『名付けようのない踊り』田中泯インタビュー

今多いのは“踊りビジネス”。否定はしないけど、僕にはできない

#ダンス#ドキュメンタリー#名付けようのない踊り#田中泯#舞踏

名付けようのない踊り
『名付けようのない踊り』
(C)2021「名付けようのない踊り」製作委員会
田中泯
田中泯
たなか・みん

1945年3月10日生まれ、東京都出身。クラシックバレエとアメリカンモダンダンスを10年間学び、74年より独自の舞踊活動を開始。78年のパリ秋芸術祭『間–日本の時空間』展(ルーブル装飾美術館)での海外デビューは、世界中の知識人や芸術家との数々のコラボレーションへと繋がり、そのアプローチは形式的な舞台芸術、ダンス、音楽のシーンの枠に収まらない。「踊りの起源」への絶え間ない調査と堅固なこだわりは「場踊り」という形でより実践への根を深め、日本および世界各地で繰り広げられている。国内外問わず大舞台から野外までの幅広いダンス歴は現在までに3000回を超える。
2002年、『たそがれ清兵衛』でスクリーンデビューし、同作で第26回日本アカデミー賞新人俳優賞、最優秀助演男優賞を受賞。ダンサーとしての活動とあわせて俳優としても多数の映画、ドラマに出演。主な映画出演作は『隠し剣鬼の爪』(04年)、『メゾン・ド・ヒミコ』(05年)、『八日目の蝉』(11年)、『外事警察その男に騙されるな』(12年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)、『羊の木』(18年)、『アルキメデスの大戦』(19年)、『いのちの停車場』(21年)、『HOKUSAI』(21年)など。アメリカ映画『47RONIN』(13年)、Netflix映画『アウトサイダー』(18年)、韓国映画『サバハ』(19年/未)など海外の作品にも出演。今後の公開待機作に『峠 最後のサムライ』などがある。