齊藤京子主演で、アイドル業界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして個人が自己を取り戻すための闘いを描いた映画『恋愛裁判』。カンヌ国際映画祭などでも注目された本作の監督・深田晃司と、齊藤演じる主人公・真衣がセンターを務める「ハッピー☆ファンファーレ」が所属する事務所の社長を演じた津田健次郎の対談が、YouTubeで公開された。
・齊藤京子、主演作『恋愛裁判』カンヌのフォトコールで異例の拍手喝采が!
アイドルの世界を批判しつつも、応援しようとする物語
人気急上昇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」でセンターを務める山岡真衣は、中学時代の同級生・間山敬と偶然再会し、恋に落ちる。アイドルとして背負う「恋愛禁止」ルールに版下として、所属事務所から「恋愛禁止条項違反」で訴えられた真衣は、事務所社長の吉田光一、チーフマネージャーの矢吹早耶らによって、法廷で厳しく追及されることとなる。
作品誕生のきっかけについて、深田監督が「女性のアイドルがファンと恋愛関係になったことで、事務所から訴えられた実際の出来事を報道で知り、アイドルの恋愛禁止が契約書に記され、裁判にまで発展しているという点に率直に驚いた。人権の問題や女性の権利の問題に広げられるのではと思い、普遍性のある題材だと感じた」と語る。
すると津田は「深田監督がアイドル映画!? と最初はとても驚いたが、一体どんな話なのかと脚本を読むと、すごく腑に落ちた。現代の女性の自立や人権の問題をアイドルの角度から切り取っていくのかと、心の中で拍手した」と、本作の物語についての印象を述べた。
津田は深田監督作品について、「リアルで、しんどい部分にも、深く、躊躇なく勇気のある踏み込み方をされているイメージ」と語り、「今回こうして『恋愛裁判』のお話をいただき、参加させていただけてとても嬉しかった」と深田組への参加に対する喜びを露わにした。
深田監督は、津田が演じる吉田社長について「津田さんが演じることで、声だけで十分に圧になる。ただ向かい合って、淡々と話しかけているだけなのに、そこにものすごく圧がある。(吉田が)菜々香に説教するシーンを撮った時、“この映画いけるかも”と思えた」と評する。
さらに「津田さんに演じていただけたからこそ事務所の存在感がきちんと残る結果となったので、本当に感謝しています」と津田への感謝の想いを示した。
津田は吉田を演じるにあたって「吉田は、吉田の常識、すなわち芸能界や日本の現状の中での常識で仕事をしているだけなので、悪いことをしているつもりはない。正義が違う。そこで裁判に発展していくということなので、彼に悪気はなく、社長として当たり前のことをしているんじゃないかと思っている」と吉田への解釈を語った。

最後に、映画の見どころについて、津田は「非常に複雑性を持ったアイドルという世界をどこか批判しつつも、肯定しようとしていたり、応援しようとしていたりする。『恋愛裁判』は、アイドルというエンターテインメントを支える人々の話でもあり、恋愛の話でもあり、人間の話でもある。非常にシビアな現実も出てくる一方で、監督のロマンチストな一面がフワッと匂ってきて、そこがまた心地よかったりする、エンターテインメントしている作品」と語る。
深田監督は「見どころとしてはやはり俳優。津田さんはもちろん、ハッピー☆ファンファーレのメンバーを演じた俳優たちも。メンバー5人のうち4人が現役・元アイドルで、この作品の出演自体がすごく勇気のいることだったかもしれないが、見事に堂々とアイドルを演じてくださった。ぜひ俳優たちを見に来ていただけると嬉しい」と述べ、対談は締めくくられる。
その他にも、カンヌ国際映画祭についてや、主演・齊藤京子の魅力ついてなどを語る様子も収められており、特別対談を通じて映画をさらに深く楽しむことができるような内容となっている。
さらに、公式HPにはYouTubeの内容とは異なり、もう一歩踏み込んだ特別対談内容が掲載されている。

『恋愛裁判』は2026年1月23日より全国公開。
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