色気マックスな竹内涼真&町田啓太『10DANCE』ほかBL系作品を振り返り!

#10DANCE#25時、赤坂で Season2#40までにしたい10のこと#BL#ババンババンバンバンパイア#ふったらどしゃぶり

『10DANCE』
Netflix映画『10DANCE』独占配信中
『10DANCE』
Netflix映画『10DANCE』独占配信中

2025年もBL系作品に萌えた!

BL系のドラマや映画がコンスタントに制作される流れが定着し、2025年は話題性・完成度ともに高いヒット作が多く誕生した。本記事ではBLファンにおすすめしたい、2025年に放送、公開された作品を紹介していく。

伊藤あさひと武藤潤がW主演『ふったらどしゃぶり』

伊藤あさひと人気ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」の武藤潤がW主演を務め、一穂ミチが手掛ける「ふったらどしゃぶり ~When it rains, it pours~」を実写ドラマ化。原作は直木賞作家である一穂のBL小説代表作であり、愛と性愛を真っ向から描いた傑作。

『ふったらどしゃぶり』

(C)「ふったらどしゃぶり」製作委員会・MBS

結婚を意識しつつ順調に同棲生活を送る恋人とのセックスレに悩む一顕(武藤)と、同居中の幼なじみへの恋心に苦しむ整(伊藤)は間違いメールをきっかけに心のうちを吐露するようになる。愛する人と触れ合いたい、そんな飾り気のないまっすぐな思いが胸に迫ってくる。

性愛に向き合った名作BLの実写化『ふったらどしゃぶり』にどっぷり浸かる!

吉沢亮が板垣李光人を見守る!?『ババンババンバンバンパイア』

「18歳童貞の血」を求めるバンパイアの森蘭丸が、銭湯“こいの湯”のひとり息子・李仁の童貞喪失を阻止しようと日々の成長を見守るコメディ。原作は「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中の奥嶋ひろまさによる同名人気コミック。笑いあり、アクションあり、キャラソンまであってエンタメ性を存分に堪能できる。

『ババンババンバンバンパイア』

(C)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022

森蘭丸は『国宝』の吉沢亮が扮し、その振り幅に驚かされる。奥嶋がイメージしていたという、李仁を演じる板垣李光人は安定のかわいらしさ。

吉沢亮が“18歳童貞の血”を求めるバンパイアを力演、板垣李光人のピュアボーイぶりも必見!

風間俊介主演、庄司浩平共演『40までにしたい10のこと』

風間俊介主演、庄司浩平共演で、マミタの同名漫画を実写ドラマ化したオフィスラブストーリー。仕事はできるが、私生活は10年以上恋人がいない枯れたアラフォーサラリーマンの雀とひそかに雀に思いを寄せていたクールなアラサー部下・慶司の恋を描く。ファンシーなものが大好きなかわいい上司を風間が、実は一途で健気な高身長イケメンを庄司がそれぞれ好演。萌えキュンシーンも盛り込まれ、毎話トレンド入りを果たすほどの旋風を巻き起こした。

駒木根葵汰と新原泰佑が続投!『25時、赤坂で Season2』

夏野寛子による同名漫画を原作とした、芸能界を舞台に俳優同士の恋愛を描いた人気ドラマの続編。新進俳優の白崎由岐は美しい容姿と実力を兼ね備えた人気俳優の羽山麻水と恋人となり、羽山と「昼のゆめ」の続編ドラマで再共演し、舞台「雨と懺悔」にも挑む。原作はイラストも心情表現も繊細で美しく、実写化もその空気感を再現。ハイスペな羽山の方が天然魔性の白崎に振り回されている関係性も原作のままでキュンキュンさせる。羽山役は駒木根葵汰、白崎役は新原泰佑がSeason1から続投。

見事なダンスとゴージャスな映像を堪能『10DANCE(テンダンス)』

竹内涼真&町田啓太W主演によるNetflix映画。原作漫画「10DANCE」は「このBLがやばい! 2019」も受賞した井上佐藤による野心作。

『10DANCE』

Netflix映画『10DANCE』独占配信中

ラテン部門の日本チャンピオン・鈴木信也(竹内)と、スタンダード部門の日本チャンピオンにして世界2位であり、「帝王」の異名をとる杉木信也(町田)。本来交わることのない2人がラテン5種とスタンダード5種で競い合う<10ダンス>に挑むため、互いに得意分野を教え合い、距離を縮めていく。竹内と町田のクオリティも色気もマックスなダンスとゴージャスな映像が見もの。

竹内涼真&町田啓太のW主演で傑作漫画を実写化、映画版の魅力とは?

(文:牧島史佳/BLライター)