『五日物語 3つの王国と3人の女』マッテオ・ガローネ監督ンタビュー

残酷で美しい…鬼才監督が描く女の性(さが)とは?

#マッテオ・ガローネ

マッテオ・ガローネ
マッテオ・ガローネ
Matteo Garrone

1968年10月15日生まれ、イタリアのローマ出身。86年、芸術高校を卒業後、撮影技師の助手からフルタイムの絵描きとなるが、次第に映画製作を志すようになり96年に短編作品で賞を獲り、翌年、自身の製作会社アルキメデスを起業する。初の映画『Terra Di Mezzo(原題)』はトリノ映画祭で2つの賞を受賞。その後、いくつかの作品で国内の映画賞を受賞した後、2002年、カンヌ国際映画祭の監督週間で上映された『剥製師』が注目を集める。08年、『ゴモラ』がカンヌで審査員特別グランプリを獲得。12年、『リアリティー』が、カンヌで再び審査員特別グランプリに輝き、イタリア国内の最高賞となるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞とナストロ・ダルジェント賞も3部門ずつ獲得する。次回作は「ピノキオ」の実写版になる予定。