高杉真宙「自分の限界を超えていけ」 騎手役への挑戦とロンジン賞がつないだ現実の熱気

#高杉真宙

「ロンジン賞 第45回ジャパンカップ」の表彰式
「ロンジン賞 第45回ジャパンカップ」表彰式
「ロンジン賞 第45回ジャパンカップ」の表彰式
「ロンジン賞 第45回ジャパンカップ」の表彰式
「ロンジン賞 第45回ジャパンカップ」の表彰式

自身の挑戦の年を振り返り、競馬場への思いも明かす

TBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』に佐木騎手役で出演中の高杉真宙が、「ジャパン・オータムインターナショナル ロンジン賞 第45回ジャパンカップ(GⅠ・国際招待)」表彰式のプレゼンターとして登場。1着でゴールしたカランダガンを称え、関係者にロンジンの腕時計を贈呈した。

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190年以上の歴史を誇るスイスの時計ブランド「ロンジン」がオフィシャルパートナー兼タイムキーパーを務めた「ジャパン・オータムインターナショナル ロンジン賞 第45回ジャパンカップ(GⅠ・国際招待)」が、2025年11月30日に東京競馬場にて開催された。

「ジャパンカップ」は、1981年に創設された、東京競馬場・芝2400メートルで行われる3歳以上の競走馬を対象とした国際GⅠレース。スポーツ計時のパイオニアとして名高いロンジンは、2014年以降オフィシャルパートナーを務めている。

表彰式の「ロンジン賞」プレゼンターには、現在放送中のTBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』で佐木騎手役を務める高杉真宙が登場。1着でゴールしたカランダガンを称え、関係者にロンジンの腕時計を贈呈した。

また、ジャパンカップ表彰式のJRAプレゼンターとしてイチロー(元メジャーリーガー)も登壇。さらに、ロンジンのイベント会場には高梨臨、瀧本美織、柳俊太郎が訪れ、カランダガンが勝利を収めた最高峰のレースを楽しんだ。

「ロンジン賞 第45回ジャパンカップ」の表彰式

■高杉真宙コメント全文

──「ロンジン賞」を贈呈した表彰式の感想をお聞かせください。

客席からレースで大勢の方たちがいらっしゃるのを見てはいたのですが、表彰台に立って眺めると、客席で感じることのできなかった人の多さにびっくりしましたし、そのような場所で騎手の皆様や馬たちが戦っていると思うと熱くなりました。

──実際の「ロンジン賞 第45回ジャパンカップ」を肌で感じていただきましたが、改めて『ザ・ロイヤルファミリー』の撮影で印象に残った出来事などはございますか。

撮影で競馬場に何度もお邪魔していたので、飾ってある写真から調教師とジョッキーのつながりなどを感じることが多く、(調教師役の)安藤政信さんと「ここで最後握手とかしようか」など調教師とジョッキーの絆を感じられるようなお芝居ができたらと思い、話したりしていました。また、僕は馬との撮影も多かったので、できるだけ乗せてもらう時や降りた後に声掛けをすることも意識しておりました。

──『ザ・ロイヤルファミリー』役作りで大変だったこと。

やはり乗馬の練習ですね。騎手の役なので、乗馬の練習が大変でしたが、一番やっていて楽しかったなと思うことですね。

──「ロンジン賞 第45回ジャパンカップ」を実際に見て、競走馬とジョッキーの信頼関係を感じられたと思いますが、演じるうえで意識したことを教えてください。

乗馬をやらせていただいていたのも5〜6年前だったので、久々に馬に乗る練習をさせていただきました。競馬学校の先生方に指導していただきながら、演じさせていただきました。

「ロンジン賞 第45回ジャパンカップ」の表彰式

──本日のファッションポイントと、今回のロンジンの時計を着用して出掛けたい場所は?

ブラウンが流行っているので、ブラウン基調のスーツを着させていただきました。ロンジンさんの時計もブラウンなので、そのコーディネートが素敵なのかなと思っています。素敵なレストランが時計には合うのかなと思うので、しっかりオシャレして「大人だな」と思って行くのがいいのかなと思います。

──ロンジンは2014年以降ジャパンカップの公式パートナーを務めており、勝負を支えてきました。ご自身が”人生で覚悟を決めた瞬間”はどんな時でしたか?

僕自身は13歳でこの仕事に入ったので、始めるって決めたことと、続けるって決めた瞬間です。

──ジョッキーはレース直前に極限まで集中すると言われます。あなたがここぞという時に取り入れている“勝負前ルーティン”は?

「生姜」を食べる。生姜チップスや生姜ジュースを取り入れて身体を温めると集中ができます。学生の頃からそうやって撮影に挑んでいます。撮影以外では使ったことはないんですが、『ザ・ロイヤルファミリー』の撮影でも食べて飲んで演じています。

──2025年もあと少しになりましたが、今年1年を一言で表すと?

挑戦的な年だったと思います。それこそジョッキー役をやらせてもらったことが挑戦でした。今回『ザ・ロイヤルファミリー』に限っては、自分のできること、自分の幅以上のことをやらなければならない瞬間があったので、自分の限界を超えていけ、といった気持ちでやりました。来年はプライベートで競馬場に来たいです。一度だけ競馬の経験はあるのですが、実際に見たわけではなく映像だったので、走っている姿を見たいなと思います。

──ロンジンが190年以上時を刻み続けたように、これからの時間で”刻んでいきたい挑戦やテーマ”は何でしょうか?

来年30歳になるのですが、少しずつ年齢を重ねる中で、自分のできることや自分の信念をもう少しちゃんと見つけられたらと思って過ごしています。色々なことを経験して少しずつ積み重ねて、落ち着きを持ちたいと思っています。それこそ、ロンジンさんの時計が似合うような男になりたいなと思います。

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