ゴールデン・グローブ候補の評価はどこへ? 業界誌も驚きの落選
3月15日(現地時間)に発表される第98回アカデミー賞。毎年、ノミネーションにサプライズはつきものだが、今回特に驚きの反応が多かったのは、『ブゴニア』(2026年2月15日より公開)のジェシー・プレモンスが主演男優賞にノミネートされなかったことだ。
・【この俳優に注目】落選に衝撃、キルスティンの夫で実力派俳優プレモンスが『ブゴニア』で見せた名演と止まらぬ勢い
1月22日(現地時間)にノミネーションが発表されるや、セレブたちの悲喜こもごもがSNSに投稿された。
プレモンスの妻、キルスティン・ダンストはInstagramのストーリーで夫への強いサポートを露わにした。まず、『ブゴニア』の共演者であるコメディアンのスタヴロス・ハルキアスが投稿したストーリーをリポスト。そこには手に銃を持ったような怒りのミーム画像に「私から、ジェシー・プレモンスを主演男優賞にノミネートしなかった全員へ(Me to everyone who didn’t nominate Jesse Plemmons for Best Actor tho.)」というキャプションが添えられており、高い評価で候補入りを確実視されていたプレモンスに投票しなかったアカデミー会員への苛立ちをストレートに表現していた。
さらに、ポッドキャスト「The Bluff Council」のクリップもシェアし、ホストがプレモンスの演技を「ダニエル・デイ=ルイスやシドニー・ポワチエに匹敵する超越的なもの」と絶賛し、主演男優賞にノミネートされたティモシー・シャラメ(『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』)について「とても良いけど、それに比べてプレモンスはそれ以上」とコメントしている。間接的にシャラメのノミネートを疑問視するニュアンスを生み、ダンスト自身がアカデミー会員でもあることから、ネット上で話題となった。
プレモンスはゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされるなど、前哨戦でも注目されていたことから、ダンストの行動は「妻として当然の擁護」「賞の闇を暴いた」と支持する声も多い。プレモンスは陰謀論に取り憑かれ、いとこの青年と共謀してカリスマ経営者の女性(エマ・ストーン)を誘拐するテディという男性を演じている。狂信と孤独に揺れ動く心情を表現した演技は批評家から絶賛されていただけに、オスカー・ノミネーションを逃したことはVarietyなど業界誌をはじめ、メディアが衝撃をもって報じた。
一方で、素直に喜びを表現したのは初めてオスカー候補となったエル・ファニング。『センチメンタル・バリュー』で助演女優賞ノミネートを受け、Instagramに監督のヨアキム・トリアー夫妻とFacetimeで涙ながらに通話するスクリーンショットを添え、「これ本当なの!?!?!?! これは夢!?!?!?! 息ができない」と興奮を綴り、母や祖母、姉のダコタ・ファニングやおばと一緒に叫んで抱き合って泣いたことを明かした。
喜びに満ちたハッピーな投稿にはファンからも祝福の声が寄せられた。
他にもナタリー・ポートマンが女性監督のノミネーションの少なさについて「まだやらなければならないことがある」と業界批判したり、『ウィキッド 永遠の約束』がまさかの0ノミネーションとなってファンが大炎上するなど、サプライズの多い今年のアカデミー賞。3月の授賞発表の結果に関心が寄せられている。
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