どこでセリフを言えばいいのか分からなかったのですが、段々慣れてきました。
──お芝居をするときと声優をするときで違いはありますか？
大橋：ドラマはセリフを覚えなきゃいけないけど、声優のときは覚えないで（台本を）見てできることです（笑）。
──セリフを覚えるのは得意ですか？
大橋：得意とまではいかないんですけど……。でも、前のほうが早く覚えられた気がします。だんだん覚えるのが遅くなってしまって（笑）。
──自己採点すると、今回は何点くらいの出来ですか？
大橋：80点。あ、やっぱり100点にしておきます（笑）。
──東京国際映画祭では原作者のウスペンスキーさんも来日し、一緒にグリーンカーペットを歩いていましたね。どんな方でしたか？
大橋：優しくて面白い人でした。通訳の人とずっと歌っていましたが、知らない歌だったので私は一緒に歌えなくて……。
──小さい頃からこのお仕事をしていますが、今までのなかで、会えて一番嬉しかった人は誰ですか？
大橋：宮崎駿さんです。『ポニョ』のときにキャンペーンで一緒にいろんな地方を回ったのですが、とても優しくて、お話しが楽しかったんです。
──目標としたい女優さんはいますか？
大橋：木村佳乃さんです。東京国際映画祭でも会ったのですが、やっぱりキレイで。前にドラマで共演したときにすごく優しくしてもらったので、「いいなぁ」って（笑）。
──とってもしっかりして見えますが、周りの人からはどんな性格だと言われますか？例えば、「のんびり屋さんだね」とか「甘えん坊だね」などと言われたりもしますか？
大橋：今言ったこと、全部言われます（笑）。のんびり屋で甘えん坊。あとは、給食をいつもギリギリで食べ終わったりするので、自分でものろまだと思います。
『チェブラーシカ』は12月18日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開される（同時上映『くまのがっこう〜ジャッキーとケイティ〜』）。