長尾謙杜「本当に幸せな1ヵ月でした」 山田杏奈と共に迎えた『恋に至る病』クランクアップ映像公開

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(C)2025『恋に至る病』製作委員会

TikTokで200万再生超、“純愛か洗脳か”をめぐる声が続出

長尾謙杜と山田杏奈をW主演に迎え、斜線堂有紀の小説を映画化したラブストーリー『恋に至る病』。現在公開中の本作より、温かい拍手に包まれ、笑顔あふれる瞬間を収めたクランクアップ映像を紹介する。

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本作は、ミステリ・サスペンスジャンルと恋愛ジャンルを縦横無尽に横断する俊英作家・斜線堂有紀による同名小説を映画化。興行収入13億円の大ヒット作『月の満ち欠け』(22年)で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一監督がメガホンをとる。

内気な男子高校生・宮嶺と学校中の人気者・景。不器用で一途な初恋、やがて交わした約束。「どんな私でも守ってくれる?」。しかし、同級生の不審死がふたりの周りで続発し、宮嶺は恐ろしい疑惑を抱く。「もしかして君は、人を殺したの?」。それでも、抑えることができない彼女への気持ち。衝撃のラスト、その先で明かされる“彼女の宮嶺への想い”とは?

内気な男子高校生・宮嶺望を演じるのは、長尾謙杜。昨年、初のアジアツアーを大成功させた人気グループ「なにわ男子」の最年少メンバーであり、俳優としても活躍がめざましい。今年だけでも『室町無頼』への出演や『おいしくて泣くとき』での劇場用映画初主演、『俺ではない炎上』など話題作の公開が続く、いま最も旬な若手俳優のひとりだ。

長尾とともにW主演として寄河景を演じるのは山田杏奈。2016年のスクリーンデビュー以降、『ミスミソウ』(18年)『小さな恋のうた』(19年)などで着実にキャリアを重ね、『ゴールデンカムイ』(24年)『正体』(25年)で第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞・新人俳優賞をW受賞。彼女が演じる二面性のある役柄は、まさに映画ファンが求める次なる挑戦といえる。

全国の映画館で上映中の本作は、TikTokの書籍系アカウントによる紹介動画が200万回再生を超える大反響を記録し、さらに30回を超える重版を重ねている同名小説を実写化した作品だ。先週の全国公開以降、若い世代を中心に劇場へ足を運ぶ観客が続出し、見る人によって“純愛”と捉えるか“洗脳”と感じるか意見が分かれる感想が相次ぎ、SNSでも話題を呼んでいる。

そんな中、新たに解禁されたのは、W主演を務める長尾謙杜と山田杏奈のクランクアップ映像とクランクアップ写真。撮影を終えたふたりの感謝の言葉と、作品への想いがにじむ特別映像となっている。

本作で長尾が演じるのは、心優しくも内気な男子高校生・宮嶺。山田が演じるのは、誰もが憧れる学校一の人気者・景。正反対のキャラクターを演じながらも、現場では互いを信頼し合い、支え合う関係性を築いていたという。作品の根底に流れる「この恋は、純愛か、洗脳か——」という危うい恋を誠実に演じ切ったふたりに、クランクアップ時には廣木隆一監督から花束が手渡され、現場には惜しみない拍手が送られた。

映像の冒頭で山田は「みなさん本当にお疲れさまでした!」と笑顔で挨拶。続けて「作品に真摯に向き合える幸せな撮影期間でした。廣木組に参加できて本当によかったです。監督ありがとうございました!」と感謝を伝えた。

3年ぶりの共演となった長尾との撮影については、「エモーショナルな気持ちもありつつ、すごく楽しく過ごさせていただきました」と振り返った。柔らかな笑みからも、充実した時間を過ごしたことがうかがえる。

長尾も「まずはみなさんお疲れさまでした!」と山田に負けない明るい挨拶をしたあと、「みなさんと会う撮影が本当に毎日楽しくて、最初は不安もあったけれど、温かく迎え入れてもらって幸せな1ヵ月でした。この作品に携われたことがとても幸せで、みなさんに見ていただく日が待ち遠しいです」と胸いっぱいの思いを口にした。

本作は、長尾と山田だからこそ、宮嶺と景というキャラクターに“生”が宿り、ラスト4分の衝撃とともに見る者の心を深く揺さぶる作品が誕生した。クランクアップ写真に映るふたりの、安堵と達成感に満ちた表情がすべてを物語っている。

『恋に至る病』は現在公開中。