西島秀俊「葛藤しながら挑んだ」 『人間標本』特別映像で語る覚悟と市川染五郎への深い信頼
#Prime Video#人間標本#市川染五郎#湊かなえ#西島秀俊
台湾ロケやメイキングなど、緊張と信頼が交差する撮影の裏側
西島秀俊を主演に、現代劇ドラマ初出演となる市川染五郎を共演に迎え、湊かなえの原作をドラマ化した『人間標本』より、キャスト・スタッフのインタビューや貴重なメイキングシーンを収めた特別映像を紹介する。
・西島秀俊×市川染五郎が親子役で共演するドラマ『人間標本』の場面写真をすべて見る
本作は、「告白」「母性」「ユートピア」など数々の衝撃作を世に放ち続けるベストセラー作家・湊かなえが、デビュー15周年を記念して書き下ろした同名小説の実写ドラマ。“イヤミスの女王”と呼ばれる湊が、10年来温めてきた“親の子殺し”というセンセーショナルなテーマとともに、複数の視点によって新たな真実へと姿を変えていく極上のミステリーサスペンスだ。
盛夏の山中で発見された6人の美少年の遺体──。自首したのは、有名大学の教授で蝶研究の権威・榊史朗だった。幼少期から蝶の標本作りを通じて「美を永遠に留める」という執念に取り憑かれた男は、やがて最愛の息子までも標本に変えてしまう。蝶に魅せられた史朗は、なぜ事件を起こしたのか。その狂気の犯行の真相は、複数の視点によって、やがて新たな真実へと姿を変えていく。
西島秀俊が主演を務め、現代劇ドラマ初出演となる市川染五郎との初の親子役での共演が実現。『余命1ヶ月の花嫁』(09年)や『月の満ち欠け』(22年)を手掛けた名匠・廣木隆一監督が、湊とは『母性』(22年)以来2度目のタッグを組む。

今回紹介するインタビュー映像は、「これは大変な仕事を受けたな、というのが最初の印象でした」という西島秀俊の一言からスタート。本作で描かれる“親の子殺し”という禁断の物語に葛藤しながらも挑戦を決意した西島の心境とともに、「とてもヘビーな内容なので、集中力を保って自分を維持できるかなと不安がありました」と語る市川染五郎や、「すごいプレッシャーでした」と明かす廣木隆一監督ら、作品に懸ける覚悟が赤裸々に語られている。
映像中盤では、クランクインに臨む西島をはじめ、現代劇ドラマ初出演でありながら西島もその美しい佇まいを絶賛する染五郎の、凛々しくも無邪気な姿を捉えたメイキングシーンも収録。西島は染五郎について「背筋に一本筋が通っているところが美しさに繋がっている」と評し、染五郎も「自然と“父親”としての距離感を作ってくださってありがたかった」と、初共演ながら全幅の信頼を寄せていることを明かしている。
台湾でのロケでは、蝶研究の権威である大学教授・榊史朗(さかき・しろう)と息子・榊至(さかき・いたる)を演じた西島と染五郎が、まるで“本物の親子”さながらの空気感を漂わせながら交流を深めていく様子が映し出されている。
原作者・湊かなえは、「(本作のテーマを)子どもがきちんと受けとめられるようになってから書かないといけないと思っていました」と、10年以上にわたり本作を温め続けていた理由を明かす。そんな湊が、撮影地の山奥で思わず感動の声を漏らした“人間標本”の制作風景は必見だ。
染五郎とともに、おぞましくも美しい標本姿となる少年たちを演じた荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫の姿も垣間見え、ミステリアスで耽美な本作の世界観への期待が一層高まる映像となっている。
また、場面写真では、西島と染五郎にとって大切な思い出となった台湾の地で見せる、榊親子の仲睦まじい様子が切り取られている。蝶の世界に魅了され、最愛の息子までも標本に変えてしまった史朗。彼の本質は、異常殺人者か、至高の芸術家か――。場面写真からは想像もつかないほどの狂気と悲哀に満ちた結末は、本編で確かめてほしい。
『人間標本』(全5話)はPrime Videoにて2025年12月19日より世界配信開始。

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